初めての自転車♪選ぶ時の4つのポイント

この記事は2018年9月10日に更新されたもので、内容が古い可能性がありますのでご注意ください。

誕生日のお祝いに、入園・入学のお祝いになど、子どもの自転車デビューの時期は様々です。子どもの成長は早く、どんな年齢であっても自転車のサイズ選びはなかなか難しいですよね。安全に自転車乗りを楽しむためにも、初めての自転車を選ぶ時のポイントを5つ、ご紹介します。

目次

自転車デビューは何歳から?

子どもが自転車デビューをする年齢って、いつ頃なのでしょう?住んでいる場所やライフスタイルによっても違ってきます。毎日保育園に通い、夕方遅くに帰宅する生活では、なかなか自転車に乗って楽しむ時間はないですよね。また、マンションやアパートでの生活では、自転車の保管場所を確保するのも簡単ではなく、子ども用自転車とはいっても購入を考えなくてはいけない場合もあります。
その一方で、敷地の広い田舎暮らしの場合は、自宅敷地内で安全に自転車遊びを楽しめるケースもありますね。子どもが置かれた環境によっては、早い年齢で自転車デビューをすることができます。
自転車のサイズは12インチが最も小さく、2インチずつ上がっていきます。12インチの自転車に適した子どもの身長は、80~105cmです。年齢でいうと、2~3歳になります。まずは3輪車からという家庭もあるでしょうし、補助輪付きの小さい自転車を選ぶ家庭もあるでしょう。自転車デビューの年齢のきまりはありませんが、子どもの体と自転車の大きさの関係からも、早くて2~3歳が自転車デビューの時期といえるでしょう。経験によっては、3歳で補助輪なしの2輪車に乗れる子もいます。一般的には、5・6歳で自転車デビューをする子どもが多いようです。

初めての自転車を選ぶポイント

地面に足がつくこと

子どもはすぐに大きくなるからと、大き目のサイズの自転車を買っておこうと考えがちですが、適切なサイズではない自転車は危険につながりやすいのでオススメできません。サドルに座ったときに足が届かない状態だととても不安定で、止まったり曲がったりすることも難しくなります。必ず試乗をして、地面につま先がつくくらいのサイズの自転車を選ぶことが大切です。小さな子どもの場合は、両足がぴったりと地面につくことが、安全のためにも勧められています。サドルの高さを調節できる自転車は多いので、始めはサドルを低めに設定して、子どもの成長に合わせて高く調節するといいでしょう。体のサイズに合った自転車かどうかは、自転車の上達の速さにも影響します。

ハンドルに手が届くか?

あまりにも大きいサイズだと、サドルに座ったときにハンドルに手が届かないこともあります。ハンドルに手が届かないのは問題外ですよね。サドルに座って足が地面につくことと、しっかりとハンドルを握れることを確認しましょう。

デザインより安全性を重視

子ども用自転車にもたくさんのデザインのものがあります。子どもにとって、自転車の色やデザインは、選ぶ時の重要なポイントになってくるでしょう。けれども、自転車を選ぶ時に最も重要視したいのは安全性です。特に、初めての自転車の場合は、乗り方も分からない小さな子どもが乗る自転車になるので、慎重に選びたいですね。安全性が高いものをいくつか選び、その中から子どもに選ばせてあげると、納得のいくお買い物になりますね。

ブレーキが握れるか?

安全に確実に停止できるかどうかは、自転車を選ぶ時におさえておきたいポイントです。子ども用の自転車の中には、ブレーキをかけやすいようにレバー幅を調節できるものがあります。子どもでも軽く操作ができて、しっかりとブレーキをかけられる自転車を選ぶことが大切です。

安全な自転車を選ぼう!

(社)自転車協会が定める自転車安全基準を満していて、環境にやさしい部材を使用した自転車であることを示すのが、BAAマークです。中国製自転車の中には、精度や強度が優れないものもあります。価格やデザインを重視して自転車の購入を決める前に、このBAAマークがあるかどうかも気に留めることをオススメします。自転車の安全性を保障する基準となるBAAマーク。国内メーカーの自転車だけではなく、一部の輸入自転車にも張られているので、BAAマークにも注目して自転車選びをするといいでしょう。安心できる安全な自転車に、子どもには乗ってほしいですよね。

ストライダーってなあに?

ストライダーって聞いたことはありますか?一見、自転車とはほぼ変わらない、自転車のような乗り物です。簡単に言うと、ペダルもブレーキもない自転車です。ペダルがないので、足で地面をけって進めていきます。三輪車でも自転車でも、小さな子どもにとってペダルをこぐことは難しく、なかなか前へ進めることはできません。ストライダーはすいすいと前に進むので、2歳くらいの子どもから簡単に乗りこなすことができるようになります。ストライダーには補助輪がついていないので、自分でバランスを取りながら足で地面をけり、前へ進めていきます。そのため、平衡感覚を養うことができるのです。ストライダーに乗ることによって身についた平衡感覚は、2輪車に乗る時に役立ち、ほとんど練習をしなくても、補助輪なし自転車になります。三輪車や自転車の購入前に、ストライダーについても考えてみるのもいいかしれませんね。ストライダーは、2歳から5歳くらいまでが対象です。

ヘルメットはとっても重要!

自転車に乗るにはヘルメットが必要になります。忘れないように準備する必要があります。ヘルメットの着用について、道路交通法には次のように示されています。
(児童又は幼児を保護する責任のある者の遵守事項) 第六十三条の十一 児童又は幼児を保護する責任のある者は、児童又は幼児を自転車に乗車させるときは、当該児童又は 幼児に乗車用ヘルメットをかぶらせるよう努めなければならない。自転車事故では、約6割が頭部のけがだといわれています。頭の比率が大きい小さい子どもは特に、頭が重たいのでヘルメットでしっかりと守る必要がありますね。サイズの合ったものを選んで、きちんと頭を守ってあげましょう。

まとめ

自転車乗りを楽しむためには、安心できる安全な自転車を選ぶことから始まります。そのためには、子どものサイズにあったものを、成長に合わせて調節していくこと、買い替えていくことが必要になってきます。体の中でも最も大切な頭を守る、ヘルメットの準備も忘れないようにしたいですね。

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ナノマム編集部

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