子供でも花粉症になる!原因や効果的な対策とは?

この記事は2018年2月14日に更新されたもので、内容が古い可能性がありますのでご注意ください。

子供が風邪でもないのに鼻水やくしゃみが止まらない…これってひょっとして花粉症?近頃大人だけでなく、子供の花粉症患者が増えているそうです。

我が子が花粉症のせいで、鼻水や涙でぐしゅぐしゅになっている姿を見ると、どうにかして治してあげたいと思いますよね。

そこで、子供が花粉症になってしまう原因や対策を調べてまとめてみました。花粉症に悩むお子様を持つママさん必見です!

 

目次

子供と大人の花粉症に違いはある?

花粉症は、鼻水やくしゃみ、涙が出るなど人によって症状が異なりますが、実は子供と大人の花粉症も症状に違いがあるそうです。

子供ならではの花粉症の特徴とは一体どんな症状があるのでしょうか?

 

大人の鼻水はサラサラ、子供はネバネバ

花粉症の鼻水は風邪を引いた時と比べてサラサラしていることが多いですよね。

でも、子供の場合は風邪を引いた時と同じように粘り気のある鼻水が出る特徴があります。そのため、親は子供の花粉症で出る鼻水を風邪だと勘違いしやすいそうです。

花粉症の鼻水は、子供も大人も無色透明なので、もし緑や黄色の鼻水が出ている場合は風邪か花粉症が悪化したことによる蓄膿症の疑いがあります。

子供の鼻水がずっと続いて風邪か花粉症か判断できない場合は、鼻水の色に注目してみましょう。

それでも不安な場合は早めにお医者さんに診てもらうことをおすすめします。

大人はくしゃみを連発、子供はあまり出にくい

子供は大人と比べてくしゃみを連発しにくい特徴があります。これは、子供の鼻の穴が大人よりも小さいという理由にあるそうです。鼻の穴が小さいので鼻が詰まりやすくなり、その結果花粉が鼻の穴から入りにくく、くしゃみが出にくいそうです。

しかし、鼻が詰まりやすいということは鼻呼吸がしづらくなり、苦しそうに口を開けたり喉が乾燥して痛くなったり、花粉症による弊害が起こりやすくなります。

子供の鼻詰まりがひどいようなら病院で診てもらった方が良いでしょう。

 

子供は大人よりも鼻詰まりがひどい

大人でも花粉症による鼻詰まりがひどい人はいますが、子供は鼻の穴が小さいので大人よりも鼻詰まりがひどくなりがちです。

まだ自分で鼻をかむということが苦手なので、鼻詰まりを解消する方法が少ないですが、鼻水吸引器などを利用して少しでも楽にしてあげましょう。

鼻詰まりを放置し過ぎると、口呼吸による喉の痛みや発熱の心配もあります。手に負えない場合は耳鼻科で吸引してもらいましょう。

 

目の痒みは子供の方が悪化しやすい

くしゃみや鼻水に続いて、花粉症の症状でやっかいなのは目の痒みですよね。実は目の痒みは大人よりも子供の方が痒みを強く感じ、それによって充血や結膜炎を引き起こすことがあります。

子供は大人のように我慢や加減をすることが難しいので、痒い時は力いっぱい目を掻いて擦ってしまいます。目元の皮膚は薄いので、擦ってしまうことで荒れやすくなります。

また、外で遊んでいる時に汚い手で目を擦ってしまうこともあるので、そこからバイ菌が入って結膜炎や角膜炎を引き起こす恐れもあります。

目の痒みが激しいようなら、眼科へ行って相談してみましょう。日頃からの手洗いの習慣を徹底させたり除菌用のアルコールティッシュを常備させたり、子供の目を守ってあげましょう。

 

子供の花粉症の判断方法

子供の花粉症はまだあまり世間的にも浸透していないので、子供でも花粉症になることに驚く人もいます。

子供が鼻水やくしゃみが出ている時、それが風邪なのか花粉症によるものなのかを判断しにくい場合の判断方法がいくつかあります。

我が子にどのような特徴が当てはまるのかをみていきましょう。

 

熱があるかどうか

風邪と花粉症はまず熱があるかないかで大まかな判断ができます。

風邪の場合は、発熱することによって体のウイルスを退治しますが、花粉症の場合は、アレルギー反応によって症状が出るので熱が出ることはありません。

ただし、鼻詰まりが原因で口呼吸が続き、それによって喉が痛んで熱を出すこともあります。また、大人よりも子供は体温が高いので、人によっては判断しにくいこともあるそうです。不安な場合は早めに病院での受診がおすすめです。

目の痒みがあるかどうか

花粉症だと目が痒くなったり充血したりします。これに鼻水や鼻詰まりがあれば花粉症である可能性が高いようです。

稀に、風邪でも目が充血することもあるので、目の痒みを伴わない充血がある場合は、他の病気を疑った方がいいかも知れません。眼科で相談してみましょう。

 

ぼーっとしていて集中力が低下している

花粉症で鼻水が出たり鼻詰まりがあったりすると、酸素が十分に脳に届かず日中ぼーっとしやすくなります。これは大人でもそうですが、子供の場合はもっと分かりやすく集中力が低下します。

いつもと様子が違ってぼーっとしている、集中力が低下している?と感じる場合は花粉症の可能性があります。寝不足で学業に支障が出る前に、耳鼻科や病院で治療してもらいましょう。

 

子供の花粉症対策に良い5つの方法

大人はある程度自分で花粉症の対策や防御方法を知っていますが、子供の場合はまだ大人と同じ対処は難しいですよね。なるべく親が花粉症から少しでも子供を守ってあげることが最大の予防になります。

そこで、子供の花粉症対策として有効な方法を5つご紹介します。どれも簡単にすぐ実行できるものです。

 

①手を清潔に保つ

子供は目が痒くなると、力いっぱい掻いたり擦ったりしてしまいます。どれだけ「掻いたらダメ」と言い聞かせても、大人のように我慢ができません。特に子供は色々なものを触りたくなるので、その手で目を擦れば二次感染のおそれがあります。

除菌シートで手を拭いたり手洗いをこまめにしたり、なるべく手を清潔に保ってあげましょう。

②うがいや鼻をかめる練習をする

花粉症で鼻詰まりがあると、口呼吸になりやすいので口から菌が入りやすくなります。うがいをこまめに行うことで、乾燥や菌の侵入を防げます。これだけでも花粉症の症状を軽くしてあげられます。

また、鼻詰まりを解消するために鼻をかむ練習をして、鼻呼吸がしやすくしてあげましょう。

鼻をかむのが苦手な場合は、吸引器を使用して鼻詰まりを軽減させてあげてください。

 

③マスクを着用する

今や子供の花粉症は珍しくないので、花粉症の季節はマスクを着用することがシンプルで効果的です。

とくにアレルギー体質の子供は花粉症にもなりやすいそうなので、鼻がムズムズし始めたようなら早めにマスクの着用を促してあげましょう。

 

④服の素材にも気をつける

実は服の素材にも気をつけて欲しいのが、モコモコした素材の服です。ウールや綿といったふわふわモコモコした素材は花粉が付着しやすいそうです。

花粉が激しいシーズンはなるべくナイロンなどのサラサラした素材の服を選んだり、外から帰ってきたときは服をはらったり、花粉を家の中に持ち込ませないようにしましょう。

⑤安易に市販の薬を使用しない

花粉症患者が多い日本では、花粉症対策の薬がたくさん販売されていますが、子供の場合は大人よりも用量の調整が難しいので、安易に薬を与えない方がいいようです。

薬である以上は副作用の心配もあるので、薬で治療したい場合は、きちんと耳鼻科や小児科で処方された薬を与える方法が一番安全です。

 

まとめ

春頃になると一年の中でも花粉症に悩む人が急増するシーズンです。子供の花粉症は大人に比べると、鼻詰まりや目の痒みが激しく現れることが多いので、うがいや手洗い、マスクの着用、服の素材に気をつけるなど出来る限りの花粉症対策を取ってあげましょう。

あまりにも症状がひどい場合や発熱、目の痒みを伴わない充血がある場合は早めに病院で受診するように心掛けましょう。

 

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ナノマム編集部

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