夫をイクメンに育てる方法

この記事は2020年7月29日に更新されたもので、内容が古い可能性がありますのでご注意ください。

もうすぐ赤ちゃんが生まれるのに、夫は仕事や自分の趣味に没頭していて、このままの状態で本当に協力して子育てしていけるの!?と不安に思うプレママや、赤ちゃんが生まれてママは目がまわるほど忙しいのに、パパは言われないとやらない!と不満に思うママはたくさんいるかと思います。今回は、プレパパから子育て期に突入した駆け出しパパをイクメンに育てる方法をご紹介します!

 

 

目次

イクメン育ては、赤ちゃんが生まれる前からスタート!

妊娠してからというもの、体の不調や胎動を感じたり、どんどん大きくなるおなかを愛おしく思ったり、赤ちゃんから受け取る全ての出来事が女性を母にします。しかし、男性はそのような段階を踏んだり体験できないので、妊娠している女性より「パパになる実感」が湧きにくいことは当然ですね。このことから、赤ちゃんの誕生を待ってイクメンに育て始めるのではなく、「赤ちゃんを一緒に育てる頼もしいパートナー」に育て上げるため、出産前からコツコツ始めましょう!

 

妊婦健診に同行してもらう

妊婦健診はママ一人で行くことが多いと思いますが、一度でいいのでパパのお休みに合わせて予約を取ってみてください。ポイントは、事前にパパに相談し日時を決めましょう。同行してもらうからには、二人で仲良く行きたいもの。いきなり「今週の土曜日は付いてきてね!」と言われ、本当は別の予定があったのに…と、しぶしぶ同行してもらっては意味がありません。妊婦健診では赤ちゃんの成長や健康状態だけではなく、ママの体の調子や分娩方法など、普段自宅では感じることのできない赤ちゃんの様子を見ることができますね。現代では3Dエコーで立体的に赤ちゃんの顔や動きが分かるなど、パパも目に見えない赤ちゃんの存在の大きさに、気がつくきっかけになると思います。

 

一緒にベビーグッズを見に行く

ベビーグッズは眺めているだけで、誰でも心がときめきますね!「なんでもいいよ」と乗り気ではないパパも、実際にベビーグッズを見に行けば靴下やウェアなどの小ささに驚き、意外とこだわり始めるかも!?高額になるチャイルドシートやベビーベッドなどの大物グッズは、夫婦で予算や性能を相談しながら決めたいもの。

 

分娩、産後のイメージトレーニングをしてみよう!

産前で最も大切なことは、夫婦でイメージトレーニングをしておくことです。夜中や日中に陣痛が来た場合、分娩での立会い、産後の各種申請や届出の処理、自宅へ戻ったときの育児環境など、夫婦で話し合うこと、準備しておくことはたくさんあります。直前になって慌てないためにも、早めにイメージトレーニングによって流れをつかんでおきましょう。

 

 

赤ちゃん誕生後からでもできる、イクメン育て!

早めの里帰り出産であまり夫と過ごせなかったママや、もう赤ちゃんが誕生している!というママも、心配しないでください。父性を呼び起こし、イクメンに育てるのは実践がつきもの。いつからでも遅くないのでぜひチャレンジしてみてください!

 

チャレンジ1 おむつ換え

一番難易度が高いと言われるおむつ換えですが、これは慣れていくしかありませんね。手順だけではなく部屋が汚れないような工夫、処理の方法、おむつのサイズも成長に合わせてパパにしっかり伝えて。

 

チャレンジ2 授乳

ミルクの作り方や授乳の仕方はもちろん、飲ませた後げっぷをさせる、哺乳瓶の洗浄や消毒などの一連の動作は、パパも覚えておきたいですね。完全母乳育児であればパパの出番は少ないですが、それでも搾乳しておいた母乳を飲ませる練習はしておいたほうがいいでしょう。ママのちょっとした外出中や、夜中の授乳はパパにでもできます。

 

チャレンジ3 夜中の対応

生後数か月まで3時間ごとの授乳が続いたり、夜泣きが続いたりすることで、産後のママの体力回復に時間がかかってしまうことも。そんなときは思い切ってパパと交代制にしてみたり、一晩任せてみましょう。何度も経験するうちに、子どもに合ったパパなりの対応の仕方を身につけることも!?

 

チャレンジ4 沐浴、入浴

生まれたての赤ちゃんの沐浴や入浴は、ママでも慣れるまで不安ですね。一緒にお風呂に入れるようになったら、赤ちゃんを洗う役と、洗い終えた赤ちゃんを受け取り、着替えをさせる役と分担させてお世話をするなど、夫婦で協力していきましょう。

 

 

 

フォローの仕方のポイント

パパが一生懸命お世話をしてくれている間、赤ちゃんがなかなか泣き止まなかったり、パパが困った様子だとママは心配になってしまいますね。そのようなときに、どのようなフォローの仕方がイクメン育てに効果的なのでしょうか?

 

ダメ出しはNG!

パパが一生懸命やっていても、どうしてもママのように上手くいかなかったり、赤ちゃんがママを探して大泣きしてしまうことも。そのようなときにママからのダメ出しがあったら、パパのやる気も下がり、自信をなくしてしまいますね。口だけでのダメ出しではなく、ヒントを与えるフォローの仕方もあります。「どうしても泣き止まないときは換気扇の回る音を聞かせると、落ち着くかも。」、「ミルクは無理に全部飲まさなくても大丈夫だよ。」など、パパが知らないことはどんどん教えてあげて。

 

ママルールは控えめに

特に几帳面なママに多いのが「ママルール」に従ってもらわないと気がすまない!というパターンです。おむつはおむつケースに必ず10枚は常備、哺乳瓶はこのスペースで保管など、ママにしか分からない細かなルールにはパパも戸惑ってしまいます。お互いが育児しやすい環境を整えたり、相手に理解を示していくことで、ささいなトラブルを避けていきましょう。

 

横入りしない

例えば、パパがおむつ換えに手間取っているときに、「違うよ!こうやるんだよ」と横入りしてしまっては、パパはいい気がしませんし、いつまで経っても上達しません。任せるときには思い切って任せ、そばで見守り、失敗したらさりげなくフォローするようにしましょう!

 

少しのことでも褒める

おむつを換えられた、沐浴がスムーズにできたなどの育児面はもちろん、ゴミ捨てや掃除、皿洗いなどの家事を自ら進んでやってくれたら褒め、素直に感謝し「本当に助かる!ありがとう!」と伝えましょう。男性は褒めて伸びるタイプが多いので、細かなことでも見つけて褒めるようにしていくと、積極的に育児も家事も協力してくれるようになることも!たまに、「○○やっておいたよ。すごいでしょ?」といちいち報告してくる男性もいるようですが、「それくらい当たり前でしょ!」という言葉を飲み込んで、褒めの体勢に徹して。

 

あまり期待しない

ママも赤ちゃんのお世話に慣れてきたら、おむつ換えや寝かしつけなどなんでも手際よくできてしまいますが、ほとんどのパパは、早朝や帰宅後、休日などの限りある時間で育児をすることになるので、あまり期待しすぎるのはやめましょう。「何回やったらスムーズにできるの?」「おむつのサイズも分からないの?」などの発言もNG。少しずつ慣れていくので、温かく見守り、ヘルプサインが出たら助けてあげて。

 

 

まとめ

「パパだから、ママだからこれができて当たり前」という概念を捨て、夫婦がお互いに尊重し合い、二人の育児ペースを作っていくことが、イクメンを育てていく基本かもしれません。子育てはまだまだ始まったばかり。ささいなことへの感謝の気持ちを忘れずに、気長に育児を楽しみましょう!

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ナノマム編集部

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