要注意!赤ちゃんが誤飲しやすい物と対策

この記事は2017年10月25日に更新されたもので、内容が古い可能性がありますのでご注意ください。

新生児期は寝転がっているだけの赤ちゃんも、いずれハイハイをし動き回るようになります。この時期の赤ちゃんは目に映るもの全てが新しい世界。好奇心いっぱいの赤ちゃんはすぐに口に物を入れて「これは何だろう?」と確かめてしまうものです。赤ちゃんのために危険なものは遠ざけていても、誤飲事故は起こってしまう場合があります。今回は赤ちゃんが誤飲しやすいものと、その対策について考えてみましょう。

 

誤飲ナンバーワンは現在も『タバコ』

タバコを吸う場所・時間を考える

禁煙ブームが巻き起こっている現在でも誤飲ナンバーワンは『タバコ』ということに変わりはありません。吸い殻、灰皿の灰、箱の中から直接と、誤飲のパターンは色々報告されています。タバコをテーブルの上やポケットの中など、お子さんが触らないような場所に置いているつもりでも、この時期のお子さんの行動範囲は予想がつかないもの。誤飲を防ぐために、タバコはキッチンや自室などお子さんが入らない・確実に触れない場所に置いておく、もしくはお子さんが寝てからしか吸わないなど対策を考えてみましょう。夫婦で相談して、家庭内では禁煙にした!という声も多くあるように、お子さんのために吸うのは外だけにしてもいいかもしれません。

 

タバコを誤飲してしまったら?対処法を知っておこう

どのぐらい飲み込んでしまったかわかる場合は、約2㎝を基準に、2㎝以下なら家庭で様子をみる、2㎝以上の場合はすぐに病院へ。口の中の葉は取り除ける範囲で取り除きますが、水分を与えると胃が吸収してしまうので飲ませないようにしてください。ただし、顔色が悪い、吐いているなど明らかに症状が出ている場合は、少量でも病院を受診してください。

 

洗面台の下は見落としがちですが要注意!

洗面台の下にある洗剤などはどこに避難させておく?

意外と赤ちゃんの腕力は侮れません。最近まで出来なかった動作も、気づけば出来るようになっていたりと目が離せません。「ママがトイレに入っている間に、洗面所の下を開けてムースを舐めていた」など、整髪料や洗剤などストックを入れるのに便利な洗面台の下も実は危険がいっぱい。一時的にお子さんが入れない部屋に移動させておく、100均などでも販売されているチャイルドガードを使用して開かないようにしておくなどの対策が必要です。

 

洗面台の下にあるストックを見直す

「いつか使うかもしれないから・・」とついつい溜め込んでいたサンプルのシャンプー、化粧品などこの機会に一度整理してみてはいかがでしょう。赤ちゃんと過ごすお部屋はシンプルなほうが誤飲のリスクが減りますし、シンプルな部屋は掃除も楽です。物を減らすことは誤飲を防ぐ第一歩。これを機会に家中のストックや不用品を確認してみませんか。

 

洗剤を誤飲してしまったら?

塩素系漂白剤・アルカリ性or酸性洗剤など、ジュースと間違えて赤ちゃんが飲んでしまう事故も頻繁に起きています。そういった場合はまず牛乳を飲ませて胃の粘膜を保護し、刺激を少しでも弱めましょう。ない場合は水で大丈夫ですが、ジュースや炭酸飲料は逆効果になってしまうので飲ませないほうが賢明です。その後、病院へ。処置をしてもらうまでは、指示がない限り無理に吐かせないように注意してください。(食道を保護するため)

 

赤ちゃん~幼児まで間違えて飲んでしまう事の多い『アルコール』

アルコールの誤飲は赤ちゃんだけでなく幼児や小学生でも注意を

お子さんと同じテーブルで食事を囲む。一家団欒の素敵な光景ですが、その中で多いのがアルコールの誤飲事故です。パパやママのグラスを間違えて飲んでしまうケースがほとんどですが、特に小さなお子さんはアルコールを分解する働きが未熟なため、少量でも急性アルコール中毒になってしまう場合があります。

 

アルコールの誤飲、どうやって防ぐ?

同じ食卓を囲んでいる以上、アルコールの誤飲を完全に防ぐのは中々難しいのが現状です。お子さんの手の届く場所にグラスを置かない、お子さんに気を配り、間違えて飲んでしまわないように注意することである程度は防げます。

 

アルコールを間違えて飲んでしまったら?対処法は?

まずは、お子さんがどの程度アルコールを誤飲してしまったか確認してください。なめる程度・飲んだものをすぐに吐き出した場合は、牛乳もしくは水をのませて様子をみます。しかし、大量に飲んでしまった場合は、吐かせて病院を受診してください。

 

誤飲の中で最も危険なものは『ボタン電池』

ボタン電池の危険さを知る

ボタン電池を誤飲してしまうと、化学反応によりアルカリ性の液体が発生します。そして、アルカリ性はたんぱく質を溶かしてしまう作用がありますので、結果的にたんぱく質である消化器官に損傷を与えてしまうのです。ひどい場合は胃や消化管に穴が開いてしまい、数か月の入院を要する場合もあり、ボタン電池は非常に危険なものだということを覚えていてください。

 

ボタン電池は生活の中で使われる身近なもの。どうやって排除する?

ボタン電池が使用されているものとして、時計・タイマー・リモコン・子どものおもちゃなど身近な生活用品の中に多く使用されています。子どものおもちゃに関しては、電池部分がネジ式になっているなど、簡単に開けられないような工夫がされていますが、大人が使用するものに関してはこういった工夫はほとんどされていません。ですので、そういった物をお子さんの手に届かない場所におくことが事故を防ぐ一番の策です。テープなどで止めるという方法もありますが、小さなお子さんでも簡単にはがせてしまう場合がありますのであまりオススメしません。

 

子ども達はボタン電池を意外な場所から持ってきている!

ボタン電池を誤飲してしまったお子さんのうち、最も多かったのがゴミ箱の中から拾って口にしてしまったパターンでした。前項では生活の中でボタン電池を排除するアイデアをお伝えしましたが、それに加えて廃棄する方法にも注意が必要です。ビニール袋に入れて捨てたのに破って中から取り出してしまった、ゴミ箱の底にあったボタン電池を気づいたら触っていたなどの報告があるように、興味津々のお子さんをボタン電池に近づけないためには手の届くゴミ箱に廃棄するのではなく、手の届かない場所に分けて置くとよいでしょう。

 

ボタン電池をもし誤飲してしまったら?迷わず受診を

ボタン電池を誤飲してしまった場合はとにかく迷わず早めに受診してください。誤飲してしまったかもしれないという場合も、レントゲンを撮影すればわかりますので受診することをオススメします。時間が経過して、お子さんの顔色が悪い、明らかに不調のサインが見える場合などは救急車を呼んでも構いません。

 

毒性・緊急性が少ないものは、ご家庭で様子を見ましょう

遊びの中で誤飲してしまう物は緊急性が低いものが多い

お子さんが遊びの中で口にしてしまう、クレヨン・破損したおもちゃのプラスチック片などは口に入れても問題のないものがほとんどです。クレヨンはほぼすべての製品が口に入れても大丈夫な素材を使用して作られています。また、破損したおもちゃの欠片なども大きなものは飲み込む前に口から取り出し、飲み込んでしまった場合は様子を見て排便されるのを基本的に待ちます。ただし、どちらの場合も嘔吐・顔色が悪いなどの変化がある場合は迷わず受診しましょう。

 

外遊びで口に入れてしまう物は、毒性があるものもあるので注意を

公園に遊びに行くと、砂や土を口に入れてしまうお子さんも多いですよね。砂や土は大量に食べてしまわない限りほとんど影響はありませんが、気を付けたいのは公園に植えてある・生えている植物。チューリップ・アジサイ・フジなど公園で見かける花の中には毒性があるものもありますので、口に入れてしまわないように注意しましょう。どれも少量では問題ありませんが、誤飲してしまった場合は様子を見て、気になる症状がある場合は迷わず受診してください。

 

まとめ

小さなお子さんから、物によっては幼児まで。親が目を離した瞬間に誤飲してしまうリスクは常にあります。いざ、誤飲してしまった場合の対処法を事前にしっておくことで、焦らず冷静に対処できるようになるのではないでしょうか。今回ご紹介したものや、その他の誤飲で対処法に迷った場合は、かかりつけの小児科・地域の救急相談・中毒110番のいずれかに連絡し指示を仰ぐとよいでしょう。

 

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