内祝いは何がおすすめ?タイプ別もらって嬉しい内祝い
友人や親せきなどからいただく出産祝いはとても嬉しいもの。ですが、お祝いをいただいたらお返しを返さなくてはいけません。赤ちゃんのお世話が大変な時期に内祝いを考えるのは意外と大変な作業です。そんなママ達に参考にしてもらいたい、親類、友人、会社関係などのタイプ別にもらって嬉しい、送って喜ばれた内祝いをご紹介するとともに、困った内祝いも一緒にご紹介します。
目次
親や親せきに喜ばれるものはコレ!
身近な存在の親や親せきにもきっちりと内祝いは返しましょう。身近な相手だからこそ喜ばれるものとして、「名入れギフト」が挙げられます。友人や知人に貰うとちょっと迷惑に感じてしまうこともある名入れギフトも親類なら喜ばれます。その際は、俗に「消え物」と言われる食べ物を贈ると良いようです。夫婦二人暮らしでも消費できるお米、麺類、家族が多い場合はスイーツや肉・魚などの詰め合せなど、家族形態によってアレンジしましょう。困った場合は、お子さんの誕生時の重さで贈るお米がオススメです。お米はどこの家庭でも使用するものですし、何よりすぐには傷まないところが贈られる相手にとってはありがたいものです。また、定番の品としてタオルケット、タオルなどのリネン類も人気です。大人だけの家庭の場合はキャラクター類は避け、肌触りに定評のあるブランドのものを用意しましょう。一つ気を付けたいのは、親類に内祝いを贈る場合は地域の風習に従うことです。物を贈る地域、ギフトカード、現金など地域によって様々です。中でもギフトカードや現金の場合は地域によっていただいた額の何割をお返しするか違いますので、両親・義両親へ事前の確認が必要です。
会社の上司や同僚などにはコレ!
ご自分の会社関係、夫の会社関係と仕事上のお付き合いのある方から出産祝いをいただく場合があります。普段、付き合いのない夫の上司などは特に「何を送ればいいの?」と不安に感じることでしょう。同僚・上司に送る内祝いとして人気なものはズバリ「自分の趣味にあったもの」。自分のことを知ってくれている、わざわざ調べてくれたという事実が先方には喜ばしく感じ、会社でのイメージアップにもなるでしょう。上司の好きなものが中々わからない場合、お酒を嗜むならワインやウィスキー、日本酒などが無難です。結婚している場合、ディナーや一日体験をペアで楽しめるギフトセットは夫婦で楽しめるので上司の伴侶にも喜ばれます。同僚への贈り物も趣味に合わせたものをセレクトしたいところですが、社内で「同僚には同じものを配る」などの習慣がある場合もありますので、事前に先輩などに確認してみましょう。多くの人に同じものをお返しする場合は、誰にでも喜ばれる物を考えるより、誰もが邪魔にならない、嫌いではないものを考えます。珈琲や紅茶を贈るなら、フレーバー入りのものではなくスタンダードなもの、食べ物はアレルギーがあるのでなるべく避け、タオルやカタログギフトなど家にあっても困らないものを選びます。
独身の友人にはコレ!
独身の友人へのお返しが実は一番困るかもしれません。自炊はするのか、一人暮らしかなどの生活サイクルによっても必要なものが変わってくるからです。独身で出産祝いを贈ってくれるということは比較的仲のよい友人ですが、お子さんの写真入りのお返しはびっくりされてしまう事があるので避けたほうが賢明です。もし気軽に聞ける相手ならば、何が欲しいか聞いてしまうのも手です。希望するものがあるなら内祝いに相応しくないと思うようなものでも、相手が希望する場合は贈ることに問題はありません。特にないようなら、ギフトカードを贈ることを考えてみてはいかがでしょうか。ギフトカードは金額がわかってしまうので贈るほうは避けがちですが、貰う側にとってはありがたいものです。ギフトカードは味気ないと思われるなら、少し高級なスイーツで日持ちのするものをおすすめします。チョコレートやクッキー、アイスクリームなど自分では買わないけれど食べてみたいものが独身の方には喜ばれています。
既婚の友人にはコレ!
独身の友人の項でも書きましたが、気軽に聞ける相手なら「何がほしい?」と聞いてみるのが一番の手です。もしくは、好きなもの、集めているものを知っているならそれを贈ると良いでしょう。何が欲しいか聞いたら「子どもにトランポリンがほしい」と言われ、内祝いとしてトランポリンを贈った話もあるように、一番は相手の喜ぶものを贈ることです。相手に聞きづらい場合に無難なものとしては、小さなお子さんがいる場合は育児グッズ・おもちゃなどのカタログギフト、家族で食べられるスイーツの詰め合わせ(お子さんがいる場合は小分けのものを選びましょう)、夫婦のみの場合は日持ちのする食品やカタログギフトは誰にでも喜ばれます。ルクルーゼなどのキッチングッズも喜ばれる傾向にありますが、人気のものは既に持っている場合もありますので注意が必要です。
どの世代にも受け入れられる定番商品
ここまで相手によってオススメの内祝いをご紹介しましたが、どの世代にも概ね喜ばれるものをいくつかご紹介します。昔からの定番のタオルなどのリネン類はなるべくシンプルなデザインで使い心地の良いものは万人に喜ばれますし、生活に必要な物ですので邪魔になることがありません。そして、結婚式の引き出物として定番になっているカタログギフトは、自分で欲しいものがセレクト出来るので人気です。ただし、カタログギフトの場合は、贈る相手の生活スタイルに合わせたものを贈るように心がけましょう。総合カタログギフトより、食品、子ども、体験などその人に合ったものを贈ることで気持ちが伝わります。
貰って困った内祝いとは?
贈ってくれた相手には中々言えないけれど、実は貰って困るお返しも存在します。年代や環境によって違いますが、親類以外に概ね不評なのが写真入りの内祝い。スイーツなどにお子さんの写真を転写したもの、お子さんの写真入りのフォトフレーム、中にはお子さんの写真を使ったコラージュアートを贈られて困ってしまったという例も。次に多く聞かれるのは雑貨・小物類。趣味の合わない置物や時計、可愛いけれどインテリアと調和しない物はいただいても使う機会がなく困ってしまうようです。「禁煙をしたのに高級ブランドの灰皿を贈られてしまった」という例もあるように、生活環境は日々変化しますので、近しいお付き合いで趣味がわかる場合を除いては贈らないほうが無難かもしれません。また、人気の食品類も人によっては困ってしまう場合も。夫婦のみの家庭に賞味期限の短い食品、嫌いで食べられないもの、贈られたけれど美味しくなかったもの、アレルギー体質の方への食品ギフトなども避けましょう。
まとめ
お子さんを出産するとほっと一息つく間もなく、周囲からのお祝いラッシュが始まります。まさに嬉しい悲鳴なのですが、ママにとっては内祝いの商品選定は時間もかかりますし、何を贈ればいいのか悩んでしまいますよね。出産祝いをいただいたらリストを作成し、各自の予算を決め効率よくお祝いを選びましょう。確実にお祝いをいただく方については、事前に趣味や好みのものをリサーチすることでよりスムーズに選ぶことができます。大変な作業ですが、お祝いをいただいた一人ひとりを思い浮かべながら、夫婦で無理なく楽しく選んでくださいね。