男の子の体が弱いって本当?

この記事は2018年2月8日に更新されたもので、内容が古い可能性がありますのでご注意ください。

現在1歳3ヶ月の長男を育てているママです。

男の子は体が弱い、と聞きますが、科学的根拠は無いそうです。

しかし「本当に弱い!」と実感した体験談と、その時の対処法をまとめました。

 

生後1ヶ月の肌トラブル

生後1ヶ月のふにゃふにゃな赤ちゃん。ミルクの甘い匂いでふわふわ・・・

あれ。おかしいな。うちの息子、頭が臭い!と感じ始めた頃から、なんと大量のフケとニキビが発生。頭皮がめくれ始め、慌てて病院に駆け込みました。

慣れない育児でキャパオーバーな中、イレギュラーなことが起こるとかなり焦りますよね。

そこで診断されたのは「脂漏性皮膚炎」。

頭皮がめくれているようにみえたのは大量の皮脂の塊。

対処法としては「頭にベビーオイルをぬり、しばらく放置。沐浴時に優しく洗う」こと。

頬のニキビには保湿剤の処方を頂きましたが、頭皮への対処には驚きました。

小児科で病気をもらい続ける負のサイクル

数ヶ月後、初めて息子が熱を出しました。

その日は病院で頓服の解熱剤と、喉や鼻のシロップ薬を処方してもらいました。

これで安心…と思ったのも束の間、これで終わらなかったのです。

 

インフルエンザから、慢性的な咳へ

どうやら風邪の診察時に、病院でもらってきてしまったようです。

高熱にぐったりする息子に焦るも、その日はどこも病院が休診。

小児救急に電話をし、診察をしてもらい事なきを得ました。

しばらくして症状は落ち着いたのですが、咳だけが残り、夜中も咳で起きてしまうような状態になってしまいました。

 

治らない風邪、咳。なんともないと言われ続ける日々。

慢性的に咳は出続け、通院する病院を変更もしました。

しかしどこの病院からも「胸はきれいだね。問題ないよ。喘息はもっとひどいしね。偶発的な咳はよくあることだから」と言われ、最終的には週1日病院に通い続け、毎日嫌がる息子に無理やり薬を飲ませていました。

 

手足口病、二度目のインフルエンザ。

外出を控えているにもかかわらず、息子は次々と病にかかりました。

ある日、突然の高熱のあと、痛々しい湿疹。全身がかなり痛むようで、足の爪がめくれてしまうほどの症状。手足口病でした。

保菌期間は1ヶ月以上あり、しばらくはお友達と会うことはおろか、外にすら出られなくなりました。

手足口病が治った頃には、突然の嘔吐と再び高熱。

まさかの二度目のインフルエンザでした。細心の注意をしていても、病院に通っていればかかり続けてしまう。それでも治すためには通わなくてはいけない。

毎日ハラハラしっぱなしでした。

治らない咳、救急車を呼ぶ事態へ。

慢性的に出続ける咳に、私自身の感覚が麻痺しはじめ、「しかたない」と思うようになっていました。

薬は飲ませているし、やれるべきことはしている。もう手は尽くしている・・・まだ体が未熟なら仕方ないと言い聞かせていました。

しかし、ある日息子は咳をしすぎて呼吸が乱れ、顔の色が赤くなっていました。

「呼吸の乱れはまずい!」即座に救急に連絡をし、救急車が到着するまで背中を叩いたり撫でたりしながら待ちました。

 

意外な原因、病院の使い分け。

到着し、急患として運ばれる頃には息子は体調が整っていました。

「よくあることです、とりあえず診察しましょう」と診察室へ向かいます。

焦って救急車を呼び出してしまった申し訳無さや、安堵の気持ちで診察をしてもらうと、先生から意外な原因を教えられました。

担当医

「お母さん、救急車を呼んだことは間違っていないよ。呼吸の乱れは危ないからね。あと、息子さんのことですが、小児喘息まではいかないので悩んだことでしょう。この咳の原因、実はいま息子さんが服用している薬なんです。」

「薬ですか?!呼吸を楽にする薬と、鼻を出す薬など混ぜてもらったシロップなのですが・・・」

担当医

「はい。断言はできませんが、薬を変えてみれば落ち着くはずです。この薬が息子さんにはあわず、悪さをしています。このシロップには鼻水を固める作用があります。しかし、これは鼻をうまくかむことができない赤ちゃんには不向きな場合があります。鼻水が固まったまま鼻の中に在留し、喉に落ちると痰になります。そして痰が絡み咳が出る。それが原因です。いくら鼻吸いをしても限度があるので、薬を変えましょう。鼻水を固めるのではなく、もう出し切ってしまうんです。この症状が落ち着くまでしばらくはうちで診て行きませんか?」

 

この意外な診断に、驚きと共に病院選びの難しさを実感しました。

 

まとめ

この出来事以降、このように使い分けるようになりました。

  1. 病気の初期症状を見てほしい、定期検診はかかりつけの病院
  2. 上記の病院が休診の時は、かかりつけとは違うスケジュールの病院
  3. 慢性的な症状が改善されない時は、大きな病院

この3つを自分の中で位置付けし、小児病院と付き合うことにしたのです。

薬と病院の変更後、なんと通院は1度で済みました。

慢性的に悩まされていた咳が治ったのです。そこから病をもらい続けることもなく、現在は風邪などの流行り病はもらっていません。

この体験を怒涛のように繰り返したからこそ、息子は少し強くなったのかもしれません。

 

 

お子さんが苦しそうな姿を見るのはとてもつらく、何よりもはやく治してあげたいというのが親の心です。

どのように病院を選び、お子さんの改善を考えていくかの判断は難しいですが、そんな時は色々な病院や先生に頼ってみるのもいいのかもしれませんね。

 

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ナノマム編集部

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