夫の言動にイラッ!育児のイライラは夫が原因!?

この記事は2018年10月8日に更新されたもので、内容が古い可能性がありますのでご注意ください。

毎日子育てをしていると、無性にイライラしてしまうことがあります。子どもが夜泣きをする、イヤイヤ期で言うことを聞いてくれない・・・とお子さんに対してのイライラもありますが、突き詰めて考えるとパパの言動にイライラするママも多いはず。今回は、よくあるパパの言動と、その対処法をご紹介します。

目次

パパになったのに、飲み会や休日の遊びをやめてくれないことにイライラ

子どもが産まれたのに、飲み会や休日に友達との予定を入れてしまうパパ。意外と多いですよね。ママは、子育てに追われて友達とのランチや、美容室といった息抜きをする暇もないのに、ついつい不公平だと感じてイライラしてしまいます。

こんな時どうする?

「あなたはいいわよね。いつでも遊んだり、飲み会に行けたり。私は行く暇なんてないのに!」とちょっと嫌味っぽく言うと、売り言葉に買い言葉でケンカになってしまうかもしれません。男性は女性と比べると父性が目覚めるまでに時間がかかりますし、女性と違って「察する力」が低いので、この言い方だと、何に対してイライラしているのかわかりません。冷静に会話できる時間を設けて、なぜ遊びに行ってほしくないのかの理由をきちんと説明しましょう。

・平日は出来るだけがんばるから、お休みの日は少し頼らせてほし
・飲み会や遊びはほどほどにして、子どもと一緒に遊んであげてほしい

というように、相手の気持ちも考えて、穏やかに話すようにしましょう。

「ご飯まだ?」「それぐらいできるでしょ」といった夫の何気ない一言にイライラ

夫から言われる一言に、我慢の限界に達するママも続出。特に「ご飯まだ?」「それぐらいできるでしょ?」といった、今まではやっていたのに、何で今はできないの?といった何気ない一言に、ママ達は傷つくと同時にイライラしてしまいます。

こんな時どうする?

夫にとっては悪気なく発した一言に、いきなりキレてしまうのは逆効果です。赤ちゃんがいる生活が、今までの生活とどれぐらい変わってしまうのかを実感できない夫は、こういった無神経発言をしてしまいがちです。

・半日や1日、夫に子どもの面倒を見てもらい、大変さを知ってもらう
・理論派の夫には、1日どのぐらい育児に時間がかかっているかをスケジュールにして見せる

夫に育児の大変さを知ってもらうには、体験してもらったり、目で見てわかるスケジュールが効果的。実際、ママの代わりを体験して、自分の今までの言動を反省した夫も多いそうですよ。

共働きなのに、育児に非協力的な夫にイライラ

内閣府が夫婦間の家事・育児の負担割合を調査した結果、全体の89.5%の家庭で、妻のほうの家事・育児負担が多いという結果が出ました。その中で最も多かったのは、妻が9割負担している家庭。全体の45%の家庭で妻が家事・育児の9割以上負担しているという驚くべき報告がされています。夫の言い分としては、「自分のほうが労働時間が長い」「激務で手伝う時間がない」「自分のほうが稼いでいるから家事負担は妻のほうが多くあるべき」といったものでした。

こんな時どうする?

・そもそも夫の価値観、考え方を知らないママは多い。改めて意見を聞いてみる

まずは、ここからはじめましょう。夫によっては「そんなに手伝っていないとは思っていなかった」「僕は積極的に育児に参加している」と思い込んでいるケースも。ほかにも「育児は女性がやるもの」「好きで働いているのに、文句をいうな」といった考えの場合もあります。夫の考えを聞いたうえで、手伝っているつもりだった夫には、具体的に「子どものお風呂を入れてほしい」「保育園のお迎えに行ってほしい」といった提案をします。そして、やろうと努力してくれたことに対して、感謝の気持ちを伝え、夫が失敗しても怒ったりしないことが持続させる秘訣です。

「俺は悪くない」と思っているケースでは、「2人の子どもなので、一緒に育てたい」「助けてほしい」というように、相手をたてるように話すのがコツ。それでも改善しない場合は、家事代行サービスやベビーシッターなどをうまく利用し、イライラを減らす手もあります。

「産後、太ったんじゃない?」「体のラインが崩れてきたね」といった無神経な一言にイライラ

男性には、妊娠も出産も経験することが出来ないので、実際どのぐらい体に変化があるかは、見た目でしか判断できない人もいます。母乳をあげるための乳房の変化、妊娠するとお腹を守ために脂肪がつくことなどは、ママは知っていてもパパは知らないことも。出産すれば、体型が元通りになると勘違いしている男性は意外と多いようです。

こんな時どうする?

産後は、骨盤が広がったり、基礎代謝が下がっていることが原因で体重が戻りづらい人もいます。体重は元に戻っても、体型が戻らない・・・といったお悩みを抱えるママも多いでしょう。夫には中々理解されづらい悩みですので、ここは一言「私も気にしているから、もう言わないで」とだけ言えばいいでしょう。体型が気になるママは、子連れで行ける骨盤矯正の整体や、ヨガ、エクササイズなどに通うこともオススメ。新しいママ友と出会う場でもありますし、何より体を動かすことで、イライラもスッキリしますよ。

「俺ってイクメンだから!」と周囲にやたらアピールする夫にイライラ

数年前から急に出てきた「イクメン」という言葉。育児に積極的に参加する夫のことを指しますが、この言葉に翻弄されている夫婦が多いようです。ママがミルクや離乳食を用意する間、スマホをいじりながら待つ夫。出来上がったものを赤ちゃんに食べさせてあげただけで「俺ってイクメン!」と勘違いしている夫や、1日に一度おむつを替えただけで、イクメンだと思い込む夫。それを周囲に大げさに吹聴することにもまたイライラしてしまいます。

こんな時どうする?

ママにも理解してほしいのは、ママのように上手に育児ができる夫は少ないということです。本人は決して嘘をついているわけではなく、本当に自分が「イクメン」だと思っています。イライラの原因は、ママから見れば全然イクメンじゃないのに、夫はイクメンだと思っている価値観の差。その差を埋めるためには、夫が手伝ってくれたことは、大げさに感謝し、夫が「もっと手伝いたい」という方向性に持っていくことです。イクメンを気取る夫は、育児参加をする意欲はありますので、たくさん褒めて、手伝ってもらうことで、ママのイライラも解消されます。

気をつけたいのは、全て夫が悪いわけではないということ

産後の体の変化や、完ぺきな夫、完ぺきな子育てを望むあまり、イライラしてしまうことも。産後の自分の心と体、夫との付き合い方を見直しましょう。

・そのイライラ、ホルモンバランスの乱れが原因かもしれません

一般的に、産後はホルモンバランスが乱れ、感情の浮き沈みが激しくなる「マタニティーブルー」や「産後うつ」に陥るママもいます。出産を経験したママは、ほぼ何かしらの感情の浮き沈みを経験しているという報告も出ているとおり、普段は気にならない言動でも、ホルモンバランスの不調でイライラしてしまうことも。

・夫は自分の思い通りにはならない

自分が望んだことをやってくれなかったり、望んだ結果ではない場合、人はイライラしてしまいがちです。夫婦といえど、相手の心の中を100%理解することは出来ませんし、完ぺきに育児をこなせる夫はそうはいません。夫婦ともに、完ぺきを求めすぎないように気をつけましょう。

まとめ

普段は気にならない夫の言動も、育児で疲れがピークのママにとってはグサリと胸に突き刺さることがあります。言われてイライラする言葉は、夫婦が冷静に会話ができる時間に、じっくりと一度話し合い、お互いの価値観などを確認し、協力して子育てを行いましょう。

 

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