【子供の体重】増えすぎor増えない、そんな時は?

みなさん、毎日成長が著しい子供の体重について悩んだことはありませんか?自分の子供が平均体重内かどうかを調べるのは、今はネットで手軽に成長曲表を確認できますが、我が子の体重がその枠から飛び出ていたり足りなさ過ぎたりして不安になるママも少なくないはず。そこで、今回は子供の体重が増えすぎ、増えなさすぎて心配…といった様々な悩みを抱えるママたち必見のアプローチ方法をまとめてみました。

子供の成長は親の遺伝が大きいの?

街で親子を観察していると、痩せている親子やぽっちゃりしている親子、顔だけでなく体型までそっくりな親子を見かけますよね。やはり子供の成長には親の遺伝の影響が大きいのでしょうか?

体重の遺伝率は、身長の遺伝率より高い!?

2016年に出版された子供の成長と親の遺伝率についての本によると、身長の遺伝率は64%で、体重に関してはそれよりも高い遺伝率の74%だそうです。体型が親に似ること自体は血が繋がっているのであまり不思議ではないですが、「7割は遺伝の影響が大きい」とはあまり知られていなかったことですよね。
しかし、あくまでこれは可能性としての話で、多くは生まれてからの環境による影響が大きいと言われています。

成人するまでに脂肪細胞が増える時期が3回ある!?

大人でも食生活の影響は強く出ますが、子供の場合は大人になるまで脂肪細胞が増える時期が3回あると言われています。具体的な時期は以下の通りです。

・1度目…妊娠後期
・2度目…出生後〜1歳未満の乳児期
・3度目…中学生頃の思春期

なんと生まれる前の妊娠中からすでに脂肪細胞の影響を受けているとは驚きですね!実質、妊娠後期〜1歳の乳児期までは脂肪細胞が増える時期ということなので、この頃の食生活が子供の体重増減に大きく関わってくるようです。
さらに、「脂肪細胞は一度増えると減ることはない」ということも分かっており、脂肪細胞が大きい人は太りやすくなり、脂肪細胞が小さい人は太りにくくなります。

体重が平均よりも増えすぎている場合

子供の体重について実際にこれからどうしていけば良いのか知りたいところですよね。子供の体重が平均値よりも増えすぎている場合、どう対処していけばいいのでしょうか?

小児肥満はカウプ指数とローレル指数で分かる!

小児肥満と言われるものには2種類あります。
①遺伝やホルモン、または病気や薬の副作用によるもの(全体の5%)
②食生活の乱れや食べ過ぎ、運動不足によるもの(全体の95%)

実は、小児肥満はほとんどが後天的な理由である食生活や運動不足が原因なようです。たとえ遺伝で太りにくい体質の子でも食べすぎ&運動不足が続くと肥満児になってしまうようですね。自分の子供が小児肥満かどうかは、健診時や計算式によって分かります。

【乳幼児の場合】

乳幼児は「カウプ指数」という計算式によって肥満かどうかを算出します。

カウプ指数=(体重÷身長の2乗m)×10

・10以下…消耗証
・13〜10…栄養失調
・15〜13…痩せ気味
・19〜15…標準
・22〜19…やや肥満
・22以上…肥満

以下のサイトで自動計算してくれます。

浦岡小児科/カウプ指数計算
http://www.uraoka.com/kaup/

【小学生以上の場合】

小学生からはローレル指数という計算方法を使います。

ローレル指数=体重kg÷(身長cm×身長cm×身長cm)×10,000,000

・100未満…痩せすぎ
・100〜115…痩せ気味
・115〜145…標準
・145〜160…やや肥満
・160以上…肥満

以下のサイトで自動計算してくれます。
日本医師会ホームページ
https://www.med.or.jp/kids/seika/genki/kb0704/index2.html

下手なダイエットは危険!やるべきは健康管理

子供の肥満を「成長期だから仕方ない」「子供はぽっちゃりくらいが可愛い」で放置していると、子供でも動脈硬化や思春期肥満を招く可能性があります。
でも大丈夫です!今からも十分改善できます◎子供に無理なダイエットは成長に悪影響を及ぼすこともあるので、食生活の改善や運動不足の解消を促す「健康管理」を行いましょう。具体的には以下のような健康管理方法です。

①ファーストフードやコンビニ食を控える
②ゲーム等の室内遊びを減らして屋外で体を動かす
③車移動を減らして歩く習慣を付ける
④夜更かしNG!夜9時には寝室に
⑤食事の味付けや食材選びの見直し

大人の健康的なダイエットと似ていてシンプルで簡単そうに見えますが、日々習慣化されたものを1つずつ変えていくのは親も子供も根気が必要です。親の生活スタイルが子供にダイレクトに影響するので、親子で健康的な生活習慣を目指しましょう◎

体重が増えない場合

子供が食べても全然太らない!という悩みを抱えているママ。成長期なのに食べても太らないと、ちゃんと健康的に発育していけるのか不安になりますよね。体重が増えない子はどう改善していくのが良いのでしょうか?

子供の成長には体重が増えない時期がある

子供の成長には、身長が伸びる時期や体重が増える時期といったその時期に合わせた成長の仕方をします。身長が伸びたといって体重もそれに比例して増えるというものでもないので、体重が増えない子供の多くは特別気にする必要はなく、「今はそういう時期だ」と見守る姿勢が大切なようです。体重が成長曲線に届かなくても、増え方自体が発育曲線に沿うように少しずつでも増えているなら心配ありません。子供が元気で機嫌も良く、食欲も十分あるなら問題ないそうです。心配なら、一度掛かりつけの小児科へ相談してみるといいでしょう◎

体重が増えない理由とは?

体重が増えない原因として以下の理由が考えられます。

①遺伝
最初に書いた体重が遺伝しやすいという理由で、食べても太りにくい体質の子供は一定数います。両親、または祖父母の隔世遺伝によって太りにくい体質になることはあまり珍しくありません。

②胃腸の働きが弱い
猫背などの姿勢が悪さからくる体の歪み、または胃下垂や消化酵素が少なかったり胃腸の働きが良くなかったりすると、食べ物の消化が悪くなって栄養が全身に伝わりにくくなります。また、消化が良くないと食事をあまり取ろうとしない子もいます。

③お口トラブルがある
歯が痛いあるいは歯茎に腫れがあるといった、口の中のトラブルが原因でご飯を食べたくない、あるいは噛みにくいことで食べた物が消化されにくいことがあります。

④ストレス
過度なストレスが原因で食欲不振や胃腸の働きが鈍ることがあります。小中学生だとこの可能性は考えられます。一度生活環境を見直し、子供のストレス発散を促してあげましょう。

お腹いっぱい食べているのに栄養失調?

現代の栄養失調の特徴として、お腹いっぱい食べているのに栄養失調である状況が起こっています。理由として大きいのは以下の通りです。

・朝食を食べない
・パンやおにぎりといった炭水化物ばかり食べる
・野菜を食べない

この上記の理由によって、現在日本の子供の栄養不足が問題視されているようです。たくさん食べても栄養バランスが悪いと体重は増えにくくなったり増えすぎたりします。貧血や便秘、体調不良に加えて集中力の欠如や怒りっぽくなるといった悪影響も心配されるので、好き嫌いの多い子供には早めの食育をおすすめします。自分でできる範囲の食育でも効果がない場合は、食育カウンセラーに頼ることも必要です。

体重が少ない状況が長いor改善しない

子供の体重が一向に全く増える気配もなく改善の兆しもない場合は、一度病院できちんと検査を受けた方がいいかも知れません。心臓や肝臓に何らかの疾患がある場合、体重が増えないケースがあるそうです。学童時期になるまで気付かないこともあるので、あまりにも体重が増えなさすぎて心配な場合は専門家に診てもらいましょう。

まとめ

子供の体重には親の遺伝や食生活を中心とした生活習慣が大きいことが分かりました。体重が増えすぎの場合は小児肥満の可能性を考えて生活の見直しや病院できちんとした治療法を行い、増えなさすぎの場合は食育や病院の検査、または今は体重が増える時期ではないということを念頭においてしばらく様子を見守りましょう。
あまり深く考え過ぎずに、不安になるなら一度小児科の先生へ相談することをおすすめします。

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ナノマム編集部

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