イヤイヤ期到来!どう対応する?

この記事は2018年6月15日に更新されたもので、内容が古い可能性がありますのでご注意ください。

ママやパパなら、「イヤイヤ期」という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。「イヤイヤ期、大変だよ~」と聞いて、少々覚悟できていたりするのかもしれませんね。そろそろイヤイヤ期を迎える子どもを持つパパやママに、イヤイヤ期のこと、子どものこころ、対応策についてお知らせします。イヤイヤにうまく付き合って、イヤイヤ期を乗り越えていきましょう。

目次

イヤイヤ期ってなに?

イヤイヤ期を迎えると、とにかく「イヤイヤ」が多いのです。2歳前後にやって来るイヤイヤ期。教育的な言葉を使えば第一次反抗期といわれています。人生の中で迎える一番最初の反抗期です。わずか2歳で反抗期!?ついこの前までよちよち歩いていてかわいい盛りだったのに‥‥。おしゃべりが上手になってきて楽しくなってきたのに‥‥。と、過ぎ去ってしまった愛らしい我が子の姿を懐かいと思うようになったら、イヤイヤ期を迎えているのかもしれませんね。
「何でイヤイヤばかりなの?」「子育て、間違ったかなぁ…」と、落ち込んだり悩んだり、イライラしたり…。この時期に悩むママやパパはたくさんいます。
でも、イヤイヤ期って、子どもが成長していく上で乗り越えなくてはいけない、とっても大切な時期なのです。ちょうど、赤ちゃんから幼児に成長していく転換期ともいえるでしょう。

なんで「イヤイヤ」ばかりなの?

イヤイヤの原因は、「自我の芽生え」です。2歳頃になると簡単な会話ができるようになりますね。自分でしたいこと、したくないこと、欲しいものなどがはっきりと自分の中で分かり、それを伝えようとするようにもなります。けれど、言葉で伝えることが出来るようで出来ないのがこの時期なのです。うまく伝えられないもどかしさ、分かる気もしますよね。2歳児はこのもどかしさを抱えて格闘中なんですよね。そう考えると、もう少し子どもに寄り添って対応できそうな気がしませんか?さらに、「赤ちゃん」を卒業したイヤイヤ期の子ども達は、好奇心もあって意欲的です。「自分でしたい!」とやる気はあっても、実は能力的にはまだ無理なこともあって、またそこで試練を迎えるのですね。すっかりお兄さんお姉さん気分でいるのに、出来ない無念さ…。そこでまたイヤイヤ!
そんな、イヤイヤ期真っただ中の子どもでも、実はまだまだ幼く甘えたいときもたくさんあるんです。その気持ちをうまく伝えられなくて、イヤイヤで表現します。
イヤイヤはこんな感じ
・今は着替えたくないのに、着替えをさせられてイヤイヤ
・自分で靴をはきたいのに、うまくできなくてイヤイヤ
・自転車に乗ってお出かけしたいけど、ヘルメットをかぶるのは嫌でイヤイヤ
・スーパーでカートに乗りたいとぐずり、乗せたのにイヤイヤ → すぐ降りる

いつから始まって、いつごろまで続くの?

イヤイヤ期は2歳前後にやってきます。離乳期に、離乳食の好みをはっきりと示し、口からペッと吐き出すことがありませんでしたか?好き嫌いを示すことも、自我の発達です。少しずつ自我がはっきりとしてきて、イヤイヤ期のピークを迎えるのは、2歳頃といわれています。もちろん、個人差があることも知っておいて下さいね。あまりにも激しいイヤイヤ期を迎えると、どれくらい続くの?いつまで続くの?と、いつ終わるのか知っておきたいですよね。これも個人差が大きく、いつまでと言い切ることができないのです。「うちの子は、4歳過ぎても続いていた」という先輩ママもいます。
その一方で、「うちの子は反抗期らしきものがなかった」というお家もあります。子ども一人ひとりの顔も性格も違うように、イヤイヤ期の有無も、時期も、度合いもそれぞれなのです。

どうやって対応したらいい?

子どものイヤイヤ期は、親のイライラ期になりがちです。この時期の子どもの対応は簡単ではないことは、誰もが想像できますよね。イライラしながらイヤイヤの子どもに対応すると、余計にややこしくなります。子どもの気持ちに寄り添って、イライラしないで対応する方法を4つお知らせしますね。

子どもの気持ちを受け止める

「したい」「したくない」と、子どものなかでも揺れ動き、自分でも分からなくなってイヤイヤになってしまうことが多いです。そんなときは、子どもの気持ちをそのまんま受け止めてあげましょう。「そうだよね、したいんだよね。」と、言葉にして、受け止めていること伝えることも大切です。

一方的に押し付けない

例えば、歯を磨きたくないときに無理に押し付けても、暴れたりわめいたりするだけで、状況は悪くなる一方ですよね。ずっとイヤイヤなわけではないので、少し方法を変えてみましょう。「自分でする?」「ママが手伝う?」「絵本を読んでからにする?」などと、選択肢を与えてあげると、子どもは主導権を握ったように思います。自分の意向を示すことができるので、割とスムーズに行動してくれますよ。

クールダウンする時間をつくる

一度イヤイヤパフォーマンスが始まると、なかなか収まらないことも多いです。そんな時はどんなに丁寧に優しく接しても、あまり効果はありません。むしろ、こちらまでイライラしてきて、激しいバトルになることは目に見えていますね。
お互いに心を穏やかに戻すためにも、それぞれがクールダウンする時間を取りましょう。

スケジュールに余裕をもつ

イヤイヤ期の子どもの心を理解することは難しいです。いつ、何が原因で、イヤイヤが始まるのかなんて誰も見当がつきません。お出かけ前の忙しい時に、イヤイヤとぐずられたりしたら、約束の時間に間に合わなくなることもありますよね。いつやって来るかわからないイヤイヤに対応できるように、時間に余裕を持って過ごすといいですね。

まとめ

イヤイヤ期を迎えると、親も子どもも大変です。けれども、「かかってこい!」と準備万端に身構える必要なんて全くありません。心にも時間にもゆったりと余裕を持って、子どもに接していくことが効果的な対応方法でしょう。イヤイヤ期を迎える子ども自身、たくさんの葛藤があってつらい時期を乗り越えようとしています。子どもに寄り添って、受け止めて、成長の手助けをしてあげたいですね。

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ナノマム編集部

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