やっぱり兄弟・姉妹が欲しい♪2人目の子どもは何歳差が理想?

この記事は2018年5月28日に更新されたもので、内容が古い可能性がありますのでご注意ください。

皆さん、お子さんは何人欲しいですか?1人、2人、それとも3人?それぞれに理想はありますが、お子さんを出産する時期に悩むパパ・ママも多いようです。今回は2人目の出産は何歳差が一番理想か、体調、仕事、経済面など色々な面から考えてみましょう。

目次

ママの身体にとって負担が少ない年齢差は?

産後体調が戻ると妊娠は可能ですが、現実はしんどいと感じるママが多数

妊娠中に増えた女性ホルモンのエストロゲンは、産後急激に減少します。その代わり母乳の分泌を促す効果があると言われるプロラクチンの分泌が増えます。このプロラクチンは、排卵を抑える効果もあるため、特に母乳育児をしているとプロラクチンの分泌が活発となるため、産後約8か月程度は生理が来ないママが7~8割もいます。早いママだと産後2か月ぐらいで生理を迎えるママもいますが、産後は生理不順になりがちです。この時期に妊娠するといわゆる年子が生まれる可能性が高まりますが、慣れない育児の中、妊娠するとママの負担はかなり大きいようです。

3年で産道が戻るって本当?出産は3年以内が楽?

都市伝説のように、「3年以内の出産は産道が戻っていないから楽」という噂が昔からありますが、医学的根拠はないようです。そのため、出産も3年以内が楽という事もありません。ですが、経産婦のほうが子宮口や産道が広がった経験があるために、陣痛から出産までがスムーズに進みやすい、出産までの時間が初産婦の約半分の時間で済むといったデータもあります。ですが、一概には言えないため、参考程度に覚えておいてください。また、出産後の子宮収縮も経産婦は経験があるために、体が早く収縮しようとし、その結果いわゆる後産の痛みが強く感じる傾向にあります。

妊娠期間を考えると3歳差~負担を感じづらい

上のお子さんが0~2歳までは抱っこをする時間や育児にかかる時間も多く、この時期に妊娠すると初産の時よりもお腹が張りやすかった、出血してしまったなどのトラブルを抱えたママも多いようです。体力的な事を考えると、幼稚園入園後の4歳差で2人目のお子さんを授かるほうが負担は少ないようです。

2人目出産に特に悩むワーキングママ達は何歳差がベスト?

仕事のために出産を諦める必要はありません

ほとんどの会社では出産の際に、産休・育休を取得してもいづらくなるという環境ではなくなってきました。ですが、2人目出産となると、同僚に遠慮してしまったり、申し訳なく感じて会社にいづらくなってしまったと感じるママもいるようです。2人目出産を考えているママは実際に2人以上出産した同僚に話を聞き、働き方についてアドバイスをもらうなど、情報を収集し双方にとって負担が少ないようにしましょう。

産休・育休で休んだ期間と同じだけ働いて2人目出産に備える

産前産後のトータル休業期間は10~12か月が最も多く、次いで1~1年半となっています。復帰した場合でも時短勤務、残業なしなど以前のような就業スタイルを維持するママは少なく、保育時間に合わせた時短勤務が主流のようです。祖父母の助けがある、職場と保育園が近いなどフルタイムで働けるママは少数。そういった中での2人目妊娠は、せめて休業期間と同じだけ働いてからと夫婦で決めている家庭もあるようです。その場合、2人目は3歳差で出産することになります。

2人子どもが欲しいなら、育休中すぐに2人目の妊活を始めるママも

初産の年齢がどんどん上がる中、なるべく間を置かずに出産したいママにとって年子は魅力的。会社や周りの環境が許すなら、育休中にもう一人妊娠したいと願うママもいるようです。復帰後に妊娠すると自治体によっては産休・育休中に上のお子さんは一時的に保育園を退所しなければならないなど、お子さんの環境面での負担を考えても年子はメリットがあります。ただし、ママの身体の負担が大きいので無理はしないでくださいね。

ワーキングママは年齢差をあまり開けないほうが負担は少ない

ワーキングママ、特に正社員で働くママにとっては年子~3歳差あたりの年齢差があまりないほうが負担は少ないようです。出産・育休だけではなく、お子さん達が大きくなってからも年齢差が少ないと幼稚園や小学校の行事などでの有給の取得が一度で済む場合が多い、受験などの情報収集もやりやすい、などメリットは多くあります。

将来的に経済的負担が少ないのは何歳差?

一度に出ていくお金が大きいのは3歳差

今はまだ想像しづらいかもしれませんが、3歳差は幼稚園入園と小学校入学、中学・高校入学、高校・大学入学が一度に訪れます。幼稚園入園は比較的金銭的負担は少なく済みますが、小学校入園の際にはランドセルや学用品の購入などで平均的に10万円程、中学校入学は制服と学用品の購入で15万円程、高校になると入学金などの学費、制服、学用品で20万円程、大学入学には受験費用、納付金などで80万円程が平均的にかかると言われています。(すべて公立の場合)3歳差で一度に入園・入学を迎えると金銭的に負担が大きいと言われていますが、学資保険でカバーするなど赤ちゃんの頃から備えておくと、負担も少なく済みます。

年子や2歳差は細々とした品を使いまわすことで節約が可能

年子や2歳差など年齢差が少ないお子さんがいるご家庭では、学用品や参考書などを上手に使いまわしているようです。あまり年齢が離れてしまうと、学習指導要領が変わっていて使えなくなってしまう参考書類が年子などでは使える場合が多い、同じ理由から、同じ学用品を使う場合が多く、買い直す負担が少ないことで節約になっているという声が聞かれました。

5歳以上の年齢差があると金銭的余裕が生まれやすい

年齢差が開くと、2人目のお子さんが成長するまでの間に貯蓄ができるため、金銭的余裕が生まれたという声も聞かれました。お子さんを育てるのにかかる総費用は変わりませんが、時間的余裕が少し生まれることで、負担が少ないと感じるママもいるようです。

赤ちゃんのうちから学資保険などで将来に備えることが重要

1人っ子でも、2人以上でも将来に備えて学資保険や貯蓄などをし、いざという時に備えておきましょう。学資保険は出産後赤ちゃんが1歳頃までに入るママが最も多く、早い時期に加入したほうが月々の負担額も少なく済みます。一度に経済的負担のかかる3歳差の兄弟でも、大学入学時などに保険の満期を迎えるプランに加入しておけば、一番金銭的負担の多い時期にとても楽になります。

2人目の理想はライフスタイルによって違う。無理はしないで

初産が高齢出産だった、育休中にもう1人子どもが欲しいママ、専業主婦で幼稚園入園など落ち着いてからもう1人子どもが欲しいママ、1人目を若い頃に出産したので小学校入学後など大きく年齢を開けて出産したいと願うママ、ライフスタイルによってベストな年齢差は違います。ですが、1番大切なことは、子どもはあくまでも授かりものであり、理想どおりに妊娠するとは限らないということです。2人目が欲しいと焦燥感が募り、ストレスが溜まってしまうようなら、一度気持ちをリセットしてみても良いかもしれません。

まとめ

今回は様々な側面から何歳差の兄弟がベストか考えてみました。ママの体調や育児負担を考えた場合は3歳差~がオススメですが、ワーキングママの中には会社や同僚の負担、自分自身の年齢を考え育児負担が大きいと言われている年子を選択するママもいるようです。経済な観点から言うと最終的にかかる費用に差はありませんが、年齢差が大きいと時間的余裕が生まれるために負担が少なく感じるご家庭も。各ご家庭のライフスタイルと照らし合わせて、2人目を授かる際の参考にしてみてくださいね。

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ナノマム編集部

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