子どもの急な入院!
慌てないための心構えとお役立ちグッズ紹介

この記事は2019年8月7日に更新されたもので、内容が古い可能性がありますのでご注意ください。

小さなわが子が思わぬケガや病気で入院することになったら、急なことでママもパパも焦ってしまいますね。そのようなときに慌てないための心構えとお役立ちグッズ、そして普段からできる急な入院の備えをまとめてみました。いざと言うときに役に立つことばかりなので、ぜひ参考にしてください!

 

目次

急な入院となったときの心構え

ママ一人で付き添いを背負わず、家族に頼って

子どもの急な入院が決まったら、自然とママが長時間病室で付き添ったり、看護したりする流れになるのではないでしょうか。しかし、何日も続く慣れない環境での付き添いで睡眠不足になったり、子どものことが心配で心身ともに疲れ果ててしまったりと言った声がよく聞かれます。ママ一人で対応するのではなく、パパも交代で付き添いの協力するのはもちろん、時にはおじいちゃんやおばあちゃんなど頼れる家族に甘えることも必要です。また、頼れる家族が遠方であったり、下の子が乳児であったりとさまざまな事情で付き添いに限界がある場合は、積極的に病院と相談してください。

仕事や家事、育児を通常通りにこなそうとしない

パパや兼業ママは、職場への報告や出勤などの相談もなるべく早めに済ませ、なるべくお互いの負担にならないよう調節しましょう。また前述にもあるように、ママはできる限り子どものそばにいたいという思いから、ほとんどの時間を付き添うなんてことも。そのような限られた時間で家事やきょうだいの育児もいつも通りにこなすのは至難の業です。付き添いだけではなく家事や育児もパパや頼れる家族に思い切って任せることがポイントです。

もしものために1泊分の荷物をまとめておく

急なケガや病状の悪化などで病院に行く際、「子どもの様子がいつもと様子が違う」と思ったら、とりあえず1泊分の荷物を簡単にまとめて病院に向かいましょう。診察でこのまま入院と言われた場合、手続きなどで忙しく自宅に戻る時間を作るのは一人の場合難しいのが現状です。以下にリストアップしたものを持参しておくと、急な入院にも対応できます。

急な入院に備える荷物リスト

・保険証類
・母子手帳
・子どもの下着、パジャマ、上下の着替え
・おむつ数枚
・タオル数枚
・ビニール袋(レジ袋)

 

お役立ちグッズ

数日から長期的に入院することになった場合、一日のほとんどを病室で過ごす日々がやってきます。特に回復傾向にある小さな子どもと病室で大人しく過ごすことは難しいですね。準備しておくと便利なグッズや、子どもの気分を紛らわせるおすすめグッズをご紹介します!

 

子どもの荷物

①ビニール袋(レジ袋)・・・着替えや濡れたタオルを入れたり、ごみ袋になったりなど大活躍です。多めに準備してもいいでしょう。

②おむつ・・・病状によってはトイレに行けなかったり、トイレトレーニングが完了している子でも慣れない環境でお漏らしをしてしまったりなど、予想外のことも考えておむつを卒業している小さいお子さんでも数枚準備していたほうが安心です。

③おしりふき・・・意外に便利なのがおしりふきです。市販されているウェットティッシュでもいいのですが、おしりふきのほうが大判で厚手、使い勝手がよいことからおすすめします! また、除菌シートも手やベッド周りをすぐに除菌でき、そのままごみ箱に捨てられ衛生的であると重宝します!

④DVDプレーヤーとDVD(イヤホン)・・・ベッドの上で大人しく過ごすのにぴったりなアイテムです。普段見ているお気に入りのDVDでもいいですが、新しいタイトルをレンタルして夢中になる子も。大部屋の場合はイヤホンもできる限り付けて鑑賞できるといいですね。

⑤ごほうび・・・慣れない点滴や治療を嫌がるのは当たり前です。頑張ったごほうびとして目新しいおもちゃやごほうびシールなどを準備しておくと、いざというときに使えます!しかし一番のごほうびはママや家族の励ましです。「頑張ったね!」、「バイキンさんやっつけたね!」と声かけしながらたくさん抱きしめてあげてください。

⑥パズルやぬりえ・・・これは個室ではなく大部屋での子どもの遊びとしておすすめします。大部屋で使うおもちゃは音が出ないものが◎。ぬりえやまちがえ探し、簡単なパズルも子どもたちに人気です!

ママの荷物

①洗顔、歯磨きセット・・・家に帰るタイミングがない場合は、せめて洗顔だけでもしたいもの。歯磨きセットも同様に、トラベル用のものを一つずつ準備しておくと安心です。

②ラップ・・・すぐに洗えない食器に貼り付け使用したり、物をまとめたりなど多様な使い道があるのがラップです。余裕がある場合は自宅から持参してみることをおすすめします。

③S字フック・・・限られたスペースでママの衣類やバッグなどを収納するのは難しいですね。S字フックがいくつかあればジャケットやバッグ、ちょっとした荷物などを床につけることなく収納できるので便利グッズの一つです。

 

普段からできる急な入院に備える共有ポイント4つ

予期せぬケガや病状の悪化など、子どもの入院はいつ決まるのか予想ができません。いざと言うとき慌てないために、普段の生活でできる家族と共有すべきことをまとめてみました。

 

ポイント1 きょうだいの受け入れ先などの情報共有

子どもの入院が決まった場合、他にきょうだいがいる場合はママや家族の心配や負担を減らすためにも一時保育先を探したり、延長保育や学童を積極的に利用することをおすすめします。このような緊急事態に備えて、普段から延長保育や学童の手続きの手順や、一時保育先の登録などの情報は育児を中心に行うママだけに留めるのではなく、パパや協力してくれる家族とあらかじめ共有しておくことがポイントです!

ポイント2 パパとママのスケジュール共有

仕事からの帰宅時間が一定でなかったり、出張が多いパパやママは、だいたい1か月の大まかなスケジュールを共有しておくと安心です。例えば「第二週は3日間パパが出張で不在だから、もし何かあったらまず近くの祖父母に連絡を取ろう」、「この日はママの帰宅時間が遅いからパパが夕方以降は動けるように事前に調節しよう」など、夫婦間で動きが分かるので万が一に備えやすいです。

ポイント3 収納場所の共有

子どもの洋服や下着、また園や学校に使用する道具などの収納場所は意外にママしか知らないというご家庭も多いのでは?クローゼットの中やタンスに収納物シールを貼るのもいいですが、週末くらいはパパと一緒に子どもの洗濯物を収納したり、園などで使う用具の場所を確認しておくことで、子どもの急な入院の際にパパも慌てることなく準備できたり、きょうだいのお世話がスムーズに行く手助けになります。

ポイント4 園や学校行事の共有

きょうだいが通う園や学校の行事が重なっているときや、登園、登校の際に指定される服装、細かな持ち物などを普段ママが管理している場合は要注意です。ママが付き添いで自宅へ帰れないという場合は、他のきょうだいの世話はパパや家族に任せるしかありません。そのためにも、行事の日程や特に注意すべき服装の指定、持ち物などは家族の目に付くカレンダーにあらかじめ記しておくことで共有できます。

 

まとめ

急な入院となれば大人は焦ってしまうもの。しかし子どもにとって不安な入院生活の大きな支えはママやパパの励ましや笑顔です!誰かに負担が偏り過ぎないように家族で協力し合ったり、普段の生活の中でのさまざまな共有の積み重ねからカバーできることもたくさんありますので、ぜひ実践してみてくださいね。

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ナノマム編集部

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