夜間授乳はなくせます!生後3ヶ月から夜通し眠れる赤ちゃんと眠りのリズム

この記事は2018年2月20日に更新されたもので、内容が古い可能性がありますのでご注意ください。

目次

赤ちゃんにも個性があります。

生まれたばかりのときは、寝ていることが多い赤ちゃん。寝顔を見るのはとってもかわいいですよね。ところが、生後1ヶ月たち2ヶ月たつとだんだんと今までのように眠らなくなってくる子もいます。昼も夜も泣いてばかり。昼夜逆転してしまって夜寝てくれない!1時間ごとに泣く!いろいろなパターンがあるかもしれません。でも実は赤ちゃんは、個人差はあるものの生後3ヶ月から夜間の授乳はなしで、夜通し眠れる力を持っているのです。実際、南アフリカやヨーロッパでは、生後2~3ヶ月から夜泣きもせず、夜通し寝ている赤ちゃんがたくさんいます。

夜間授乳をなくすにはどうしたらいいの?

赤ちゃんは、おなかにいるときは昼夜の区別なく起きたり眠ったりしています。そして、太陽の光を浴び、だんだんと昼間起き、夜長く眠るリズムをつかんでいきます。日本では「赤ちゃんが泣いたら授乳して」と教えられることがほとんどです。そのため、赤ちゃんが自力で眠りのリズムをつかむのに何ヶ月もかかってしまうのです。このリズムは、実は親が誘導してあげることもできます。

夜間の授乳は、生後1ヶ月目には3~2回、2ヶ月目には2~1回、3ヶ月目には1~0回に減らしていくことができます。赤ちゃんは、成長とともにたくさんおっぱいを飲めるようになるので、昼も夜も泣いたからと言って、授乳する必要はありません。生後4~5ヶ月になっても夜泣くから!と思ってママが授乳してしまうと、授乳して寝かせる習慣がついてしまいます。おっぱいがないと眠れなくなってしまうのですね。ママも眠たいですし、授乳すればすぐ眠るとわかっているとそっちの方が楽かもしれませんが、生後8ヶ月になっても1歳になっても、この夜間授乳の習慣が続いてしまう子も多いのです。

では、具体的にどうしたらいいの?と思いますよね。まずは、赤ちゃんが夜泣きしてもすぐに授乳せず、様子を見ます。泣いている子の様子を見ているだけなんてできない!という場合は抱っこしても大丈夫です。赤ちゃんが泣いている理由が、物音で起きてしまったのか、寝言なのか(赤ちゃんは寝言でも泣きます!)寒いのか、暑いのか、おしっこがしたいのか(実はおむつが濡れている以外にも、おしっこがしたくて泣くことがあります)、ほんとうにおなかが空いているのか…考えましょう。しばらくあやしたり、抱っこしたりして眠るならOK。最初は5分も待っていられないかも知れません。しばらく待ってみて、ほんとうにおなかが空いている、と判断する場合は授乳してもOKです。ほとんどの場合は、夜の授乳は習慣から飲んでいるだけで、いらないことが多いのです。離乳食が始まっている月齢の場合は、朝ごはんが食べられなくなる原因にもなるので、できるだけ授乳せず、湯冷ましなどを飲ませることで対応しましょう。

夜泣きをしてしまっても、眠りに戻れるかどうかは、ママ(パパ)の眠りの習慣づけが大きく関係しています。まずは、様子を見ることから始めてみてくださいね。

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赤ちゃんの寝かしつけとおむつ外しアドバイザー鬼頭(きとう)なおこ

ママの心と時間に余裕をつくるアドバイザー。岐阜県各務原市在住。一児の母。ギフトの企画営業、イベント関連職、百貨店販売員などを経て出産。 初めての育児で、眠れず体力的につらい日々を過ごしたことから清水瑠衣子メソッドの寝かしつけインストラクターとなる。 またおむつなし育児アドバイザーでもある。 近年乳がんが増えていること産後の乳房下垂がコンプレックスだったことから、乳がんにならないようなセルフケアとふわふわおっぱいへの育乳もする美乳メソッド™セラピストでもある。各種講座を開催している。 http://ameblo.jp/lifeandroses/
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