赤ちゃんのお尻かぶれ、ママのデリケートゾーンのトラブル・かゆみの対策
赤ちゃんのお尻がかぶれちゃった!ママは、デリケートゾーンがかゆい…産後の尿漏れ。デリケートゾーンにまつわる色々なトラブル。でも、周りの友だちにも聞きにくいし、聞いたところで誰も答えを持っていないかもしれません。正しいお手入れ方法は習っていない!という人がほとんどです。いったい何が原因で、どうしたら解消できるのか、ご紹介します。
目次
お尻かぶれの原因は?
赤ちゃんのお尻のかぶれは、おむつの中でしたおしっこ、ウンチ、汗などが原因で起こります。生後3ヶ月くらいまでは、1日に20回ほどのおしっこ、生後6ヶ月でも10回以上のおしっこをしています。かなり多いですよね。排泄が自立していれば、おむつの中で排泄することがなくなりますが、まだおむつが外れない子は、こまめにチェックしておむつを取り替えましょう。排泄物をそのままにしておくと、蒸れや雑菌繁殖の原因になります。0歳でもおむつを外して排泄させると、おしっこやウンチが体にべったりつかず、拭くときも楽なのでおすすめです。
ママのデリケートゾーンのかぶれやかゆみの原因は?
デリケートゾーンのかぶれやかゆみは、赤ちゃんで挙げた原因に加えて、経血やオリモノも原因で起こります。特に注意したいのが、オリモノシートを毎日あてていること。オリモノの量が多くてシートをつけている、という方もいらっしゃるかもしれませんが、オリモノシートが原因でかぶれやかゆみ、オリモノの量が増えていることもあるんです。また、膣炎や感染症にかかっている場合もかゆみが出ることがあります。
デリケートゾーンの正しい洗い方とは?
たいていのかぶれやかゆみは、排泄物や汗が原因なのでしっかり洗えば解決することが多いです。ただし、一般的なボディソープはデリケートゾーンには刺激が強すぎるので、無添加の石けんか、オーガニック成分の石けんを使いましょう。ゴシゴシ洗わずたくさんの泡で、ふわっと洗います。顔のお手入れと一緒ですね。白い垢がつきやすいので落ちているかチェックしましょう。
洗うのは外側のみで、内側まで洗うのはNGです。体を守るため、大人の膣内は自浄作用があり酸性に保たれているからです。人の体の汚れは、脂溶性。お湯だけで洗うと落ちません。優しく、でもきちんと汚れを落としましょう。
洗い方は前から順に後ろへ、忘れやすい会陰や肛門まわりも洗います。こどもも自分で体が洗えるくらいの年齢になったら、ママやパパがこうやって洗うんだよ~と伝えながら一緒に洗ってあげましょう。大きくなってから教えられると恥ずかしさもあり、聞いてくれなくなることもあるので、小さなころから少しずつ教えてあげるのがおすすめです。
まとめ
きちんと洗っているし、オリモノシートもつけていない、それでもかゆみがおさまらない場合は、何か別の病気にかかっていることも考えられます。そういう時は、放っておかず、かかりつけ医を受診しましょう。日々のお手入れで、夏場もスッキリ気持ちよく過ごしたいですね。
赤ちゃんの寝かしつけとおむつ外しアドバイザー鬼頭(きとう)なおこ
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