赤ちゃんの歯磨きはいつから?タイミングや嫌がるときの対処法5選

この記事は2018年5月4日に更新されたもので、内容が古い可能性がありますのでご注意ください。

赤ちゃんの食事と言えば母乳やミルクがメインですが、生後6ヶ月頃になると歯も生え始め、離乳食がスタートします。
月齢が上がるにつれて、食べる量が増えてきた時に気になるのが歯磨きについて。でも、まだちょっとしか生えていない赤ちゃんの歯に歯磨きは必要?いつから始めた方がいいの?やり方は?など分からないことだらけですよね。
そこで、赤ちゃんの歯磨きについてタイミングや進め方などを調べてまとめてみました。

目次

赤ちゃんの歯磨きはいつから?

赤ちゃんの歯磨きを開始するタイミングは、歯が生え始めてからです。具体的には生後6ヶ月〜1歳頃から歯磨きをスタートした方が良いそうです。この頃の歯磨きの目的は、虫歯予防というよりかは歯ブラシに慣れてもらうことが重要です。1歳頃まではまだ離乳食とミルクだけであまり間食することがないので、基本的には唾液だけで十分にお口は清潔に保たれています。
1歳過ぎて食事の量がグンと増えておやつの間食が増えると虫歯予防に歯磨きが必要になってくるので、スムーズに歯磨きが行えるように歯が生え始めた頃から歯ブラシを与えて慣らしておきましょう。それまではガーゼや薄手のタオルで赤ちゃんの歯を軽く拭いてあげたり歯ブラシで軽くコチョコチョしたりする程度でOKです。
赤ちゃんに歯ブラシを与えるときは、口の中に突っ込んでしまわないような喉付き防止プレートが付いてあるものを選ぶと安心ですよ。

赤ちゃんにはどんな歯ブラシを使えばいい?歯磨き粉は必要?

赤ちゃんの歯磨きをする上で、まずは赤ちゃんに合う歯ブラシ選びが重要ですよね。赤ちゃんの歯ブラシを選ぶ際のポイントが3つあります。

1.ヘッドが小さめ
2.握りやすい
3.ブラシが柔らかい

赤ちゃんの小さなお口の中で動かしやすい小さめのヘッドで、赤ちゃんが握りやすいもの、さらに歯ぐきを傷付けないように柔らかいブラシの毛のものを使用するようにしましょう。また、市販で売られている赤ちゃん用歯磨きグッズは、従来の歯ブラシの形以外にも様々な形のものがあります。赤ちゃんの歯磨きグッズのタイプをいくつかご紹介します。

拭くだけで簡単!歯磨きシート

最初はどうしても歯ブラシに対して抵抗がある赤ちゃんもいます。嫌がる中、無理にお口に歯ブラシを突っ込む訳にも行かないので、歯磨きシートを使って「歯を磨く」ことから慣らしてあげましょう。コットン100%のシートタイプで歯を優しく拭いてあげ、まだうがいができない代わりに唾液を拭き取ってあげることもできる便利アイテムです。

指で磨くタイプの歯ブラシ

歯ぐきに優しいシリコンタイプでの歯磨きです。これはママの指に指サックのような感じで装着し、指の腹に付いた柔らかブラシで赤ちゃんの歯を優しく磨いてあげます。ママに優しく歯を触られている感じなので、嫌がらずに歯磨きをさせてくれるので、歯ブラシが苦手な赤ちゃんにおすすめの歯磨き方法です。

喉付き防止プレートが付いた歯ブラシ

歯ブラシを使い始める赤ちゃんは、歯ブラシの先で喉を付いてしまわないように注意が必要です。そんな時に便利なのが、喉付き防止プレートが付いた歯ブラシです。このタイプの歯ブラシは、様々なブランドから色々な形のものが販売されているので、好みのものを選んであげましょう。

歯磨き粉は歯が生えそろったら

歯磨きをする上で、赤ちゃんに歯磨き粉は必要なのかな?と疑問に思うママも多いはず。まだ歯が生え始めているくらいの赤ちゃんには歯磨き粉はあまり必要ないようですが、歯が生えそろう1歳半〜2歳の間に歯磨き粉を使うようにしましょう。
1歳半検診のときに歯磨きチェックをする場合があり、このときに歯磨き粉を使うように勧められることもあります。離乳食も後期に入り、歯もだいぶ生えそろう時期を見て歯磨き粉を使うようにしましょう。
歯磨き粉は間違って飲み込んでしまってもいいように、研磨剤や発泡剤が入っていない無添加タイプのものを選びましょう。ジェルタイプのものは無添加のものが多いので、何を選べばいいのか分からないときはジェルタイプのものを買うといいでしょう。

歯磨きを泣いて嫌がるときに役立つ5つの対処法

赤ちゃんの歯磨きに苦労するママはたくさんいます。「毎回歯磨きのときだけ暴れて大変」「暴れると危ないので完全にホールドした状態でないと歯磨きできない」「歯磨き中は泣いて喚いて大変だが、終わったらケロっとしている」など歯磨きにまつわるエピソードは実に様々です。
歯磨きが好きな赤ちゃんより嫌がる赤ちゃんの方が多いですが、そんなときに役立つ対策方法を5つご紹介します。

口に触れることに慣れさせる

歯磨きをするとき、いきなり口の中に歯ブラシが入ってきたり顎を固定されたりすることに対して恐怖心を抱く赤ちゃんもいます。そういうときは、歯磨きの下準備として、お口周りやほっぺをポンポンと触ったり顎をつかんでパッと離して遊んだりして抵抗感を減らしてあげましょう。

歯磨きをするときの力加減は優しく

赤ちゃんのお口の中はとても繊細で、少し強く磨いただけでも痛みを感じてしまいます。赤ちゃんの歯を磨いてあげるときは、決して力は入れずに歯ブラシでクルクル撫で回すようにして磨いてあげましょう。歯と歯ぐきを優しくマッサージしてあげるイメージで磨くことで、「歯磨き=怖い」は徐々になくなっていきます。

楽しい雰囲気を作る

赤ちゃんにとって歯磨きの時間が楽しくなるような雰囲気作りも大切です。ついついママは赤ちゃんが歯磨きを嫌がってもきちんと歯を磨くことだけに集中してしまいがちですが、歯磨きのときのママの顔が怖いと赤ちゃんは怖がって余計に泣いてしまいます。歯磨きの歌を歌ったり優しい笑顔を意識したりすることで、「歯磨きって怖なくないんだ」と大人しく歯磨きをさせてくれます。

フレーバー付きの歯磨き粉を使う

歯磨き粉を嫌う赤ちゃんは多いので、いちご味やぶどう味といったフレーバー付きの歯磨き粉を使うことで嫌がらずに歯磨きをさせてくれることもあります。赤ちゃん用のジェルタイプのものは泡立ちが少なく、誤飲しても大丈夫な成分で作られているだけでなく、子供が好きそうなフレーバー付きのものが多いのが特徴です。美味しい味で機嫌を良くしている間にちゃちゃっとキレイに磨いてあげましょう。

安心する姿勢で歯磨きしよう

赤ちゃんの歯磨きをするときの姿勢として推奨されているのは、仰向けの状態で寝かせてママの膝の間に赤ちゃんの頭を置いて磨く方法ですが、これを嫌がる赤ちゃんは多いです。無理矢理歯磨きをされていると感じて怖いのかも知れません。そんなときは授乳するときのような横抱きをすることで安心する場合もあります。横抱き歯磨きに慣れてきたら徐々に姿勢を変えていってママの楽な姿勢で歯磨きできるようにしましょう。

まとめ

赤ちゃんの歯磨きは歯が生え始めたタイミングでスタートし、歯が生え揃う1歳半頃まではガーゼや歯磨きシートで歯を拭いたりおもちゃ代わりに歯ブラシを与えたりして歯磨きの予行練習が必要です。歯磨きのポイントは歯と歯ぐきをマッサージするように行うこと。嫌がる赤ちゃんには、フレーバー付きの歯磨き粉で抵抗感を低くしたり楽しい雰囲気作りを心掛けたりすることが大切です。しっかりと歯磨きをしてあげて、健康な歯を育ててあげましょう。

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ナノマム編集部

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