子ども一人一人に適した習い事の見つけ方

この記事は2019年1月30日に更新されたもので、内容が古い可能性がありますのでご注意ください。

子どもの習い事をスタートさせるきっかけとして多いのが、幼稚園の入園の時期や小学校へ上がるタイミング。我が子のために将来に役立つスキルや勉強をさせたいのが親心です。でも、習い事と言っても数ある中から子どもに合うものを選ぶのはとても難しいですよね。そこで、今回はそんな子ども一人一人に適した習い事の見つけ方を考えていきましょう。

 

目次

一番のポイントは子どもが興味あるかどうか

スイミングに英会話、バレエや体操など様々なジャンルの習い事があり、全部が必要そうに思えてきてどれを選べば良いのか分からなくなりますよね。そんな時は子どもに選ばせてあげればいいのです!

選択肢を用意してあげて一番興味があるものを

習い事で一番大切なのは、本人がその習い事に興味があるかどうかということです。子どもの将来を案じて親がさせたい習い事もあると思いますが、子ども自身が興味を示さなければ長続きはせず、後々時間とお金の無駄だったと後悔するかも知れません。そうならないためにも、子どもが今一番何に興味を示しているのかを知ることが重要です。

子ども自身が自分は何をしたいのかが分からない場合は、いくつか習い事をリストアップしてあげてその中から一番やってみたいと思うものをまずはさせてあげましょう。

金銭的、通う場所、時間などライフスタイルに合った条件を

子どもに習わせたいものがあっても、継続して通うのが困難であれば本人のやる気があっても続けることができなくなります。習い事をさせる上でクリアしておきたい条件が3つあります。

・金銭的に可能かどうか
・通う場所は遠くないか
・時間帯がお迎え時などの都合がつくか

まずは毎月の月謝が家計を圧迫しないかどうかです。子どものためと思ってお金を掛けても家計が苦しく生活水準が下がってしまうのは、結果的に子どものためになりませんよね。習い事を探す前に、毎月いくらまでならお金を出せるか家族で話し合って決めておきましょう。

次に、通わせる場所が自宅からあまり遠いと通うのがだんだんと辛くなっていきます。雨の日や雪の日、夏の暑い時期や冬の寒い時期、子どもも親も通わせるのに苦にならない程度の距離にしてあげましょう。

そして、習い事の時間帯も重要で、習い事が終わる時間とお迎えに行ける時間が合わないなど都合が悪くなるものは避けましょう。行き帰りが一人の場合も、あまり遅い時間帯だと夜道を子ども一人で歩くのは心配ですよね。ライフスタイルに合わせてどんな時間帯が好ましいのか考えておきましょう。

 

小さい頃からの習い事は小学校へ上がるタイミングで続けるか決める

習い事は早い子で2〜3歳からスタートする場合があります。
最近ではスイミングや英会話を習う子が多いですよね。そのくらいの年齢からやっている習い事がある場合、これからもずっと続けていった方がいいのか終わりにした方がいいのか判断に迷うことがあります。そんな時は、小学校に上がるタイミングまで待ってそこを分岐点として考えていきましょう。

本人のやる気があるか、成果が出ているか、時間や金銭的な問題、様々な視点から継続させるべきかどうかを決めやすい時期なので、今の習い事をいつまでやらせようか?と悩んだときは小学校に上がるまで待ってから決めると区切りをつけて再スタートしやすくなります。

習い事選びに失敗しないためにやっておきたいこと

子どもにやらせたい習い事がある程度決まってきたら次は教室選びです。
これも一つのジャンルだけでもたくさんの教室があり、自分の子どもに合うのはどこなのか見つけるのが大変ですよね。そこで、教室選びで失敗したくないときにチェックしておくべきポイントをまとめました。

今の時期は習い事をするタイミングとして適しているか

習い事といっても、スイミングやサッカーなどのスポーツ系や英会話や書道などの文化系とありますが、習い事を始めるタイミングとして今の時期は適しているかどうかも考えなければいけません。
例えば、スポーツ系の習い事を寒い冬の季節から通わせてしまうと風邪を引いてしまうことが多く、せっかく通わせても月の半分は休んでしまったという場合もあります。これでは時間やお金がもったいないので、スポーツ系の習い事をするなら暖かい季節から始めるのがおすすめです。
また、本人がそもそもやる気がないのなら通わせても結果的に長続きしないので、子どものやる気がないうちはしばらく様子を見ても良いでしょう。

 

流行っているものよりも目的をしっかりと持ったものを選ぶ

目新しいものは子どもの興味を引きやすいですが、最近流行っているからとかお友達がやっているからという理由で習い事を始めると、後々すぐに興味を失いやすくなります。
子どもが何かに興味を持つのは素敵なことですが、それが一時的なものか長い目で見たときにしっかりと目的があるかどうかも大事になっていきます。流行りの習い事も単なるきっかけでずっと続けられるならいいですが、ただの勢いだけで通わせることのないように見極めたいですね。
習い事は単なるスキルアップのためだけでなく、継続してやり遂げる力も育つようになるのでなるべく続けられるものを選びましょう。

 

ネットや周りからの評判がどうか

家から近い、月謝が安いからという理由だけで安易に教室を決めてしまうのはNGです。
先生が丁寧に教えてくれるか、教室の雰囲気は悪くないかなど子どもが学ぶ場所として適しているかを知ることは大事です。せっかく通わせても子どもと教室の相性が良くなければ、子どもはやる気を失って通わなくなってしまいます。

ネットで検索して口コミを調べたりママ友や地域の人たちの評判を聞いてみたりして、どんな教室なのかを知っておきましょう。ピアノやバレエなどの場合は、発表会などを実際に見て雰囲気やスキルのレベルを確認するのもいいですね。

 

無料体験教室に行ってみる

気になる教室や行きたい教室があったらすぐに申し込まずに、まずは無料体験へ実際に参加してみましょう。同じ教室でもクラスごとに差がある場合や方針や先生の教え方が思っていた感じと違うこともあります。実際に子どもが通うことになりそうなクラスの無料体験教室へ行き、子どもが楽しく通えそうかどうかチェックしてください。

また、先生だけじゃなく事務員さんやその教室へ通っている子どもたちの様子や雰囲気なども、実際に通うとなると大事になってくるのでみておきましょう。

 

一つの所だけじゃなくいくつか周る

習わせたいものがあれば一つの教室だけでなく、複数の教室をみて周りましょう。
習い事をするには目標を持って通うことになりますが、何をどのくらいの時間をかけてどのように習得するのか、というカリキュラムがしっかり取り組まれているかが重要なので、いくつか周って一番納得できる教室を選んでください。

子どもにとって無理なくレベルアップできる教室がどうか見極めましょう。

まとめ

子ども一人一人に合う習い事を見つけるには、子どもが何に興味を持っているか、どういう内容だと続けられるかが重要になります。習い事をする場所や時間、費用面もしっかりシミュレーションしなければいけませんが、どの教室を選べばいいのか迷ったらとりあえずまずは体験レッスンへ足を運んでみましょう。教室や先生、カリキュラムの取り組み方などを考慮して子どもが楽しく通えるものを見つけたいですね◎

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ナノマム編集部

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