子どもの迷子対策

この記事は2019年10月30日に更新されたもので、内容が古い可能性がありますのでご注意ください。

行楽シーズンになると家族揃ってのお出かけが楽しみですが、小さなお子さんを持つご家庭共通の心配事は、子どもの迷子ではないでしょうか?ショッピングセンターや遊園地、駅や祭り、海など迷子になりそうな場所は挙げればキリがありませんが、特に混雑する場所での迷子は親も子もパニックになりやすいです。今回は、事前に家庭でできる迷子対策法をご紹介いたします!

 

目次

小さな子どもはどうして迷子になりやすいの?

迷子になりやすい原因は、好奇心が旺盛で動き回ってしまうと言うことも考えられますが、実は子どもの見る力にあります。背が低く視線が低いことに加え、水平視野は大人が150度あるのに対し子どもは90度しかありません。また、垂直視野も大人が120度あるのに対し、子どもは70度と視界が狭いため、周りの景色に夢中になっていたり、何かに気をとられてボーっとしていたりすると家族を見失ってしまうことも。

 

 

迷子の対策法

迷子になる前に家庭でできる対策法をご紹介します。お子さんの年齢や性格に合ったぴったりな方法を見つけてくださいね!

 

目立つ服を着せる

テーマパークやショッピングモールなど、子どもがたくさん集まる場所で小さなわが子を探し出すのは至難の業。もしもの時のために、目立つ服を着せましょう!パッと目立つ蛍光色のTシャツを着せたり、頭に大きなリボンをつけてみたり、目立つ色の帽子やハイソックスを履かせたり・・・。ちょっと派手かも?と思うくらいが見つけやすいです。ポイントは、お出かけ前や、目的地についたら子どもの全身が写った写真を撮ること。忙しい出発前に、子ども一人ひとりの服を頭で記憶しておくことはママでも難しいですよね。迷子になったときのために、きょうだいや家族で記念撮影を撮れば、万が一迷子になったときにインフォメーションセンターなどに子どもの特徴を伝えやすいです!

 

集合場所の目印を決めておく

目的地に着いたら、まず親子や家族で迷子になったら集合する場所の目印となるものを先に決めておくといいでしょう。ショッピングモールや水族館など屋内であれば、子どもでも認識しやすい動物の絵やキャラクターなどの看板を目印にするのもいいですし、屋外であれば背の高い目立つ看板や旗、子どもに親しみのあるマークのチェーン店に集合するなど、子どもでも理解できる目印を探すことをおすすめします。ただし、冷静に自分で行動することを基本とするこの対策は、交通ルールが守れたり、身の安全を自身で確保できる小学生くらいからのお子さんとの間で取ることをおすすめします。

 

 

家族間でのお約束を決める

 

★お約束1 迷子になったらその場から動かない

言葉が理解できる小さな子には、パパやママを見失ったらその場から動かないことをお約束として教えておきましょう。ポイントは、「不安だろうけどママやパパが必ず見つけるから、絶対に探しながら歩かないでね」と、子どもの気持ちに寄り添った教え方をすることです。子どもはママが見つからずパニック状態になっていると、大人が予想できない方向に進んでしまうことも。子どもの足ならそう遠くには行けないだろう・・・と思っていても、意外な距離を進んでいたりするものです。一刻も早く見つけ出すカギとなるお約束のひとつです。

 

★お約束2 ママやパパを大声で呼ぶ

迷子になったとき、ほとんどの子どもはパニックになって泣き叫ぶと言われています。泣きながらでもいいのでハッキリとママやパパを呼ぶことをお約束としましょう。ポイントとして、分かればママやパパの「名前」を呼ぶように教えるともしもの時に効果抜群!小さな子どもの声は似ているので、混雑した場所で聞き取りにくいことも。ママやパパは自分の名前を呼んでもらうことで、よりわが子だと認識しやすいというメリットがあります。

 

 

迷子防止グッズを使う

迷子防止に役立つグッズはいろいろ販売されています。年齢やシーンに合わせたグッズの活用をご紹介いたします!

 

★迷子札やインフォバンドの活用

移動中や駅構内など、公共機関内で迷子になってしまったら事件や事故に巻き込まれることも心配されるので、一刻も早く見つけ出してあげたいですね。迷子になれば子どもも泣き叫ぶので、駅員さんやスタッフの方が声をかけて保護してくれる可能性は高いですが、子どもはパニックになって自分の名前が言えなかったり、時には保護を嫌がる場合も。そんなときに役立つのが迷子札やインフォバンドです。

子どもが背負うリュックやポシェットに、ハッキリと子どものフルネーム、ママやパパとすぐに連絡が取れる携帯電話番号、住所、もしものために子どもの血液型を記入し、分かりやすいところに入れておきましょう。持病がある場合は一緒に記載し、名前はふりがなをふっておくと安心です。インフォバンドは子どもの手首に付けておくタイプのもので、まだ言葉が話せない小さな子にぴったり。どこかに置き忘れたり落とす心配もないので、遊園地やお祭りなど歩き回る場所に遊びに行く際に着用したり、防水性タイプも販売されているので、大型プールなどでも大活躍します!

 

★迷子ひもの活用

よちよち歩きの赤ちゃんや、活発な子にいざとなったら使用を考えたい便利グッズが迷子ひもです。リュックのように背負わせ、そこから伸びる紐をママやパパが持つタイプと、脚力もしっかり付いた3歳くらいからおすすめの、ママやパパと子どもの手首をつなぎ止めるタイプがあります。使い方によっては便利で安心できるアイテムですが、周りから「まるでペットみたい」などという声も聞かれるという体験をしたママも。賛否両論ありますが、下の子が小さく上の子のスピードについていけない場合や、荷物がたくさんありどうしても使用しなければ迷子が心配という場合のお助けアイテムです。使用前にシュミレーションしたり、室内で実際に着用をしてみて練習するのもいいかもしれませんね。

 

★デジタル機器の活用

以前にも迷子になったことのある子や、混雑した場所に行く場合などにおすすめしたいのがデジタル機器を使用した迷子対策です。スマホと連携し、GPSのように居場所を表示してくれるタイプのものや、ママやパパから離れるとスマホに連絡が入るタイプなどがあります。値段はそれなりにしますが、混雑した場所へのお出かけが頻繁にあるご家庭や、きょうだいが多いご家庭で持っていると安心かもしれませんね。

 

まとめ

服装を工夫したり、子どもとの約束やルールを決めることで基本の迷子対策はできそうですが、今はインターネットなどで手軽に迷子防止グッズが購入できる時代です。出発前にわが子にぴったりの対策法を見つけ、楽しいおでかけにしたいですね!

The following two tabs change content below.

ナノマム編集部

こんにちは!ナノマム編集部です。この記事はナノマム編集部が書きました。他にも気になる、知りたい情報などがあれば、お気軽にメッセージくださいね!お待ちしております!

最新記事 by ナノマム編集部 (全て見る)

ナノマム弁当
ライカラ電子書籍
present
健康
お金
届出