赤ちゃんは生まれたときから大人の言葉を理解している!?

この記事は2017年11月14日に更新されたもので、内容が古い可能性がありますのでご注意ください。

お釈迦様は生まれてすぐに7歩歩いて「天上天下唯我独尊」としゃべったそうですが、現実にそんな赤ちゃんがいたら一大ビッグニュースで時の人になりますよね。でも、そこまではいかなくても赤ちゃんは生まれてすぐの早い段階で大人の言葉を理解するそうです。しかも、最新の研究では1歳経たないうちに母国語を聞き分けることができるのだとか…。

今回は、そんな赤ちゃんの言葉の発達や声かけについてご紹介します。

 

赤ちゃんは生まれてすぐ言葉を理解しようとする

赤ちゃんは生まれてすぐに言葉を理解しようとするそうです。もちろん何を話しているかまでは分かりませんが、大人がどんな口調で、どんな表情で話しているのかを観察しているそうです。

ずっと寝てばっかりで起きているときはおっぱいか抱っこ、または泣いてばかりでこちらの言葉なんてまるで聞いてないように思えますが、実はちゃんと聞いて理解しようとしています。

 

言葉は理解してから話せるようになる

私たち大人も、英会話などを習うときはあるていど単語や文法を理解してから話せるようになりますよね。それと同じで、赤ちゃんも言葉を理解してから話せるようになります。「パパ、ママ」「わんわん、にゃんにゃん」なども、単語の名前や意味を理解して覚えてから言葉で発するようになります。小さな脳の中では毎日すごく色々なことを覚えて話そうしているのですね。

そして、赤ちゃん期に見られる「うーあー」などの喃語は、どうやって言葉を発音したらいいのかを練習している最中なんだとか。生後2〜3ヶ月くらいから喃語を話せるようになるので、赤ちゃんは生まれてすぐに言葉の練習をするとても賢い子なのですね。

 

赤ちゃんの学習能力は凄い!

ワシントン大学で、アメリカの赤ちゃんと日本の赤ちゃんを対象に英語の「ra」と「la」を聞き分ける実験をしたところ、生後6〜8ヶ月の赤ちゃんでは日米ともに全く同じ結果だったのに対し、2ヶ月後にはアメリカの赤ちゃんの方は聞き分けができるようになっていたそうです。

日本は「ラ」の発音は1つしかないので聞き分けはできないままですが、英語が母国語であるアメリカの赤ちゃんは1歳経たないうちに聞き分けができるレベルに成長するそうです。

もちろん個人差はあると思いますが、赤ちゃんの学習能力の高さに驚かされます。

 

赤ちゃん言葉はNG!は間違いだった?

赤ちゃんへ話しかけるとき、その可愛さからついつい「○○でちゅか?」「○○しまちょーねー」などの赤ちゃん言葉を使ってしまいがちですが、前からこの赤ちゃん言葉は使わない方がいいという話がありますよね。

親心としては、赤ちゃんが発音したときと似た言葉を話してあげた方が分かりやすそうなイメージがありますが、赤ちゃん言葉は本当にいけないことなのでしょうか?最近では、その考え方は間違いだったのでは?と見直されてきているようです。

 

赤ちゃん言葉で話すと言葉の発達が遅れる?

赤ちゃんはやっと言葉をしゃべるようになっても、まだまだうまく言葉を発音できずにジュースを「じゅーちゅ」バナナは「アナナ」など赤ちゃん特有の可愛らしい発音になります。でもこれはそうやって覚えているのではなく、単純にまだうまく発音できないだけなんですよね。

「赤ちゃん言葉はNG」と考えられているのは、大人が赤ちゃん言葉でずっと接していると、赤ちゃんはそれを言葉のベースとして覚えてしまい、いつまでも正しい言葉を覚えられないようになる、というところからきているようです。これまでは正しい日本語を覚えてもらうには、大人と同じように話すことを勧められていましたが、最近ではこの考え方が180度見直されるようになりました。

 

赤ちゃん言葉はたくさんの言葉を覚えるきっかけに!

2014年のアメリカで行われた研究では「赤ちゃん言葉で接すると語彙数が多くなる」との研究結果が出たそうです。赤ちゃん言葉を使った場合と、そうではない普通の言葉を使った場合を比べると、なんと言葉を覚えること3倍も差ができたのだとか!これまでの知育常識がひっくり返るような話ですね。

この研究結果が出た理由は、赤ちゃんは普通に話しかけられるよりもいつもより高いトーンや耳に残りやすい口調で話しかけられる方が興味を示す、ということが考えられるそうです。赤ちゃんの言葉の発達には、まずは赤ちゃんに興味を持ってもらうことが重要なようですね。

これによって「赤ちゃん言葉はNG」という考え方は徐々に見直されてきています。

 

どんな声かけをしたかで人格に影響がある?!

赤ちゃんへの声かけは多ければ多いほど良いとされています。赤ちゃんはたくさん話しかけられるほど言葉を覚えるので、声かけは言葉の発達にとても大きく影響します。

でも、声かけしても赤ちゃんからのリアクションがないと「本当に聞いているの?」「独り言みたいで寂しい…」と感じるママやパパもいますが、赤ちゃんは反応しなくてもきちんと親の言葉を聞いています。声かけによって覚えた言葉を使って、だんだん自分の気持ちを表現できるようになります。

声かけで赤ちゃんの性格が決まる?

赤ちゃんはだんだん言葉を話せるようになってきますが、ときどき親がハッ!とさせられることがあります。ママやパパの何気ない一言や口癖をマネしているときです。

人の言葉は思考や行動に大きく影響すると言われており、普段からどのような声かけをするかで赤ちゃんの人格に影響が出てくると考えられています。赤ちゃんは体とともに心も成長していきます。その過程で、大きくなるにつれてどんな行動をとるようになるかは、それまで得た言葉によって思考回路が作られていきます。否定的な言葉の中で育った赤ちゃんは、前向きではない考え方や行動になる可能性があります。逆に「賢いね、可愛いね」など前向きな言葉の中で育つ赤ちゃんはポジティブな人格に育つ傾向があるようです。

とある脳科学者は、「2歳までに親からどんな言葉を話しかけられたかでその通りの人格ができる。賢いねと言われて育った子は賢い人の思考回路に、可愛いねと言われた子は可愛い人の思考回路になる」と断言しているほど声かけは重要なようです。

赤ちゃんのためにも普段からママパパには前向きで明るい声かけをしてもらいたいものですね。

 

生まれてから7歳までは語学の天才

赤ちゃんは言葉をグングン吸収して覚えますが、7歳までをピークにその能力は次第に下降していくそうです。つまり、生まれてから7歳までは語学の天才なのです。語学の理解がものごとの理解力や思考力、表現力に繋がるそうなので、乳幼児期に言葉の勉強やコミュニケーションを充実させておくと賢い子に育つと言われています。

教育学者も「教育にお金をかけるべき年齢は中高大ではなく、乳幼児期である」と乳幼児期の知育や教育の充実を推奨しています。

赤ちゃん期にできることは、声かけはもちろん、知育玩具や絵本をたくさん読んであげることが語学の発達に役立つそうです。

 

まとめ

赤ちゃんは生まれてまもなくから言葉の意味や文法を理解しようとする、語学の天才児だったのですね。赤ちゃんは、1歳経たないうちからすでに母国語の聞き分けができるようになるほど賢い頭脳を持っています。柔軟で賢いからこそ、赤ちゃん期の声かけが人格に大きな影響を与えるようになります。言葉は思考力や行動力に関係してくるので、ママやパパたちは常に前向きで明るい声かけや雰囲気作りを心がけるようにしましょう。

 

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