子どもの春アレルギー対策

2月中旬に発表された「異常天候早期警戒情報」のように、気温が高くなる情報を耳にすると心配なのが花粉の飛散。2018年4月の岐阜県耳鼻咽喉科医会のデータによると、岐阜県のスギ・ヒノキ科の花粉飛散個数は岐阜市エリアで合計約7400本、県内で一番個数が多いとされている中津川市では、合計約16000本という結果が出ています。春本番を迎える前に、子どもと早めの対策を取りたいですね。今回は、子どもの春アレルギー対策をご紹介します。

春アレルギーとアレルギー性鼻炎の違いとは?

1年に10回風邪をひくといわれている小さな子どもたち。子どもの花粉症、いわゆる春アレルギーは、実は大人と症状の出方が違うこともあり、発見しにくいのが特徴と言われています。よく間違えられるのがアレルギー性鼻炎ですが、違いを詳しく比べてみましょう。

発症の期間の違い

春アレルギーは、一般的に1月下旬~2月頃から症状が現れ始め、5月頃まで続くとされています。特定の時期だけ症状のある季節性アレルギーです。アレルギー性鼻炎は通年性アレルギーであり、季節に関係なく発症します。

抗原の違い

抗原とは、アレルギーの原因のことを指します。春アレルギーは別名「花粉症」とも呼ばれるように、主な抗原は花粉です。2~3月ではスギ花粉、2~4月はハンノキ花粉、4~5月ではヒノキ花粉など、時期や気温によって抗原となる木の花粉の種類が違います。一方、アレルギー性鼻炎の抗原は主にハウスダスト、ダニ、カビ、ペットの毛などです。

子どもの春アレルギーの症状をチェック!

子どもの春アレルギーの症状が出たサインとして、主に以下が挙げられます。

目のかゆみ

よく手で目をこすったり、不快を訴えたりしていませんか? そのほか、涙が出たりしきりに瞬きをしていたら注意が必要です。

鼻づまり

無意識の状態で口呼吸になっていませんか? 大人の春アレルギーは鼻水が止まらない症状が一般的ですが、子どもの場合は鼻づまりの症状が多いそう。その場合どうしても口呼吸になるので、何気ないときに口が開いていないかチェックしましょう。

集中力の低下

鼻づまりで不快であったり、夜眠りづらかったりし寝不足になると、集中力の低下に繋がるとされています。特に自分の気持ちを上手く言葉で伝えられない小さな子どもの場合は、日中ぼーっとする時間が増えたり、すぐに機嫌が悪くなったりすることも。

以上のことが当てはまり、春アレルギーの疑いがある場合は早めに受診し、相談することをおすすめします。専門医によるアレルギー検査などで、子ども一人ひとりに合った症状緩和や対策法を見つけていきましょう。

今すぐ始めたい! 春アレルギー対策法

花粉飛散情報をこまめにチェック

テレビの天気予報や、ネットでも手軽に花粉の飛散情報を調べることができるので、こまめにチェックすることをおすすめします。また、ちょっとした気温の変化で飛散量が違ってくることも。週間予報に加え、毎日のお散歩やお出かけ前に確認することも重要なポイントです。

室内にラグやカーペットを敷く

玄関や窓の開け閉めなど、花粉はどこからともなく室内に侵入します。花粉は軽く、ちょっとした風でも空気中に舞い上がる特徴があり、室内で舞い上がった花粉は30分から1時間かけて床面に落ちていくとのこと。目に見えない室内の花粉を全て取り除くのは難しいですよね。そこでおすすめするのは、ラグやカーペットを敷く対策法です。カーペットなどには、花粉やハウスダストを吸着させ、舞い上がりを抑制する「ダストポケット効果」が期待できると言われています。簡単に取り入れられる対策法なので、ぜひ試してみてください。

こまめな掃除

前述の通りラグやカーペットを敷いたり、空気清浄機などを取り入れたりすることも対策法のひとつですが、こまめな掃除も忘れずに! カーペットに花粉が付着したまま長期間過ごすのは考えものです。掃除機をかけたり、フローリングの場合は花粉を吸着しやすいウエットシートなどを使用し、室内の清潔を心がけましょう。

衣服に付着した花粉は室内に入れない工夫

日差しが暖かい日はお散歩や公園遊びが楽しめますが、気温の上昇と共に花粉の飛散は高まります。外出からの帰宅の際は、玄関前で服を払ったり叩いたりし、花粉が室内に侵入しないよう工夫をしましょう。玄関先でサッと脱がせ、洗えることができる薄手のカーディガンや上着を着せた外出もおすすめです!

帰宅後の洗顔やうがい、手洗いを徹底する

うがいと手洗いを心がけている方も多いと思いますが、実は常に肌の露出している顔に花粉が付着していることも。洗い落とさず目や鼻をこすると体内に進入し発症してしまうこともあるので、簡単に水で洗い流すことをおすすめします。洗顔を嫌がるお子さんには、お湯で絞った暖かいタオルなどで顔を拭いて花粉を落としましょう。

マスクの着用

外出の際はマスクの着用を心がけるようにしましょう。特に小さなお子さんは嫌がり外してしまうこともありますが、気がついたら言って聞かせ、こまめな着用を心がけましょう。

洗濯物は室内干し

花粉が多く飛散する予報が出た場合、日差しが良好でも室内干しにするのが無難です。室内干し専用の洗濯用洗剤などを使用し、うまく対応していきましょう。

体質改善の食材を積極的に摂る

アレルギー反応は主に口、鼻、目などの粘膜に起きます。春アレルギー対策として強い粘膜を作るために、体質改善の食材を積極的に摂りたいですね!

★ビタミンA
皮膚や喉、鼻、消化器官などの粘膜を正常に保ち、汗腺や皮脂を正しく分泌させ、アレルギー物質を体に入りにくくする効果が期待されるのがビタミンA。レバーやうなぎ、緑黄色野菜ではにんじんやしそ、モロヘイヤがビタミンAの含有量が多い食材です。

★ビタミンC
皮膚や粘膜の代謝や再生を促す効果として期待されるのがビタミンC。レモンは代表格ですが、赤、黄ピーマンやパセリ、芽キャベツなどもビタミンCが豊富で、普段の食事に取り入れやすいですね。

★たんぱく質
皮膚や粘膜に欠かせない栄養素の一つであるたんぱく質。肉類や魚介類、卵類、乳製品や大豆製品に多く含まれています。半乾燥のしらす干しや牛肉と言った小さな子どもも喜んで食べてくれそうな食材にも多く含まれています。

まとめ

春アレルギーは大人だけではなく小さな子どもにも発症することがあり、家族全員で対策を取ることによって症状が緩和されることが期待できます。各家庭に合った対策法を見つけて、春を乗り切りたいですね!

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ナノマム編集部

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