里帰り出産っていつから?分娩予約の時期や必要なものリスト

この記事は2018年3月28日に更新されたもので、内容が古い可能性がありますのでご注意ください。

出産を控える妊婦さんにとって、産前産後は何かと心配事が増えますよね。旦那さんが多忙で産後はほぼ1人で育児をしないといけないような場合は、産後の肥立ちも悪くなりますし1人で新生児の相手をするのは不安がいっぱいです。そこで、周囲のサポートが受けやすい里帰り出産がおすすめですが、分娩予約の時期や妊娠何周目を目安に帰省すれば良いのでしょうか。
今回はそんな里帰り出産についてまとめてみました。

目次

里帰り出産はいつからいつまで?

里帰り出産の期間は、平均で産前産後を合わせて約2〜3ヶ月の間帰省することが多いようです。
では、具体的に妊娠何週目を目安に帰省し、産後はどのくらいで自宅に戻るのがベストなのでしょうか。

産前は30週〜35週頃から

産前理想としては、妊娠後期に入った30週〜35週のあたりに帰省するのがいいのでしょう。出産ギリギリまで仕事をしたい人や上の子がいる場合は、もっと遅くなることもありますが、臨月近くまで無理をすると早産のリスクが高まります。そのとき、既に帰省先で分娩予約をしている場合は急な対処が難しくなるので、なるべく余裕を持って帰省することをおすすめします。
しかし、あまりにも帰るのが早すぎると旦那さんを長く1人にしたり上の子が園や学校を長期間休むことになったりと、家族に寂しい思いをさせてしまうこともあるので、事前によく話し合って時期を決めるようにしましょう。

産後は1ヶ月ほど

産後1ヶ月の間は体が出産によってボロボロなので、しっかりとした休養が必要です。
この時期に無理をすると産後の回復が遅れるだけでなく、歳をとったときに思わぬ婦人病を招くリスクが高くなります。産後の肥立ちは一生モノだと考えて、出産してから1ヶ月はゆっくりさせてもらうようにしましょう。
長い人で産後2〜3ヶ月は実家にいる場合もありますが、あまりにも長すぎるのは家族に心配をかけてしまいます。旦那さんや上の子がいる場合は産後1ヶ月を目安に自宅へ戻るようにしましょう。

里帰り出産をするための分娩予約はいつから?

里帰り出産の必須事項と言えば、帰省先での分娩予約です。それまで妊婦健診で通っていた病院ではない場所での分娩予約はいつ頃から受け付けてもらえるのでしょうか。

胎児の心拍が確認できてから

分娩予約は妊娠5〜6週目の胎嚢の確認や心拍が確認できてから受け付けています。母子手帳をもらった時点で予約を入れられます。
里帰り先での分娩予約は一度検診に行く必要があり、また妊娠12〜20週まで初診を受けないと予約できないことが多いので、分娩予約したい病院を早めに決めて問い合わせし、分娩のための情報を集めておく必要があります。

分娩予約には紹介状が必要

分娩先が決まったら、現在通っている病院から紹介状を書いてもらいましょう。紹介状、母子手帳、保険証の3つは必ず必要で、地域によっては妊婦健診助成券も必要になってきます。里帰り出産をする場合は、妊娠初期からの準備が必要みたいですね。
紹介状をもらったら分娩予定の病院に初診の予約をします。このときに里帰り出産であることを電話で予め伝えておきましょう。

里帰り出産に必要なものリスト

いざ里帰り出産が決まってあとは帰省する準備だけ!…あれ?でも普通に帰省するだけじゃないし、何が必要なの?となったときにチェックしておきたい、里帰り出産に必要なものリストをピックアップしてみました。一つずつチェックしながら荷物を準備していきましょう。

入院手続きに必要な書類

まず入院の際に必要な書類は必ず忘れてはいけません。忘れて入院手続きができないと大変です。

・紹介状(経過報告書)
・母子手帳
・健康保険証
・妊婦健診助成券
・印鑑
・その他必要書類

上記は必ず必要なので、まとめて専用のポーチに一式入れておくと忘れにくいのでおすすめです。印鑑は場合によっては不要ですが、もし急な手術が必要になる場合も考えて準備しておきます。
その他にも、病院によって必要な書類が増える場合もあるので、何が必要かをしっかりと確認するようにしましょう。

帰省に必要な衣類やスキンケアグッズ

帰省するときに必要なものをリストアップしました。マタニティウェアの他に、産後でも着られる普段着も準備しておくといいでしょう。

・マタニティウェア
・衣類
・パジャマ
・靴下
・下着
・スキンケアグッズ

足りないものは現地で購入して揃えればいいですが、帰るときに荷物が多くなり過ぎないように、なるべく着まわしのきくアイテムを揃えておくと便利です。

産後に必要なアイテム

産後は自分自身のものだけでなく、抱っこ紐や哺乳瓶など赤ちゃん用のアイテムも必要になってきます。

・赤ちゃんの衣類
・抱っこ紐
・母乳パッド
・哺乳瓶
・授乳しやすい服
・カメラ

赤ちゃんの下着やおむつ、母乳育児の場合は母乳パッド、ミルクの場合は哺乳瓶も必要です。また授乳しやすい服もあると外出先でも授乳が楽になります。ベビーバスやベビーベッドはレンタルもできるので、里帰りをする場合はレンタルサービスを駆使した方が何かと楽かも知れません。
カメラはなくてもいいですが、生まれたばかりの赤ちゃんとの思い出をたくさん綺麗な写真に収めてあげましょう。

荷物が多いときは宅配サービスを利用

里帰り出産で2〜3ヶ月滞在するとなると、どうしても大荷物になってしまいますよね。妊婦さんがあまり大荷物を抱えるのは転倒の心配もあるので、荷物が多いときは宅配サービスを利用して大きな荷物は先に送っておきましょう。帰省するときは簡単な荷物を持つだけで済むようにしておくことで、負担を減らせます。
帰省先から自宅へ戻るときも同様に、今度は赤ちゃんと一緒なので持ち運びの荷物は最小限にして、残りは宅配サービスに任せましょう。旦那さんが車で迎えに来られる範囲なら、旦那さんの助けもあると安心ですね。

旦那さんや上の子のケアも大切に

里帰り出産をするには、長期間自宅を開けることになります。その場合、ママは精神的にも肉体的にもゆっくりできるので楽ですが、旦那さんは家事の負担が増えたり寂しさを感じたりすることもあります。上の子がいれば、学校のことや保育園、幼稚園のこともあるので家族と離れることに不安を感じてしまいます。里帰り中はとくに家族とのコミュニケーションを大事にし、マメに連絡を取るようにしましょう。
また、里帰り出産で旦那さんと赤ちゃんとのふれあいが少ないと父親としての自覚も生まれにくい場合もあるので、月に数回か週に一度は実家へ赤ちゃんに会いに来てもらうようにして、赤ちゃんとのふれあいの機会を多く作ってあげましょう。
旦那さんが多忙であまり来られないときは、写真や動画、テレビ電話を利用して赤ちゃんの様子をたくさん見せてあげるだけでも大丈夫です。自宅へ戻った際は、旦那さんに感謝の言葉を伝えることで寂しかった気持ちも和らぎます。

まとめ

里帰り出産をするためには、妊娠初期からの病院選びが必要です。分娩予約は妊娠20週までに分娩先での初診を受けないと予約できないので、事前にしっかりとした下調べも必要ですね。
里帰りする時期や期間は家族とよく話し合い、無理のない程度でプランを立てましょう。里帰りはママのケアを重視していますが、月に数回か週に一度は自宅の家族に実家へ来てもらい、家族と赤ちゃんとのふれあいも大事にしていきましょう。

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ナノマム編集部

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