子どもと楽しむ“食育まるくと”〜なんでも食べてね のおはなし〜
ママ達はみんな、かわいいわが子の為にいっぱい考えて毎日のお食事に向き合ってることと想います。お仕事との両立や上の子、下の子のお世話に追われながら…カラダに良いもの、喜んでくれるもの、なるべく手をかけてあげたいとがんばってるママをたくさん見てきました。こんなに一生懸命考えてるのに偏食ばっかり(泣)とか 少食やムラ食べで残されるとがっかり(泣)とか。栄養が摂れているのか心配…って言葉をよく耳にします。何でも元気においしく食べてほしいのはママ達共通の願いですよね。
ここでひとつ食育雑学。
目次
“好き嫌い” と “偏食” は違うんです。
“好き嫌い” は、例えば牛乳は飲めないけどチーズや卵など同じ栄養素を含む食品群の中には食べられるものがあるといったケースで、牛乳で摂りたかった栄養素はチーズや卵で補えてるから栄養バランス的に問題ないって場合がほとんどです。
一方 “偏食” は肉や魚は食べられても野菜全般全く食べられない…といった特定の栄養素が欠けてしまうことを指します。この場合、栄養不足からくる体調不良や栄養失調が心配になります。大抵の場合、ママが偏食だと心配するケースの多くは “好き嫌い” なことがほとんどだといいます。
食べたことがない、見慣れていないも子どもが敬遠する理由のひとつ。未知の食材を前に“食べてみよう!!”と挑戦してみるまでのペースはその子なり。子どもが何かに挑戦する時は最低1年はかかるもんだ…と割り切っておおらかに構えて大丈夫。大事なのは気長に構えながらもあきらめないこと。
食べてくれない食材も献立には使うようにして常に子どもの目に触れさせ、食べてみたい!! のタイミングを逃さないように見守ることが大事です。うちの子のケースでは、苦手な食材はいくつもあったのですがスープに突っ込めばなんでも飲んでくれると分かっていたので「具は残しても栄養分は飲み込んだな…しめしめ」と思っていました。笑
まとめ
余裕のある日は一緒に食材を選んだり、型抜きや盛りつけなど簡単なお手伝いをお願いしたり、お弁当箱に詰めてみたり、お子さまランチに仕立ててみたり、お友達呼んでプチパーティしたり…食のスキンシップで楽しみながらおいしいね!! を増やしたいですね。大好きな人に囲まれて楽しい時間の中で食べる幸せなひとときは、なんでもおいしくしてくれる魔法がかかるかもしれません。
atelier feliz 柴田 典香
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