子どもと節分を楽しむ

この記事は2019年1月23日に更新されたもので、内容が古い可能性がありますのでご注意ください。

節分と言えば誰もが思い浮かべる「豆まき」。岐阜県では、「玉性院」や「来振寺」の豆まきが大変有名ですね。しかし、お寺などで開催される豆まき行事は毎年たいへんな人で賑わい、小さな子ども連れで参加するのに不便であったり、夜に開催され危険であったりするので、家庭で過ごすことが多いと思います。節分は、子どもたちがいるからこそ家族みんなで楽しめる伝統の行事なので、今回は年齢別に家庭で楽しめる節分の遊びをご紹介します!

 

目次

節分とは?

多くのママがイメージする節分は、鬼退治や厄除けのために豆を撒く行事と言うところでしょうか。節分は文字通り「季節を分ける」、季節の移り変わりの節日であり、古来より現代の節分にあたる立春は、一年の始まりとして特に大切にされていことが始まりだと言われています。豆を撒いて悪鬼を追い出す行司は、なんと室町時代から続いているそうで、日本の伝統行事の重みを感じますね!

 

0~1歳の赤ちゃんにぴったりの節分の楽しみ方

まだ小さい赤ちゃんがいるご家庭では、安全面から小さな豆を撒くことに抵抗があったり、どのように節分を楽しめばいいのか分からない・・・・・・というママも多いと思います。これからご紹介する遊びで節分の雰囲気を楽しんでくださいね!

鬼のおめめ、描けるかな?

赤ちゃんから大きいお兄ちゃんやお姉ちゃんがいるご家庭にぴったり! 鬼のお面作りは、家族の共同作品にぴったりの遊びです。
ママや家族が書いた鬼の顔に、赤ちゃんにクレヨンなどで目を描いてもらいましょう! 軽く手を添えてあげてもいいですし、赤ちゃんが思うように描いて、どんな顔が出来上がるのか楽しみにしたり・・・・・・。赤ちゃんのこぶしに赤やピンクの絵の具を塗って、鬼のほっぺたにペタンとスタンプのように押すなど、楽しみ方はいろいろアレンジできそう! 出来上がったら切り取ってお面にし、ぜひパパにかぶってもらってくださいね。

ママのお膝で鬼は外♪

ママと二人で楽しむ遊びとして、赤ちゃんをママの膝にのせ、大人も子どもも思わず口ずさんでしまう節分の童謡「まめまき」で手遊びしてみましょう。この歌の歌詞には、「ぱらっぱらっ」と言う豆まきの様子を表す擬態語が含まれています。赤ちゃんの五感や感性を養う助けにもなる擬態語や擬音語が登場する歌は、実は小さな子どもに聞かせるのにぴったりなのです。
手遊びの振り付けはママが自由に考えて、赤ちゃんとのよいスキンシップの時間を楽しみましょう!

鬼退治は寝相アートで!

子どもが赤ちゃんの頃、ママが一度はやってみたいと思ったことのある「寝相アート」。赤ちゃんのお昼寝の時間に節分寝相アートを楽しみましょう!
市販されている鬼のお面を、赤や青のタオルや衣類で作った鬼の体につけ、寝ている赤ちゃんの横にセッティングします。赤ちゃんの手に画用紙などに描いたマスを置き、肌色の折り紙を小さく丸めた豆を、赤ちゃんが撒いているかのように並べたら完成! 簡単に準備ができ、片付けも楽な寝相アートです。こだわるママは、もっとアップグレードしたものが撮れそうですね!

2歳からおすすめの節分の楽しみ方

ママや家族のお話がある程度分かるようになったらチャレンジしていただきたい節分の遊びをご紹介します!

絵本の読み聞かせ

書店や図書館では、季節やイベントにぴったりな関連書籍をピックアップして店頭の目立つ場所に置かれていることが多いですね。子ども向けの絵本もその一つです。この機会に立ち寄って、節分にまつわる絵本をお子さんと選んで読み聞かせをしてみては? 有名な歌「おにのパンツ」がそのまま絵本になった歌って楽しめるものや、鬼視点で描かれたものなど大人も楽しめる絵本に出会えるかもしれません。保育園などに通う年代のお子さんであれば、「なぜ鬼に豆を撒くのか?」などという素朴な疑問が解消されたり、園の豆まき行事がより楽しめる材料にもなりそうですね!

鬼さんボーリング

空のペットボトルを6本程度準備し、ペットボトルに合う大きさに切り取った鬼の絵を、1本ずつ貼り付けます。ボーリングのように並べて完成です! 鬼たちを退治する豆の代わりになるのは、子どもが手でつかめる大きさのボールです。鬼のペットボトルを何本倒せるか家族でチャレンジ! 大きいお兄ちゃんやお姉ちゃんも交えて遊ぶ場合は、ペットボトルに少し水を入れて倒れにくく工夫したもので遊ぶと盛り上がるかもしれませんね!

鬼のパンツを作っちゃおう

家族で豆まきをする際、鬼役と言えば大抵はパパが買って出るものでしょう。ただ鬼のお面を被るだけでは味気ないので、今年は子どもと鬼のパンツも作ってあげてはいかがですか?

用意するものは、パパの汚れてもよい半ズボンと黄色と黒のガムテープです。鬼のパンツのイメージカラー、黄色の半ズボンがあれば越したことはないですが、なかなか持っている方は少ないので後始末もしやすいカラーガムテープで模様を作っていきます。

半ズボン前面の全体に黄色のガムテープを張ったら、黒のガムテープをトラ柄風に細長くカットしたりして、子どもと一緒に貼り付けて鬼が履いているようなパンツの雰囲気を出します。半ズボンはできればウエストがゴムで余裕のあるものや、水着であれば長ズボンの上から着用できるので、寒い玄関先から鬼が訪ねてやってくる演出にも一役買いそうです。カラーガムテープは100円ショップなどで気軽に購入できますので、探してみてくださいね。

恵方巻き作りにチャレンジ!

節分の日の楽しみと言えば、恵方巻きを食べることも欠かせませんね。忙しいママですが、お子さんと作る恵方巻きも一味違ったおいしさを感じられるかもしれませんよ!

子ども用の恵方巻きの中身は一般的な具材ではなく、子どもが食べやすいたまごやカニカマ、鮭フレークなど好きなものを準備すると喜ばれます。ママや家族と一緒に、平たくしたご飯の上に具材を乗せてみたり、くるくると巻いてみたり・・・・・・。準備するのは大変ですが、一口食べたら子どもも大人も思わずニッコリしてしまう節分の楽しみ方です!

まとめ

節分の日は、家族で豆まきをしたり恵方巻きを食べたりするだけでも十分楽しめますが、家にあるちょっとしたものを工夫するだけでゲームに早代わりしたり、記念に残るものになったり・・・・・・。小さなお子さんがいるご家庭ならではの楽しみ方ができるといいですね!

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ナノマム編集部

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