子どもと楽しむ「食育まるくと」〜食を楽しもうのおはなし〜
食育というと専門的な知識に基づきこだわりの食材を駆使して…という少し難しいイメージを持つママもたくさんいらっしゃるかもしれません。食べたものでカラダは創られるから何を食べるかはとっても大切。それと同じくらい「誰と」「どんなシチュエーションで」「どんな気持ちで食べるか」がとってもとっても大切、と考えます。
幼児期(2歳児〜5歳児)は 乳児期に次いで最も身体発育が著しい時期で、体重は約2倍、身長は約1.5倍にも伸びます。そして「子どもの成長は6歳までの食で決まる」という学説があるくらい食の基礎ができる大切な時期でもあるのです。かわいいこの子にはちゃんと栄養を摂ってほしい!と願うのはどのママも一緒ですよね。
でもこの時期は食べムラや好き嫌いが気になったり、ママ自身が仕事と子育ての両立に悩んだり、わんぱくちゃんに奮闘するママもいっぱいいるかもしれません。まずはママがおおらかな気持ちで 「ねばならない」を手放し とにかく「楽しむ」にシフトしてみるのもひとつですね。
目次
まずはママも一緒に食を楽しむ
楽しい気分で食事をすることは、いいことがいっぱい!
リラックスした状態になると唾液がたくさん出て胃や腸のはたらきも活発になるので、きちんと食べ物を消化し体にとって「ちゃんと栄養になる」食事をすることができるのです。
そして食を通じて楽しみながら五感を養うことは最大の「はぐくむ」
・素材のツヤやお野菜のいろんな色 型抜きした形は「視覚」を
・ジュージュー、コトコト、トントン お料理の音は「聴覚」を
・お鍋の中身はいい匂い♪今日のごはんは何かな?は「嗅覚」を
・ごはんはよく噛むと甘いんだね!は「味覚」を
・畑の土の感触や素材のふわふわモチモチ、こねる、ちぎるなどは「触覚」を
そしてほんのちょっぴりでもお手伝いしたごはんを大好きな人と一緒に笑いながら食べることは「情緒」を大きくはぐくんでくれるでしょう。
今日はにこにこ楽しくお食事できたから、ちょっぴり残しちゃったけどちゃんと栄養は採れたよね!とか、お野菜イヤがるけど煮込んだスープ飲んでくれたから栄養は入ったな!とか。ママもできることがんばったら「許す」があってもいいと想います。体調が優れなかったり 忙しすぎて追いつかない日は、完璧じゃなくったって 上手に手抜きさせてもらったっていいんです。
ママが太陽でいられたらお家は平和。
みんなのお家が幸せならきっと世界は平和です。
地球の平和のためにも、ママは子育て楽しんじゃってくださいね♪
atelier feliz 柴田 典香
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