入園前にイメトレ!幼稚園入園で家庭のライフスタイルはどう変わる?

この記事は2017年11月14日に更新されたもので、内容が古い可能性がありますのでご注意ください。

幼稚園に入園したお子さんは平日は約5~6時間家をあけることになります。中々イメージしづらいかもしれませんが、入園するとご家庭の生活リズムやライフスタイルも想像以上にガラっと変わります。今回は入園後の生活についてイメトレしてみましょう。

 

目次

朝は想像以上にバタバタ!はじめは親子で戸惑うことも

お弁当がある・ないにかかわらず朝の準備が大変!

今までは朝起きて、のんびりとお子さんの朝食を用意して…お稽古や公園などその日の予定を朝決めることも可能でした。が、入園したらそうはいきません。毎朝急いで朝食の用意やその日の連絡ノートへの記入などママのやることは増えます。朝食の下ごしらえを夜のうちにやっておく、など必ず朝しなければならないこと以外は前夜になるべく用意しましょう。

ママの身支度も朝から必要に

園バスのお迎えの場所まで、もしくは園までの送迎が毎日の生活に新たに加わります。忙しくしていても、最低限の身支度は必要ですよね。軽くお化粧をしたり、着替えたりすることは意外と時間を取られてしまいます。お子さんの準備だけでなく、ご自身がどのぐらい身支度に時間がかかるのかを考慮して起床時間を考慮します。

通園バスの場合は時間の管理が特に重要

直接園に登園する場合は多少の時間に融通がききますが、園バスの場合はそうはいきません。特に最初の頃はお子さんがグズったりすることも多いので、かなり余裕をもって時間配分をしたほうが得策です。家から数分の園バスの集合場所にも、園服を着る、靴を履くなど一つひとつの動作を嫌がった場合は数十分かかってしまいます。実際に最初の頃は何度も乗り遅れてしまった、という体験談も多く、園バスを利用する場合の時間管理には特に注意が必要です。

 

日中はお子さんと離れて自分の時間が持てることも

登園後は家事をまとめてするチャンス!

朝できなかった、やり残した家事は登園後にまとめて出来るようになります。お子さんを園に送るまでは最低限の家事のみを行い、この時間にまとめて行うママも多いようです。この時間で買い物と夕食の準備まで済ませるママが多数。なぜ?と思われるかもしれませんが、秘密はお子さんの降園後にあります。

 

空き時間がちょっとした自由時間に

これまで育児に追われていたママもお子さんが入園したことで少し余裕が生まれます。この時間にお友達とランチをしたり、趣味や仕事を始めたりと、ママにとって5~6時間あれば十分にリフレッシュが可能。お子さんと離れて寂しい気持ちもありますが、自分の時間を楽しむ心の余裕がそのうち生まれてくるようです。

 

園の行事や役員などの仕事が加わる

園の行事や順番に回ってくる役員などの仕事は、ほとんどの場合日中に集まります。お子さんの保育中でもこういった役員の仕事などが意外と時間を取られてしまうことも。ですが、新しいママ友と知り合う、園でのお子さんの様子を知ることができる、などのメリットもありますので大変なことばかりではありません。小学校・中学校と役員や行事は常にありますので、幼稚園からそういった事になれておくと後々スムーズです。

 

降園後も今までと生活パターンは変わります

幼稚園が終わってもお子さんはまだまだ遊びたい!

一般的な園では14~15時の間が降園時間になっています。イメージでは、帰り道に買い物に行って、晩御飯の用意をして…と思われるかもしれませんが、お子さんのパワーは無限大!中々そうはいきません。園が終わっても体力がつきてきたお子さんは、園庭開放や公園などでまだまだ遊びます。お迎えに行っても結局は夕方まで帰れないこともありますので、お子さんが園に行っている間に夕食準備までしておくと安心です。

 

お子さんのお稽古事も夕方以降の時間に

入園前は午前中などに行っていたお稽古も、入園後には夕方以降に通うことになります。夕方からのお稽古の送迎の時間を考えると、帰宅してほっとできる時間は6時以降になってしまうこともあります。そこから、家事やお子さんの面倒をみることを考えると、慣れるまでは想像以上にバタバタしてしまうかもしれません。

 

お子さんだけでなく、ママも規則正しい睡眠を

平日は、毎日決まった時間に起きるなど規則正しい生活が送れるのは園生活のメリットです。ですが、慣れるまではお子さんもママもペース配分がわからず、夜眠る時間が遅くなってしまいがち。眠る時間を確保するために、8時に寝かしつける、など時間を決めその時間になったらお子さんを寝かせるように努力しましょう。家庭内での生活リズムは入園の数か月前から入園後のペースを想定して組むことで、入園後ママもお子さんもスムーズに移行できますよ。

 

お子さんの心境などにも変化が訪れます

入園後はお子さんの興味も変化します

これまではパパ・ママなどと一緒にいる時間が多かったお子さんですが、入園後はお友達や園の先生などから多くの刺激を受けます。そういった新しい関係が築かれることでお子さんの興味が変わります。今まで興味のなかった物が急に好きになったり、興味を示すようになったりと、これまで行かなかった場所に行きたがることもあるでしょう。新しく興味が持ったことについては、お休みの日などに一緒に調べたり、行ってみたりとやりたい事の幅が広がります。

 

最初のうちはパパ・ママにべったりになることも

入園後の変化としてよく聞かれたのが「子どもが甘えん坊になった。赤ちゃん帰りのようにずっとそばを離れない」「以前よりワガママになった気がする」など。お子さんは初めての集団生活で家族とも離れて不安でいっぱいです。それでも園では頑張って、甘えたり泣くのを我慢している分、ご家庭でパパ・ママにべったりと甘える子もたくさんいます。最初はびっくりするかもしれませんが「この子も頑張っているのだな」と理解し、甘えさせてあげてくださいね。

 

「幼稚園に行きたくない!」はみんなが通る道

入園してやっとお子さんもママも新しい生活に慣れてきた…そんなホッとした時期に起こるのが「幼稚園いきたくないブーム」です。多くのお子さんが一度は通る道なのですが、特に嫌な事もなく、理由もないのにとにかく「行きたくない」となるとパパ・ママは戸惑ってしまうかもしれません。ですが、これも頑張って生活に馴染もうと努力して、ちょっと疲れてしまっただけの場合がほとんどのようです。園に連れていく・休ませるはご家庭の判断ですが、多くのお子さんが経験することですので、あまり悩んだりせずにそっと見守ってあげましょう。

 

気になる「ことばづかい」はきちんと注意して

他のお子さんと長時間一緒にいることで、今まで使わなかったような言葉を面白がって使うようになります。乱暴な言葉、人を傷つける言葉など使ってほしくない言葉でも、お子さん本人は面白がっていますのでそれが悪い言葉だとはわかりません。最初はお子さんの言葉遣いにビックリすることもあるかもしれませんが、悪い言葉を使ったらきちんと注意しましょう。

 

「よそはよそ、うちはうち」ということを理解させる

「〇〇ちゃんは幼稚園の帰りにお菓子買ってもらえるんだって」「〇〇くんは、毎日アイス食べてるんだって」など、他のお子さんと関わるうちに、子どもは今までのご家庭のルールにはなかったことを要求してきます。幼稚園~大学まで今後常に集団生活を送ることになりますので、他のご家庭が普通にやっていることも、パパやママがこれまで許可していなかったことなら無理に許す必要はありません。徐々に「わが家のルール」と「他の家のルール」は違うということを理解させるのもこの年齢なら可能です。

 

まとめ

お子さんの入園後のイメージ、何となくつかめましたか?今まではご家庭のペースで過ごしていましたが、幼稚園は集団生活ですので、最初はお子さんだけでなくママも戸惑うことも多いでしょう。ですが、事前にイメトレしある程度準備をしておくことでスムーズに集団生活に移行できるのではないでしょうか。お子さんもパパやママも数年しかない園生活を思い切り楽しんでくださいね♪

 

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ナノマム編集部

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