ベビーフードのすすめ♪

この記事は2020年8月5日に更新されたもので、内容が古い可能性がありますのでご注意ください。

赤ちゃんの離乳食をスタートさせるとき、悩んでしまうのが月齢に合った食材やメニューではないでしょうか。本やネット上でいくらでも情報は手に入りますが、忙しい毎日に全てをこなしていくのは大変ですね。そんなママたちをサポートしてくれるベビーフードに関して、離乳食の基本を交えてご紹介します!

 

目次

離乳食はいつから始める?

まず、離乳食とは何を目的にいつから始めるのかご紹介します。目的としては、これまで母乳やミルクで育ってきた赤ちゃんが、徐々に形や固さがある食物に慣れ、最終的には自立して食事を摂ることができることを目指す時期を「離乳食期」と言います。この期間中、まだ歯も生え揃っていないのでやわらかいものから始め、噛みつぶす、飲み込むという練習をスタートさせましょう。赤ちゃんの成長にもよりますが、生後5~6か月ごろから離乳食を開始させます。

 

こんなサインが現れたら離乳食スタート!

上述で5~6か月ごろから開始とありますが、具体的に以下のようなサインが現れたらスタートする目安です。個人差があるので焦らずゆっくりした気持ちで始めましょう。

1.首がしっかりすわり、支えてあげると座ることができる。
2.大人の食事やおやつ、食べ物に興味を示す。
3.赤ちゃんの口にスプーンを入れても嫌がったり、舌で押し出すことが少なくなる。

 

 

ベビーフードの種類

「ベビーフード」と耳にすると、手作りの離乳食も含まれると思われがちですが、実際には乳児を対象とした加工食品全般のことを指します。現代ではさまざまなタイプのベビーフードが販売されているので、ぜひご家庭や用途に合ったものをチェックしてみてくださいね!

 

レトルトパウチタイプ

ベビーフードと言われて始めに思いつくのがレトルトパウチタイプだと思います。主にドラッグストアやスーパーなどでもよく見かけることができるベビーフードですが、レンジで温めたり、封を切って常温でも食べさせることのできるとても便利なタイプです。現在では赤ちゃんの月齢別でさまざまな味付けや工夫がされているので、選ぶのも楽しいですね!
ママが疲れていたり、三回食になり忙しく手が回らないときにぴったり。ビン詰めやカップとは違いかさ張りにくいので、おうちに常備しておくととても便利です。

 

ビン詰めタイプ

ビンに詰められているタイプで、おかゆやご飯、うどんなどの主食やおかず類、野菜や果物のピューレなど幅広い種類が販売されています。ビン詰めならではの賞味期限が長いのも特徴で、ストックや災害用にぴったりですが、保管に場所を取ったり、破棄の際には少々面倒と感じてしまうことも。

 

カップタイプ

小さなカップ容器に入っていて、温めてもそのままでも食べられるとても便利なタイプのベビーフードは、衛生面が気になる外出先で食べたり、ママの息抜きとしておうちで食べさせたりできる優れもの。主食とおかずがセットになったものもあるので、あれこれ献立を考える必要もナシ。手を加える必要がないので、いざというときに頼りになるベビーフードです!

 

粉末タイプ

粉末タイプには、主にスープなどのだしや、じゃがいも、にんじんなどの野菜が粉末状になったものが販売されています。手作りの離乳食にプラスできる素材や、アレンジの幅が広がるので人気のベビーフードです。調理方法も簡単で、お湯を注いで混ぜるだけで完成するのもポイント。マンネリ化した離乳食を変身させる、おすすめのベビーフードです!

 

フリーズドライタイプ

お湯で溶くだけで完成する、粉末タイプと似ているフリーズドライのベビーフードですが、食材の裏ごしにしたものが多く、離乳食開始時や、初めて口にする食材のおためしとしても人気なタイプです。野菜類はもちろん、魚や鶏肉などといったおかずになるような食材も扱っているので、いつものおかゆやスープのアレンジにも応用できますね。

 

 

ベビーフードのすすめ

お出かけが楽に!

手作りの離乳食を持ち運ぶ際に、衛生面や食中毒が気になるママが大半だと思います。だからと言って、ミルクだけというのも心配ですね。そのようなときに活躍するのがベビーフードです!レトルトパウチタイプやカップタイプをおすすめしますが、カップタイプは容器を食器としてそのまま食べさせることができるので衛生面で安心です。子どもが食べたあとの空の容器は、外出先のレストランなどではそのまま置いて帰らずに、家庭に持ち帰って処分するのがマナー。どうしても、という場合は、お店の方に一言断っておきましょう。

 

メニューがマンネリ化したころに

毎日おかゆかうどん、おかずも同じようなものばかり……とマンネリを迎えていませんか? そのような時は、前述にもあるように「フリーズドライタイプ」や「粉末タイプ」の離乳食を加えるだけで、彩りも味にも変化が付けられます!ビンやレトルトパウチタイプのベビーフードも、ママの息抜きや忙しく手が回らないときに必要ですね。中には味付けがしっかりとしているメーカーもあるので、塩分や成分が気になるママは、与える前に味見をしてみるといいかもしれません。

 

災害用に常備

いつどこでどのような災害が起こるかわからない、災害大国の日本。台風や地震でライフラインが途絶えてしまったり、避難させなければいけないときは赤ちゃんの離乳食としてベビーフードを常備しておくと安心です。避難所で配給される食べ物は、パンやおにぎり、カップ麺など1歳未満の赤ちゃんが口にできないものが多く、実際に困ったと言う声も挙がっています。賞味期限が長いビン詰めタイプはおすすめですが、荷物がかさ張ったり、重いというデメリットも。衛生面を考えカップタイプがおすすめですが、賞味期限が比較的短いので定期的にチェックして、食べたら新しいものを非常持ち出し袋に補充するように習慣を付けましょう!

 

 

楽しく離乳食期を過ごそう!

手作りの離乳食はもちろんベビーフードも活躍させて、赤ちゃんにとって「食事とは楽しい時間」であることを感じてくれるようなポイントを挙げました。

 

成長に合った離乳食をチョイス

育児本やネットの情報を鵜呑みにせず、わが子の成長に合った大きさ、固さの離乳食を用意しましょう。大きすぎたり、固すぎるものは吐き出してしまうことも。また、食べさせたことのない食材やベビーフードは、赤ちゃんの様子をよく観察しながら食べさせるのがポイントです。アレルギー反応が見られた場合はチェックし、周りの家族にも伝えるようにしましょう。

 

楽しい雰囲気で食事しよう!

ママや家族が笑顔で赤ちゃんに声をかけながら、楽しく食事を摂るような環境にしましょう。食事とは楽しいもの、と赤ちゃんに雰囲気で伝えることがとても重要なポイントです。赤ちゃんが全く口を開こうとしなかったり、少しだけ口にして食べない場合、無理をして食べさそうとするのはNG。たまたまおなかが空いていないか、機嫌が悪いかなど、別の問題の可能性があるので様子をみましょう。

 

 

まとめ

さまざまなタイプのベビーフードが販売されていますが、目的や用途に合った使い方をすることで、赤ちゃんのお世話がもっと楽しく、またママに余裕をもたらせてくれたりなど、子育ての助けになります。普段の生活からいざと言う災害時まで幅広く活用していきたいですね!

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ナノマム編集部

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