赤ちゃんの頃から出来るものも?子どもの通信教育ってどうなの?

この記事は2020年2月5日に更新されたもので、内容が古い可能性がありますのでご注意ください。

就学前の教育が子どもの成長によい影響を与えると認知されつつあり、赤ちゃんの頃から教育熱心なママやパパが増え、習い事も多様化してきました。しかし実際は、共働きなどでママやパパの時間に限りがあったり、赤ちゃんや子どものライフスタイルによっては、習い事の教室に通い続けるのは難しいことも。そんなときに視野に入れたい家庭でできる通信教育。今回は、小さい子どもの通信教育について詳しくご紹介します!

 

目次

通信教育で学べる範囲は?

家庭環境から飛び出して通う習い事は、その道のプロから直接教わることができることが大きなメリットです。しかし、ピアノなどの音楽系やスイミングなどの運動系の習い事などは特に、決まった科目の時間内に学べることには限りがあります。その点、通信教育で学べる範囲は広く、時間にもとらわれることが少ない所がポイントです。例えば、赤ちゃんを対象とした教育では「絵本の読み聞かせ」や「ママと楽しむ歌」などで、赤ちゃんの脳の成長に欠かせない感情の豊かさや、語彙力にアプローチをかけます。

未就学児を対象とした通信教育では、文字や数字といった学習系はもちろん、あいさつや食事面でのマナーや、就園、就学前の準備講座までカバーしているものも。ママやパパがどのように教育すればいいか分からない部分まで広く学べる魅力が、人気の理由の一つですね!

 

通信教育のメリット

通信教育を検討しているけれど、具体的にどんなメリットがあるのかよく分からない…というママのためにメリットをまとめました!

 

資料を取り寄せしてじっくり決められる

前述の通り教育に力を入れる家庭が増えてきているので、実にさまざまな通信教育が登場しています。昔とは違い、インターネットで簡単に資料請求ができ、家庭でじっくり夫婦や家族と一緒に検討できるところがポイント。外への習い事は、見学の時間帯が制限されたり、紹介者がいればその人との付き合いなどで、なんとなく気を使ってしまう…なんて声もよく聞きますね。通信教育であれば納得いくまで検討でき、どのようなタイミングでも始められるメリットがあります!

 

好きな時間に好きなだけ学べる

家庭外への習い事は、送迎や待ち時間、または教室での付き添い、家庭での宿題の管理や自主練習の付き添いなど、子どもだけではなくママやパパの時間的な面での負担も少なくありません。その点、通信教育では主に家庭での取り組みなので、時間や場所の縛りといった心配がありません。子どもの機嫌がいいときや、手が空いたすきま時間を利用して好きなタイミングで、好きな時間だけ学べるところが大きなメリットといえるでしょう!

 

定期で学べる

通信教育は、一か月ごとといった定期で教材が送られてくるものがほとんどです。毎回決められた期間の量しか教材が来ないので、子どもが飽きにくいといわれています。書店などで購入した教材は、途中で子どもが飽きてやらなくなったという経験はありませんか?子どもは目新しいものに興味を引かれるので、毎月表情や切り口を変えてくる通信教育は楽しんで学べそうですね!

 

リラックスして学べる

学習環境が家庭なので、赤ちゃんや小さな子どもも、人や場所見知りなどで緊張せずリラックスして学べるメリットも大きいです。就園前の子どもの通信教育でよくあるのがDVDやCDでの教材です。ママがどうしても片付けたい家事などある場合、CDなどをBGM代わりに流しておいて、子どももママも歌いながら楽しく学習時間を共有できます。

 

教育内容の目安に

「赤ちゃんの頃から積極的な読み聞かせを」と教育書で読んだとしても、ママやパパは「具体的になにを?どのようにして?」と困惑してしまうことも多いとか。子どものために赤ちゃんから教育させたいけれどどこから手をつけていいのか分からないときに、通信教育を活用してみるといいでしょう。さまざまな情報とデータの下で製作され、子どもの年齢に合った学習内容を提示してくれるのが通信教育の魅力の一つです。

 

 

通信教育のデメリットと改善のポイント

他者との係わり合いがない

家庭で手軽に取り組めるところがメリットの一つとご紹介しましたが、通信教育は家庭外に出ることもないので、その分他者との係わり合いの機会が減ります。スイミングや英会話教室、ピアノ教室など、家庭や園外で知り合うお友達と切磋琢磨することで社会性やコミュニケーション能力がよりいっそう磨かれることもあります。このような面はデメリットの一つとして挙げられるでしょう。改善の案としては、教養や学習系は通信教育で行い、子どもが興味のある運動系や音楽系は一つ選んで教室に通わせるなど、バランスを取ってみるといいかもしれません。

 

保護者の付き添いが必要

ワーク系の教材であれば、ワークの内容を親子で確認しながら学習を進める必要があります。ワークの目的が分からないと教材で学習できる内容や範囲がつかめないので、ただ好きな場所にシールを貼ってしまっていたり、好きな色を好きなように塗ってしまったりというハプニングも。だいたいのワークには、子どもが読めるようにひらがなで記載されていますが、ママやパパは子どもが理解しやすいように声かけをしながら進めるといいでしょう。

 

環境によっては集中力が必要

幼稚園や保育園に通っている子どもは、家に帰るとほっとして急にだらしなくなったりママに甘えっぱなしになったり…。また就園前の小さな子どもは生活環境のメリハリがつけにくいので、いつもリラックスしているリビングなどの場所で「学習」となると、集中力が続きにくいというデメリットも。そんなときは無理強いせず、集中力の続いたところまで学習と割り切ることがポイントです。おもちゃがある部屋で学習させない、学習の時間はテレビを必ず消すなど、ママやパパ、家族が協力して環境を作ることで集中力をつけていきましょう!

 

子どもが飽きてしまうことも

筆者の周りでこんな声をよく耳にします。「通信教育のお試し版が自宅に届き、子どもとやってみると楽しんでいたのでさっそく定期で始めてみたものの、毎月こなすワーク系の学習が以外と多くて面倒くさがってしまって、結局1年も続かなかった…。」というもの。子どもの興味を引きそうな頭脳系のおもちゃやタブレットなどを付ける通信教育もあり人気ですが、肝心のワーク学習は自然と親の方が「毎月決められた量をこなさなきゃ!」と力が入ってしまい、子どもが嫌がったり飽きる原因に。子どもが自然にやりたい! と思うように無理強いせず、楽しんで学習できる雰囲気作りがポイントです。

 

 

まとめ

通信教育を始めるには、資料請求や周りの体験談などを参考にして、どのタイプがわが子に合うものかじっくり検討してみることをおすすめします。教材に頼らずママもパパも一緒に参加して、楽しみながら学習できると効果的ですね!

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ナノマム編集部

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