どこが良いのか分からない!
子どもにあった幼稚園選びのコツ

この記事は2020年2月26日に更新されたもので、内容が古い可能性がありますのでご注意ください。

そろそろ幼稚園選びを本格的に始めたいけれど、何をポイントとしてチェックすればいいのか分からない!というママやパパの声をよく耳にします。とりあえずママ友や知り合いからの評判を聞いてみたものの、どれも同じように感じられて困った…という方は、幼稚園見学会に参加する前に今回ご紹介するコツをぜひ押さえてください。わが子に合った幼稚園がきっと見つかるはずです!

 

目次

幼稚園のパンフレットや案内を取り寄せよう

幼稚園選びの第一歩は、自宅付近や気になっている幼稚園のパンフレット、案内を取り寄せるところから始まります。案内が届いたら、園の教育目標や園オリジナルの学習、目玉となる行事などを園ごとにチェックしましょう。また、わが子の性格に合っているかな?など想像しながら、写真から伝わる雰囲気も確認していきましょう。パンフレットなどに載せきれない預かり時間や課外学習などの細かい情報は、園のホームページで掲載されていることが多いので、合わせて確認してみて。

また、園によっては取り寄せた資料に手書きのメッセージが添えられていたり、かわいらしい切手が貼られていたり…。受け取った保護者の印象まで想像できる、細やかな気配りができている幼稚園は園生活にも良く反映されていることが。他の園にはないちょっとしたポイントもキャッチしていきましょう!

 

見学会でチェックすべきポイント

幼稚園選びのコツはたくさんありますが、特に以下のポイントをチェックしながら見学会などに望むといいでしょう。

 

力を入れている課内カリキュラム

幼稚園ごとに力を入れている課内カリキュラムは異なります。学研や公文式といった、教育界でも大手と提携を結び学習に取り入れている幼稚園もあれば、美術や音楽の特別講師を招いて直接指導を受けられる機会があったり、オフシーズンでもスイミング施設に通い、水泳が一年中学べるなど、さまざまなアピールポイントがあるでしょう。わが子の性格や興味に合うカリキュラムが組まれている幼稚園があれば要チェックです!

 

園児の人数

園に通う園児の人数にも注目してみてください。考え方はさまざまですが、まずはパパやママがメリットとデメリットを挙げてみてください。園児の人数が多い場合、主にメリットとして挙げられるのが友達とのコミュニケーションの場が広がったり、園児が多ければ園の規模も大きいのでそれに伴ったイベントが行われたり、各種発表会がコンサートホールを貸しきって行われるなど、家族で思い出に残る体験ができることも。また、クラス役員に当たらない確率も高いかも!?と考えるママもいるようですね。逆に人数が少ないことをメリットとするのであれば、先生の目が行き届きやすく安心であることや、お友達との交流が密なものになり、アットホームな雰囲気で育つことができるなど、考え方によりさまざまです。

 

園庭の広さや安全性

子どもが思いっきり走り回れるような園庭があるのが望ましいですね。遊具が古くなっていないか、高いところに上れないよう工夫してあるかなど安全性も同時にチェックしましょう。

 

園や働く先生の雰囲気

園の先生たちの第一印象も、園選びのポイントとして重要です。先生同士が連携を取れていたり、協力し合っていることはもちろん、園児と楽しそうに過ごしているか、教室や廊下の掲示物などがイキイキしているかもチェックしてみましょう。

 

園児の様子

就園している園児たちの様子も観察できれば忘れずにしてください。先生やお友達と楽しくコミュニケーションが取れているか、どのようなことをして園庭で遊んでいるかなど、「もしわが子がこの幼稚園に入園したら」と想像力を膨らませてみましょう!

 

園舎などの安全対策

園舎が多少古くなっている場合もありますが、火災や災害時の安全対策がきちんと行われているかが重要です。避難訓練が定期的に実施されているか、避難先や災害時の子どもの引渡しサポートなども、問い合わせてみましょう。

 

ママや家族の生活スタイルを考えて

幼稚園の特色や様子を押さえることも重要ですが、ママやパパ、きょうだいなど他の家族のライフスタイルに合っているかの確認も、幼稚園選びの忘れてはいけないポイントとなります。

 

園の場所

自宅や勤務先の付近や沿線上に幼稚園があることが一番望ましいでしょう。あまりにも距離が離れている場合、幼稚園からの呼び出しや災害時、すぐに駆けつけられないことがネックになります。就学しているきょうだいがいる場合、学校の近くであれば万が一の際に一度に子どもたちを迎えに行けるので安心です。

 

通園方法

地方の場合、通園方法は主に通園バスの利用か、自家用車での送り迎えが大半です。ママやパパが通勤時に送っていけるのか、帰宅は規定の時間までに迎えに行けるのか、通園バスの時間は出勤や帰宅に間に合うのかなどをチェックしてみましょう。

 

習い事との連携

子どもの習い事を同時に考えている場合、幼稚園で課外カリキュラムとして園の敷地内で受講できる習い事があるか確認してみましょう。園外での習い事の場合、送り迎えが必要になりママや家族の負担も増えます。園内で受けられることができれば安全面でも安心ですね!

 

保育時間や期間

働くママが一番気になるのが保育時間や期間ですね。保育園のようにお盆期間も預かりOKとまではいきませんが、最近では保育料の無償化制度も後押しし、保育時間の早朝、延長を採用している幼稚園も多く、長期休暇中も預かり保育を実施している園がたくさんあります。ママや家族のライフスタイルとよく相談して決めましょう。

 

給食の有無

給食かお弁当か、どちらにもメリットとデメリットはありますが、ママやパパが重要視しているのであればチェックしてみましょう。特にアレルギーを持つお子さんのケアの体制も事前に問い合わせることがポイントです。

 

口コミもぜひ参考に!

園に通っている子どもを持つママに評判を聞いてみる

近所や知り合いに、園児の親がいれば実際に評判を聞いてみましょう。パンフレットやホームページ、見学会で得られる情報はわずかです。気になることやこの園に決めたきっかけや理由を聞いてみることで幼稚園選びの材料の一つとなるでしょう。

 

小学校の学区を押さえよう

少し先の話になりますが、わが子の小学校の学区を押さえることも幼稚園選びのコツの一つです。園のカリキュラムが魅力的で自宅から離れた幼稚園に通わせたけれど、同じ学区の子どもがいないので、小学校では全く顔見知りがいない、ということも考えられます。子どもも親もある程度知り合いがいたほうが小学校では心強い!と考えるママやパパは、学区を踏まえて幼稚園選びをすることをおすすめします。

 

まとめ

少子高齢化となり、各幼稚園もオリジナルの特色を出すことに力を注いでいます。「わが子が新しいチャレンジをするきっかけとなればいいな」、「個性を伸ばしていけたら」という思いと、現実を上手く照らし合わせ、通わせてよかったと思えるような幼稚園にめぐり合えたらいいですね!

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ナノマム編集部

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