子どもと楽しむ食育まるくと〜コツコツカルシウムのおはなし〜
体にいい栄養素と聴くとそればっかりに気をとられがちですが…人のカラダの中ではひとつだけで働くものは少なく、さまざまな栄養素が助け合いながら働いてくれています。
目次
丈夫な骨といえばカルシウム
ママがしっかり採らせたいと願う栄養素の代表ですよね。乳製品、桜エビ、海藻、小魚などに多く含まれます。骨にとって大切な栄養素ですが カルシウムさえ摂取すれば良いか…と言うと答えは “NO”。
健康な骨を創るには“ビタミンD”“ビタミンK2”を加えた栄養素をバランス良く摂り、カルシウムをきちんと吸収して骨への沈着を促すことが大切なのです。
マグネシウムも効果的。牛乳ばっかり飲んでいてもダメ…ってことですね。
ビタミンK2とビタミンD
ビタミンK2はあまり耳慣れないのですが、微生物により作られ骨の強化に役立つビタミンで、納豆が優秀選手です。
ビタミンDはキノコ類や卵や鮭、イワシの丸干しなどに含まれていますが、食品から摂るほかに日光を浴びることで体内合成することもできるのです。だから楽しいお散歩だって立派な食育活動の一環になるのです。どちらも脂溶性のビタミンなので油を使ってお料理することで吸収が良くなります。
例えば 「鮭と納豆と卵の炒飯」「きのことチーズのオムレツ」なんてパーフェクトな骨活ですね!
桜エビ、乾燥わかめ、イワシ丸干し、乾燥納豆をミキサーにかけて作るママお手製の「元気っ子ふりかけ」があれば毎日コンスタントに補給できます。胡麻とほんのちょっぴりの蜂蜜で子どもちゃんも食べやすくなりますよ。
マグネシウムは海藻類やナッツに豊富に含まれるので“小魚アーモンド”は理にかなった優秀おやつだったんですね。
まとめ
・幼児・・・・・・・・・・75%
・10代成長期・・・・40%
・20~30代・・・・・30%
・40~50代・・・・・20%
・60代・・・・・・・・・・10%
これは年代別カルシウム吸収率!
この数字から分かるのは「同じカルシウムを摂っても年齢が低い方がたくさん吸収してくれる」ってことです。
小さな子どもちゃんのうちにおいしくしっかりカルシウム採らせてあげたいですね。
atelier feliz 柴田 典香
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