ミルクや離乳食も要注意!食中毒の予防と対策

気温が上昇してくると、子どもを持つ家庭で一段と気をつけなければいけない「食中毒」。ちょっとくらいなら大丈夫、という気の緩みが赤ちゃんを危険にさらしてしまうかも!? 今回は、ミルク作りと母乳の保存法、離乳食に関する食中毒の予防と対策をご紹介します。

 

赤ちゃんが食中毒になるとどうなる?

赤ちゃんは腸が未発達で十分な免疫力が備わっていないため、特に食中毒や感染症にかかりやすいです。食中毒とは「感染性胃腸炎」のことで、O-157と呼ばれる大腸菌や、サルモネラ菌、ボツリヌス菌などの細菌が引き起こします。赤ちゃんが食中毒になると、嘔吐と下痢を繰り返し、脱水症状を引き起こすので大変危険です。様子がおかしいな、と思ったら、すぐにかかりつけ医を受診することをおすすめします。下痢が続いている場合は、脱水症状を防ぐために、こまめに少しずつ水分を与えましょう。また、感染症にかかると大人は熱が出ますが、赤ちゃんの場合は低体温になるケースもあります。赤ちゃんの様子に加え、熱の変化にも十分気をつけましょう。

 

 

ミルクでも食中毒に?ミルク作りのポイント

ミルクは離乳食とは違い、食中毒の原因になりにくいと思うママが多いでしょうが、きちんと対策を知っておかないと危険なことも。ミルク作りに関する食中毒の予防法をご紹介します。

 

作りおきはNG!

基本的に、ミルクは毎回飲みきれる量を作り、飲みきれなかった分はすぐに破棄するように定められています。不規則にミルクをほしがる赤ちゃんもいるため、毎回作るのが大変だから、前回の残りを…とあげてしまうこともありませんか?ミルクや哺乳瓶に付いている雑菌が繁殖している場合があるので、一度口をつけたものを、時間を経て与えることは避けましょう。

 

ミルクの計量スプーンは別の容器で保管する

うっかり手を洗わずに使ったミルクのスプーンを、粉ミルクの缶にそのままポイッと入れる、なんてことがあったら大変!ミルクについている軽量スプーンは、面倒でも使うごとに必ず洗浄し、消毒することがポイントです。更に、乾いた清潔なふきんなどで水気を取り、乾燥した蓋付きの容器で保管すると安心です。

 

各メーカーの作り方を厳守

各メーカーから出ている粉ミルクによっては、作り方が異なる場合があるので、調乳したことのない粉ミルクに変えた場合は、一度調乳法を確認すると安心です。

 

殺菌されている水を使用する

井戸水や湧き水を、殺菌されていないままミルク作りに使用することは避け、煮沸済みの水や、ミネラルウォーターなど殺菌済みの水を使用しましょう。さらに一度煮沸した水は、70度以上で使用するのがよいとWHO、FAO(国際食糧農業機関)のガイドラインにて公表されています。あまり高温だと粉ミルクの成分に影響があるのでは?と心配になりますが、70度以上の高温のお湯でも、成分に影響はないよう作られているので、メーカーごとの調乳法に従いましょう。

 

 

母乳も気をつけよう!保存のポイント

完全母乳育児でも、生後数か月までは赤ちゃんの飲むタイミングとおっぱいが張ってしまうタイミングがずれ、哺乳瓶に搾乳しておくことがあるかと思います。そのようなときも、食中毒対策が必要です!

 

搾乳の際は触れるものの消毒を徹底!

搾乳して母乳を保管する場合は、雑菌が入らないよう搾乳する前に手指、乳首、哺乳瓶や搾乳機の消毒を徹底しましょう。

 

必ず冷蔵庫で保存する

搾乳した母乳はたとえ冬でも常温で保管しておくと危険です。必ず冷蔵庫で保管するようにしましょう。家庭用冷蔵庫は温度変化が大きく不安定なので、早めに使い切るように心がけることがポイントです!

 

24時間以内に飲みきり、それ以上は冷凍保存を!

冷蔵庫で保存している母乳は、24時間以内に使い切るようにしましょう。それ以上保存したい場合は専用の袋を使用し、冷凍保存します。飲ませるときにぬるま湯で解凍し、哺乳瓶に移して湯せんで適温に温めます。

 

 

哺乳瓶の消毒のポイント

なるべくすぐに洗浄

哺乳瓶は、使ったらなるべくすぐに洗浄することが望ましいです。特に乳首に汚れが溜まりやすいので、専用のブラシなどで優しく洗い、すすぎは十分に行いましょう。

 

消毒法は家庭に合った方法で

哺乳瓶は必ず消毒したものを使用します。消毒法はさまざまで、煮沸やミルトンなどの消毒薬、電子レンジを使う消毒法などあります。煮沸の場合、ガラス製の哺乳瓶は約7分、乳首とキャップは約3分程度が目安です。消毒薬や電子レンジでの消毒の場合は、説明書にしたがって行います。

 

よく乾燥させる

消毒後はよく乾燥させ、清潔な蓋付きの容器などで保管するのが望ましいです。哺乳瓶を使用するときも、水気が残っていないか確認して使用しましょう!

 

 

食中毒を予防する離乳食作りのポイント

調理器具は清潔なものを

食器だけではなく、調理に使うまな板や包丁、鍋などの調理器具は食中毒を予防するためにも、消毒したものをしようしましょう。手洗いも忘れずに!

 

殺菌された水を使う

前述にもあるように、井戸水や湧き水をそのまま使用するのは避けたいです。煮沸、殺菌した水で調理するのがベター。

 

解凍した離乳食は十分に再加熱を

作り置きで冷凍をしてあった離乳食は、解凍後に再度加熱をした方が安全です。加熱時間は十分に取りましょう!

 

保存する場合は素手で触らない

離乳食の作り置きの場合、素手で容器に移したりせず、清潔なスプーンなどで保存容器に移すなどしましょう。わずかな時間でも手の温度により雑菌が増殖したり、洗い落とせていない菌が離乳食に付く可能性がありますので要注意です。

 

赤ちゃん専用のスプーンを使用する

離乳食を与える際は、ママや家族とスプーンや食器を共有せず、赤ちゃん専用のスプーンで与えることで、食中毒や病気を予防しましょう。

 

 

こんなことにも要注意!

1歳未満の赤ちゃんにはハチミツはNG!

ハチミツによる食中毒で、生後数か月の赤ちゃんが死亡した事件は、記憶に新しいかと思います。ハチミツのボツリヌス菌が食中毒を引き起こすので、1歳未満の赤ちゃんにはハチミツ入りの離乳食やジュース、お菓子などは与えないようにしましょう。祖父母や子育て世帯ではない人に赤ちゃんを預ける際は、アレルギーと同じく必ず気をつけてもらいましょう。

 

スタイや口拭きタオルは清潔に

ミルクや離乳食でベタベタのスタイ、水を絞って数時間経つ口拭きタオルなど、目に見えない雑菌が増殖しているものは身近にたくさんひそんでいます。まさか!?と思うようなものから食中毒を引き起こすこともあるので、赤ちゃんの身の回りのものは清潔にしておくことがポイントです!

 

おむつ交換後は必ず手洗いを

バタバタと忙しい乳児期は、ママは自分のことも後回しにして家族のために走り回る日々ですね。よく、自分の歯磨きをするのも忘れていた!トイレにいく時間すら貴重!という声を耳にしますが、おむつ交換後の手洗いは忘れずに!ママと赤ちゃん、家族の健康に関わるので、習慣付けていきましょう!

 

まとめ

普段何気なくお世話をしている赤ちゃんでも、ママやパパが少し間違えれば、どこの家庭でも食中毒の危険にさらされます。手指の洗浄はもちろん、使う食器や器具もこまめに消毒を徹底し、安全で楽しい授乳や離乳食タイムにできるといいですね!

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ナノマム編集部

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