これってもしかしてイヤイヤ期?誰もが通る最初の反抗期

この記事は2018年2月16日に更新されたもので、内容が古い可能性がありますのでご注意ください。

魔の2歳児といわれるほどママが手を焼いてしまう2歳児。何をするのも「イヤイヤ」ばかりでママはへとへとですよね。思ったとおりに行動できないとイライラしてしまいますし、いつまで続くのか不安になってしまうママもいるかもしれません。

今回はイヤイヤ期の時期や、対応の仕方などをご紹介します。

 

目次

いつからイヤイヤ期は始まるの?

もちろん個人差はありますが、1歳半~2歳頃に「イヤイヤ期」が始まる子供が多いようです。実は一般的にイヤイヤ期といわれているずっと前から子供はイヤなことに対して反抗し始めているのです。だいたい生後6ヶ月ごろから、美味しくない食べ物や飲み物を吐き出したり、眠たいのに寝付けないと泣き出したりして、自分の主張をするようになるのです。それが1歳を過ぎた頃から徐々に言葉を覚え「イヤ」と口に出して言うようになるのです。今まで順調に子育てをしてきたママにとっては、初めてぶつかる壁かもしれませんね。

 

いつまでイヤイヤ期は続くの?

何をするにも「イヤ」と言われていては何も出来ずイライラしてしまいますよね。でも安心してください。イヤイヤ期は誰にでもやってくることですし、必ず終わりはあります。だいたい3~4歳頃になってくると、イヤということが減ってきます。いつの間にか話したら納得してくれることが増えたという先輩ママも多いので、懲りずに接してあげましょう。

 

イヤイヤ期は初めての反抗期

何でもイヤという反抗的な態度は自我の芽生えなのです。しっかりと自分の意思表示が出来るのはすばらしい成長です。とはいえ、知っている言葉は少ししかありませんし、自分の思っていることを上手に伝えることは難しいのです。「本当はこうしたい」「自分でやりたい」ということが上手く伝えられずかんしゃくを起こしてしまっていることが多いので、単なるワガママではないということを理解してあげましょう。また、ママやパパが出来るだけ穏やかな気持ちで接してあげることでイヤイヤ期は早く終わることもあります。

 

またやっちゃった…できるだけ避けたい対応

「勝手にすれば!ママもう知らないよ!」と突き放す

幼い子供にとって、ママは世界のすべてといっても過言でもありません。ママに突き放されると途端に悲しくなってしまいます。出来るだけ何がイヤなのか?どうしたいのか?を聞き出してあげましょう。またママからもどうしてコレをしてほしいのかを具体的に伝えるようにしてください。

「今日のおやつなしよ!」と交換条件を出す

ついつい言ってしまう交換条件。本気で思って言ってるわけじゃないけど、こういえば言うことを聞いてくれるだろうと思ってしまいますよね。そのときは怖くて言うことを聞くかもしれませんが、納得をしないままになってしまうので、また同じことでイヤイヤと繰り返すことになってしまいます。

 

「いい加減にしなさい!」という曖昧な怒り方

いい加減にしなさい、という言葉はとても曖昧な表現です。何がダメで怒られているのか理解できないですし、どうすれば良いのかもわからなくなってしまいます。その困惑から癇癪を起こしてしまったり、気持ちを表現できないもどかしさからイヤイヤがひどくなる可能性もあります。

 

イヤイヤ期の子供への上手な対応の仕方

「自分でやりたい!」と言うことに対しては思う存分やらせてあげましょう。また、子供の気持ちを理解してあげましょう。たとえば「ママと一緒にご飯食べるのが嫌なのかな?あとで食べたいのかな~?」等と言葉にしてみると、子供は「ママは自分の気持ちを分かってくれている」と感じます。出来るだけ自分で選ばせてあげれるように「この中で好きな服を選んでね」や「お菓子を1粒だけ食べてご飯にするか、ご飯を全部食べてからおやつ全部食べるかどっちがいい?」と、聞いてあげるようにしましょう。「OOをしなさい!」といわれるのが一番嫌なのがイヤイヤ期なので、ママも工夫して聞いてあげるようにすると意外とすんなりと聞いてくれるようになりますよ。

 

それでも変わらない…そんな時はとにかく「待つ」!

子供は一度泣き始めると、だんだん「自分はなんでないているのだろう?」とよくわからない状態に陥ってしまいます。そうするとわけもわからないのに泣き続けたり、ママの言うことすべてがイヤになってしまいます。そんなときはお風呂に入れたり1人で遊ばせたり、気分転換のきっかけを与えてあげると気持ちが落ち着いてきます。時間の経過がイヤイヤを収めてくれることもあるので、ママは忍耐強く待っていてあげましょう。

 

イヤイヤ期には絵本の読み聞かせが効果的!

絵本の読み聞かせはイヤイヤ期に効果的といわれています。子供は自分がどうしてイライラしているのか分かっていません。絵本を読み聞かせることで自分と重ね、自分を客観的に見ることが出来るようになります。イヤと言ってもママを困らせているんだ、こうすればもっとママとパパに喜んでもらえるんだ、ということをなんとなく学び取ることが出来ます。確かにイヤイヤと言う子供にいつも絵本の読み聞かせばかりしていると絵本を嫌いになってしまう可能性があるので注意が必要ですが、タイミングを見計らって絵本を読んであげることはとても効果的です。

さらに嬉しいのが、子供に手を焼いているママにも効果があるんです。絵本を読むことでリラックスが出来ることはもちろんですが、絵本を読みながら「うちの子と一緒だわ」「わかるわかる。」なんて思うシーンがたくさんあるはずです。実は女性は共感・同調をするとストレスが和らぐのです。絵本を読み聞かせながら、ママも心を落ち着かせることが出来るのはとても楽になれますね。

 

まとめ

「自我の芽生え」によるイヤイヤ期。これは自分の要求を始めてぶつける初めての反抗期です。誰もが通る成長過程なのです。生まれてすぐはお腹がすいた、ねむたい、オムツが気持ち悪いなど、生理的欲求を泣いて周囲に自分の気持ちを伝えていました。それを覚えた数少ない言葉で意思表示できるようになります。でも気持ちのコントロールができないので、欲求や気持ちをそのままぶつけることとなります。何度もイヤイヤを繰り返していくうちに、感情がコントロールできるようになったり、大人や友達など周りの人の気持ちを考えるようになったりするので、子供にとって大切な時期です。パパやママは本当に大変な時期ではありますが、わが子の成長と思い、息抜きをしながら余裕を持って接してあげてください。

 

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