離乳食初期の調理って面倒くさい!?役に立つ情報をお届け!

この記事は2018年4月2日に更新されたもので、内容が古い可能性がありますのでご注意ください。

生後6ヶ月ころから始まる離乳食、それは今まで母乳やミルクで栄養を補ってきた赤ちゃんが少しずつ食べ物に慣れていくための練習期間。離乳食と聞いただけで苦手意識を感じる方も多いと思います。最近では、一般の方でもまるで栄養士さんが作ったみたいに手の込んだ離乳食・幼児食を作っていたりしますよね、品数も多かったりして。そんな写真がSNSにアップされていて、子育てママのキラキラして良い部分を抜粋したようなページに目がとまりがちですが、そこに劣等感を抱いてはいけません!自分と我が子のペースで、無理せず思い切り育児を楽しむことがなによりも大事なことです。離乳食は出来ることから、ゆっくり少しずつ始めていきましょう。
料理が苦手な方や、離乳食初期に適したとろとろの形状にするのがちょっと面倒…と感じる方に、簡単な調理方法や調理器具の情報をお届けしたいと思います。

目次

簡単な調理方法を知っておく

離乳食初期で最初に食べさせるのが、おかゆ。おかゆに慣れてくれば、次は野菜を1品ずつ与えていくの一般的ですよね。離乳食初期では、野菜をとろとろにして流しこめるような形状に調理しなければいけないので、簡単に調理ができて冷凍ストックしやすい食材を覚えておくと便利です。

野菜デビューに適しているのは人参

離乳食の調理に慣れるため、最初に調理するといいオススメの野菜は人参です。薄くスライスしてやわらかくなるまでゆでれば、裏ごししやすくて簡単に離乳食初期の形状になるので初めての野菜デビューに適していると思います。
他にはじゃがいも、かぼちゃ、さつまいも、トマトなども比較的調理しやすいので覚えておくとよいでしょう。

かぼちゃとさつまいも

かぼちゃやさつまいもは、硬くて包丁がはいりづらく敬遠する方も多いですが、調理前にラップにくるんでレンジでチンすれば柔らかく切りやすくなるので実は調理しやすい野菜だと思います。かぼちゃは大きめ1/2だと4分くらい、さつまいもだと2分くらいからレンジにかけてみてください。かぼちゃはゆでる前に小さめに切り分けて、緑の皮の部分をカットしておくと離乳食調理には便利です。ゆでて柔らかくなれば、すりつぶしや裏ごしは簡単にできるので何度も使いたくなる食材のひとつです。

ほうれん草と小松菜

ほうれん草や小松菜は裏ごしやすりつぶしが面倒な作業となってしまうので、ハンドブレンダーでとろとろにしてしまうか、もしくは柔らかくゆでたあとに穂先のみにカットして棒状にラップで包みこみそのまま冷凍するという時短技があります。そして、使用する時に必要な分だけをすりおろしてレンジにかければとても簡単に使うことができます。ほうれん草や小松菜はすりつぶしてもなかなかペースト状にならず裏ごしするには力がいるので、この方法ですと面倒な作業を短縮できて冷凍ストックの手間もかかりません。

便利な調理器具を用意しておく

離乳食の調理は、正直面倒なことが多いです。ですが、便利な調理器具を用意して時短を心がけることで心に余裕が持てると思います。

離乳食調理セット

まず、離乳食で欠かせないのがおかゆですよね。おかゆは離乳食の初期・中期・後期で形状が変わってきますので、水と炊き上がったお米をいれてレンジでチンしてちょうど良い形状に出来上がる離乳食調理セットがあると便利です。そういうものですとたいていは同じくレンジ調理で野菜スープが作れたり和風出汁が作れたりと、多機能ですので初期だけではなく長く使えるのもいいところです。

 

ハンドブレンダー

もうひとつ離乳食で便利なのがハンドブレンダーです。離乳食初期で、ほうれん草や小松菜など葉物野菜を調理する場合はやわらかくゆでてからすりつぶして裏ごして…と正直面倒だし時間もかかって骨が折れる作業です。その点ブレンダーがあれば、簡単に離乳食初期に適したとろとろの形状にすることができます。ハンドブレンダーは普段料理する際にも使えて、一家に一台あると非常に便利ですね。

ベビーフードをうまく活用する

ベビーフードを使うことにたいして、手を抜いているんじゃないかと思う方も多いかもしれません。ですが、決してそんなことはありませんしベビーフードばかり使っていると割高なのではないかと思わがちですが意外とそんなに変わらない!ということを知ってほしいです。作る手間暇を考えれば、ベビーフードを買ったほうが負担は減りますし、例えばリンゴを110円で買って調理するのとベビーフードの調理済みで瓶詰めになっているりんごを120円で買うのであれば金額的に大差はないと思います。ベビーフードの瓶詰めのものは製氷皿等に小分けにして冷凍ストックすることもできます。使用期限はだいたい1週間程度。自分が調理して冷凍ストックしたリンゴと使用期限も同じくらいなんです。
最近のベビーフードは野菜や果物はもちろんのこと、おかゆまでもがお湯で溶いて作るものや瓶詰めになっているものなど幅広く売られているので、一度どのようなものがあるかだけでも見てみると良いと思います。離乳食のレパートリーも増えて嬉しいですよね。
料理が苦手な人は、離乳食を作るという心労で悩むより便利なものを積極的に使い、少しでも楽しい育児の時間を増やしてくださいね。ベビーフードをうまく活用し、負担を増やしすぎないように離乳食を進めましょう。

最後に

離乳食は赤ちゃんにとって、母乳やミルク以外のもので栄養を補っていくための練習期間として必要なことではありますが、意外とてきとうに行っても赤ちゃんは立派に育つものです。無理なく、周りに影響されることなく自分と赤ちゃんのペースで行っていくことがなによりも大事です。
分からないことがあれば市の保健師さん、栄養士さんに積極的に相談したり始め方や調理方法は本屋さんに売られている離乳食の本を買ってみたり図書館で離乳食の本をさがしてみたりして参考にしてみてください。赤ちゃん用品専門店にアドバイザーさんや栄養士さんが来ていたりすることもあるので利用するのもいいですね。一人で悩まず、周りの頼れる人に頼って少しでも負担を減らせれば、子どもと大切な時間を過ごすことができると思います。

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