ママと一緒にクッキング♪小さな頃から料理を教えよう
お子さんと一緒に料理が出来たら楽しいですよね?でも、準備や道具が大変そう…と尻込みしてしまうママも多いのではないでしょうか。お子さんと一緒に料理をすることは、食育の面でもお子さんにとって大きなプラスとなります。今回は何歳から一緒に料理が出来るの?といった素朴な疑問から、オススメの道具や料理など、今日から一緒にお子さんと一緒に料理を楽しめる情報をお届します。
目次
料理をする前に!子供と一緒に料理をするための便利グッズをご紹介
これがあるだけでお子さんのテンションアップ「エプロン」
お子さんと料理をすると、服や床は多少汚れてしまいます。ママにとっても汚れはストレスになりますので、エプロンを用意しておくと安心です。エプロンは「お料理するぞ!」という気分を盛り上げる小道具にもなり、お子さんのテンションはそれだけでアップ!料理をする時=エプロンをする、と習慣づけておけば、お子さんも「今からお手伝いタイムだ!」と理解しやすいので、気分を切り替えるためにもぜひ用意してみては。
小さなお子さんと料理するには「踏台」は必須アイテム
キッチンは大人の高さで設計されていますから、お子さんにとってはとても高く感じます。2~3歳の小さなお子さんでは、キッチンまで手が届かないと思いますのでぜひ踏台の購入を。いざ料理をしよう!と思って踏台がない場合は椅子などで代用できますが、スペースを取ってしまいますし、踏台はママも使う機会があると思いますので購入しても損はないアイテムです。
「子ども包丁」は一人で包丁を持たせたいママはぜひ検討してみて
お子さんに包丁を持たせたいけど、ケガが心配。いくらママが補助していても、料理にある程度のケガはつきものですが、なるべくならリスクは減らしたいですよね。刃先がギザギザしていて切れづらい子ども包丁は、一人で包丁を持たせたい場合や、2~3歳のお子さんが料理をする場合などあれば安心なアイテムです。幼稚園頃まで長く使えますし、お値段も1000円前後と比較的安価ですのでぜひ検討しましょう。
「子ども調理器具」はあると便利なアイテム
子ども包丁だけではなく、泡だて器・ピーラーなど様々な器具にお子さん向け商品があります。サイズが小さめに、安全性に考慮して作られていますので、お菓子作りや焼き物の調理をする場合など、お子さんが幼稚園~小学生ぐらいまで安心して使えます。大人用はお子さんにとって大きく、思わぬケガを招いたり、扱いづらく材料をこぼしてしまったりと、ママにもお子さんにも負担になってしまう場合がありますので、本格的に料理を教える場合にはこういったアイテムも考慮してみてくださいね。ちなみに、100均にも小さめの調理器具は多数売っていますので、そういった調理器具を代用してもいいかもしれません。
2歳頃から一緒にお料理出来ちゃう?年齢別出来ること
2歳になったら野菜をちぎるところから教えてみては?
2歳も後半になると、口に物を入れたりすることも減り、ママやパパの言うことも理解できるようになります。そうなったら一緒にお料理をスタートするチャンス!最初はレタスをちぎったり、ミニトマトのへたを取ったりと簡単な事からお手伝いをお願いしましょう。初めてのお料理はお子さんにとって興味津々。野菜を口に入れてしまったり、いたずらをしてしまうかもしれませんが、あたたかく見守ってくださいね。
3歳になったら包丁を使ったり、お菓子作りが出来るお子さんも
お子さんのタイプや興味によっても違いますが、3歳を過ぎると包丁を使って野菜を切ったりすることが出来る子もいます。カボチャやじゃがいもなどの硬い野菜はまだ危ないのでオススメしませんが、キャベツ・きゅうり・葉物野菜などはママが介助してあげることで意外と上手に切れることに驚かれるかもしれません。また、切るだけでなく、泡だて器やヘラなどを使ってお菓子作りを一緒にしてみてはいかがでしょうか。はかった材料を入れる、混ぜるなどの動作は意外と小さなお子さんでもすんなりできますし、クッキーの型取りなどはお子さんも楽しめますよ。
4・5・6歳は様子を見ながらお子さんと一緒にクッキング!
4~6歳は、幼稚園や保育園などの集団生活にも慣れ、外から刺激を多く受けることでお子さんの精神的な成長を感じられる時期ではないでしょうか。その時期に料理に興味を持ったお子さんにはぜひ色々チャレンジさせてあげてください。数字を読めるようになれば材料を測ったり、混ぜる、焼く、煮るなどママと一緒に本格的な料理にも挑戦できますよ。
小さな頃から料理を教えるメリットは?
お子さんに「やればできる!」という達成感が得られる
お子さんが健やかに育つポイントとして達成感(成功体験)を多く得ることが重要だと考えられています。達成感を得たお子さんは、自分の成長を感じることで自信に繋がり、もっと新しいことにどんどんチャレンジしたくなる気持ちを育てます。幼児教育などでも達成感を得ることは出来ますが、料理は自宅で比較的簡単に達成感を得られますのでぜひ試してみましょう。
食材について学ぶことができる
料理されたものを毎日食べているだけのお子さんと、料理をするお子さんでは食材についての知識が違います。季節の野菜、その野菜は元々どういった形をしているのかなどといった知識は料理をしながらママが教えてあげることでより身に着くことでしょう。そういった知識はお子さんが大人になってからも役立ちます。
料理をすることで五感が刺激される
野菜などの食材を実際に触ることで「触覚」、料理中の匂いを感じる「嗅覚」、料理中の音を感じる「聴覚」、料理の工程を見ることで「視覚」、味見をすることで得られる「味覚」と、料理をすることで人間の五感が全て刺激されます。お子さんの五感を刺激することで、脳の発達が促されますよ。
食材やパパ・ママへの感謝の心を育てる
普段何気なく食べている料理も、パパ・ママなどが仕事をしたお金で購入し、パパ・ママなどが調理したものを食べています。当たり前のことなのですが、小学生になっても気づかないお子さんもいます。料理の課程でそういった事を伝えると、両親への感謝や食材を大切にする気持ちが自然と養われます。自分から「パパ・ママがお仕事をしているからご飯が食べられるんだよ」と伝えることは恥ずかしいと思われるかもしれませんが、お子さんが理解をすることで感謝の心が育ちますので、ぜひ伝えてください。
大きくなった時の自立心が備わる&ママの家事も少し楽に♪
今は想像がつかないかもしれませんが、お子さんが小学校高学年~中学生になった時、料理が出来るということはお子さんの武器になります。調理実習だけでなく、ご家庭でもご飯を一人で作ってくれる子もいます。一人でメニューや使う食材を考えることで自立心や思考力も身に着きますし、ママの家事も少し楽になりますよ。
まとめ
お子さんがママの料理に興味を持った時、やりたい!と言い出した時は、一緒に料理を始めるチャンスです。汚したり、時間がかかったりと最初のうちは大変ですが、ママもお子さんも一緒に料理をすることに慣れれば、大変さも軽減されます。一緒に料理をすることで育まれる達成感や、五感の刺激などは家庭だからこそ与えられる貴重な時間です。それと同時にママ・パパの愛情もきっとお子さんに伝わることでしょう。