秋の夜長は本を読もう!読み聞かせのススメ

この記事は2018年9月28日に更新されたもので、内容が古い可能性がありますのでご注意ください。

大人も子どもも、集中に最適な気温は18度ぐらいと言われています。9月を過ぎれば、日中は暑くても夜は18度前後までに下がり、クーラーがなくても過ごしやすい日が続きます。秋は湿度が低いため、お子さんの集中力も持続しやすいので、読み聞かせにピッタリの季節です。何歳から読み聞かせをはじめる?オススメの絵本は?など、読み聞かせに関する疑問は、この記事で解決!

目次

読み聞かせは0歳からはじめてOK!オススメ絵本もご紹介します。

「まだまだ小さいから、読み聞かせをしてもわからないかな」「何歳になったら読み聞かせをはじめればいいんだろう」といった疑問をお持ちのママ・パパは多いのではないでしょうか。赤ちゃんは、ママのお腹の中にいる頃から既に、耳が聞こえています。ということは、生まれてすぐの赤ちゃんに読み聞かせをしても、目ははっきりとは見えていませんが、しっかりと聞くことは出来ているのです。ママやパパが「読んであげたいな」と思った時に読み聞かせをスタートするのがベストです。

0歳の赤ちゃんには、どんな本がオススメ?

まだ、目がはっきりと見えないこの年齢の赤ちゃんにオススメの絵本は、色合いがハッキリとしていて、絵がごちゃごちゃしていないシンプルなもの。擬音が入っていたり、音が繰り返す絵本も赤ちゃんは大好きです。「じゃあじゃあびりびり」「もこ もこもこ」「どんどこ ももんちゃん」などは、音をたのしむ絵本として人気があります。

笑えるようになった赤ちゃんが思わず笑顔になる絵本

7ヶ月を過ぎると、徐々に自分の意思で笑ったり、怒ったりができるようになる赤ちゃん。「たのしい」がわかる月齢になったら、それまでとは少し違った絵本を読んでみましょう。「いないいないばあ」「だるまさんシリーズ」「おひさま あはは」などは、「子どもがゲラゲラ笑ってくれる」「泣いている子がこの絵本で笑顔になった」とママ達から評判の高い絵本です。

1~3歳のお子さんには、より視覚・聴覚に訴える絵本を

3歳までに脳は劇的に成長するという研究結果が、カリフォルニア大学の心理学者によって発表されました。これまでも、「幼児期の脳への刺激がその後の成長を左右する」と多くの学者によっていわれてきましたが、この研究では「子どもは好きなものに興味をいだき、脳をフル回転しながら知識を深めている」ということがわかったそうです。この時期は、大人の何倍もの知識を吸収する時期ですので、ママやパパが良いと思う絵本を積極的に取り入れ、お子さんの脳をたくさん刺激するのがポイントです。

ただ読むだけじゃない?歌のある絵本で音感も刺激!

「はらぺこあおむし」は、グッズも多数販売されているなど、世界的に人気のある絵本です。実は、「はらぺこあおむし」には、歌がついていることはご存知でしょうか。絵本の文章はそのままに、音がつくことで、お子さんの脳はさらに刺激されます。ほかにも「まほうのれいぞうこ」「のってる のってる」など歌いながら読める絵本はたくさんあります。親子でお気に入りを見つけてみてくださいね。

視覚にうったえる「しかけ絵本」は丈夫なものを選びましょう

小さなお子さんはビリビリ紙をやぶるのが大好きです。まだ「絵本はやぶっちゃダメ」という感覚がない時期は、ついつい楽しくて絵本をやぶってしまうことも。しかけ絵本を選ぶ時には、やぶれにくい布製のものや、厚紙を使ったものなどを意識して選ぶとよいでしょう。「アンパンマンシリーズ」「ディズニーシリーズ」は布製・厚紙製のものが多く販売されています。「ドアをあけたら」「メイシーちゃんシリーズ」なども厚紙のものが出ていますので、チェックしてみてください。

 

英語絵本の読み聞かせはしたほうがいい?しないほうがいい?

英語の読み聞かせをするか、しないかは悩むところ。発音が気になるママはしないほうがいいかな?と思うかもしれませんが、小さな頃から英語に慣れ親しむ意味で、英語での読み聞かせもオススメです。

英語に自信がなくても、お子さんと一緒に上達する気持ちで取り組もう

「英語が苦手だから英語の本はちょっと・・・」と思うママでも、小学校で英語の授業が必須化された現在では、少しでも早い段階から英語を取り入れたほうがよい、と考えるママも多いハズ。どこから手をつければよいかわからないママには英単語のみの絵本「にほんごえいご なまえずかん」「たのしいことばのえほん」もありますので、単語の絵本で一緒に学んでみては?

音声つきの絵本、アプリでお子さんと一緒に学ぶ

「そうはいっても、やっぱり自信がないな」というママにオススメなのが、絵本アプリや音声つきの絵本。無料の絵本アプリ「よみあげ絵本」では、日本語・英語を選択できますので、英語が苦手なママでも安心♪絵本の中にもディズニー、アンパンマン、たまひよといった人気のキャラクターで、音の出る英語絵本が販売されています、苦手なママはこういった絵本で一緒に学んでもいいかもしれませんね。

 

4~6歳のお子さんにオススメの絵本

成長したお子さんでも、まだまだママやパパに絵本を読んでもらうのが大好き。お子さんがのぞんだ時、夕食後などに時間がある時など、積極的に読み聞かせの時間を取り入れましょう。

性別やお子さんの興味に合わせて、絵本を選ぶ

4歳を過ぎると、お子さんの個性が目に見えてわかるようになります。乗り物や恐竜が好きなお子さんには「しょうぼうじどうしゃじぷた」「おまえうまそうだな」「きょうりゅうがいっぱい」といった絵本はいかがでしょうか。お料理やおしゃれに興味があるお子さんには「おなべおなべにえたかな」「わたしのワンピース」といった可愛らしい絵本もあります。どの本も、小さな頃に読んでいた絵本より、内容にボリュームがありますので、秋の夜長に読み聞かせる絵本にピッタリです。

4歳を過ぎると、図鑑でお子さんの知識欲を刺激してみる

昔と違って、今の図鑑は幼児でも楽しみながら学べるものがたくさん発売されています。しかけが楽しい「はっけんずかんシリーズ」や「ほんとのおおきさシリーズ」などは対象年齢が4~6歳となっていますので、この時期のお子さんにピッタリ。図鑑は、小学生になっても読むお子さんが多いので、長期間、お子さんの知識欲を刺激する良いツールとなるでしょう。

 

どこで絵本を入手する?ネットだけじゃもったいない!

ネットで絵本を注文したら、早くて翌日には家に本が届きます。とても便利なシステムですが、親子でお出かけして、お気に入りの絵本を見つけるのも楽しいものですよ。

図書館で、新しい絵本と出会おう

色々な絵本と出会える場所といえば、やはり図書館ですよね。図書館の絵本コーナーには季節のオススメ絵本や、年齢別絵本のオススメなど、絵本に関する情報がつまっているのが魅力です。図書館では、読み聞かせや、人形劇などのイベントを開催しているところもありますので、そういったイベントにも行ってみたいですね。

図書館以外にも本を借りられる場所があった!

お住まいの市町村によって差がありますが、絵本を借りられる場所は図書館だけではありません。市町村運営の児童館で本の貸し出しを行っているところもありますし、幼稚園・保育園でも、園児以外のお子さんも本を借りられるところもあります。ちょっと変わったものとしては「文庫」があります。地域のボランティアさんの自宅の一室や、空き家、公民館の一部などを利用し、個人所有の絵本などの児童書を地域の子ども達に貸し出すボランティア活動です。文庫活動をしているボランティアさんは、絵本の知識も豊富で、好みにあった絵本を紹介してくれたり、読み聞かせ活動を行っている場合がありますので、絵本の上手な読み聞かせ方を教えてもらえることも。

絵本の定期購読で、新しい分野の絵本と出会う

福音館の「こどものともシリーズ」が定期購読では有名です。定期購読は、自分では普段選ばない絵本がくる楽しみがあります。「こどものともシリーズ」は年齢や興味に合わせて、いくつかのシリーズがありますし、通常版の絵本を買うよりも安価で買えるのも魅力ですよ。

 

まとめ

今年の「読書の秋」は、親子で楽しい「読み聞かせの秋」にしてみませんか。年齢にあわせた絵本、お子さんの興味や、知識欲を刺激する絵本など、読み聞かせの楽しみ方は無限大です。図書館、児童館、文庫と、昼間は絵本探しにお出かけして、夜は一緒に絵本を楽しんでくださいね。

 

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