慣らし保育を乗り切ろう!

この記事は2020年3月25日に更新されたもので、内容が古い可能性がありますのでご注意ください。

ママや子どもにとって新しい一歩を踏み出す、待ちに待った新年度が始まりますが、準備万端でしょうか!?特に「慣らし保育」をスタートさせるご家庭においては、期待と同時に不安も大きいことでしょう。今回は慣らし保育にスポットを当て、慣らし保育期間の注意点や乗り切るコツをご紹介いたします!

 

目次

慣らし保育とは?

慣らし保育とは、通う予定の保育園や幼稚園での生活をスタートさせる前に、環境や保育リズムに少しづつ慣れるために行う保育期間のことを指します。今まで過ごしてきた家庭という世界を越え、子どもが始めて出会う新たな世界。それはママにとっても期待と同時に不安や心配でいっぱいですが、慣らし保育を経験することにより子どものストレスや不安を軽減させ、また同時に新しいお友達ができたり、工作や合唱など家庭ではできない楽しみも次々に訪れます。早寝早起きや歯磨き、トイレでの排泄など、規則正しい生活習慣もいち早く身につけられる点も魅力的ですね!

 

慣らし保育で注意すること

慣らし保育時間の確認

慣らし保育の保育時間は通常より短いことが多いです。午前中でお迎えが必要だったり、昼食後までの保育時間だったりと園によりさまざまですが、通常保育より慣らし保育の預かり時間は短いことが多いので、職場復帰や就職予定のママは要注意です!できれば育児休暇中に慣らし保育はスタートさせたいですね。

 

病児保育を扱う施設に登録

慣らし保育期間中でも、風邪を引いたり熱を出したり、病気になることも十分考えられます。慣らし保育開始後すぐに仕事をする予定のママは、早めに病児保育施設を検索し、登録しておきましょう。通常保育に変わっても、スムーズに利用することができます。

 

 

慣らし保育を乗り切るコツ

子どもが嫌がったら?

初めての集団生活は、小さな子どもにとって戸惑いや不安から強いストレスを感じ、園に行きたがらない子もたくさんいます。慣れるまでが毎朝大変ですが、多くの子どもは園に到着し、ママやパパの姿が見えなくなると気持ちを切り替えて遊び始めることが多いそう。寂しさから園を嫌がり泣くのは、今までママやパパの愛情を一身に受けてきた証拠でもあります。親も笑顔で毎朝辛抱強く送り出してあげることが、子どもにとって一番の勇気にもなるので、焦らず気長に慣れるのを待ちましょう!

 

生活リズムをつかもう

慣らし保育のスタートと同時にママやパパが苦労するのが、生活リズムをつかむことですね。早起きが苦手な子の場合は就寝時間をぐっと早めたり、それに伴い帰宅後のお風呂や夕食の時間も合わせて調節し、毎日だいたい同じサイクルになるよう少しづつ慣らしていきましょう。子どもの保育園の用品の準備や、お弁当がいる場合は子どもの就寝後のママの時間も工夫しなければいけません。全てを完璧にこなすのは大変なので、週に2日夕食はテイクアウトなどに頼ったり、洗濯物は2日に一度にまとめるなど、家事の内容も無理のないように調節しましょう。もちろん、送り迎えなどできる範囲でパパや他の家族のサポートも必要ですね!

 

常に時間に余裕を持って

前述にもあったように、園に行きたがらず送りに長時間を割くようなことがあれば、ママや他の家族の予定が狂ってしまうこともしばしば。また、急な発熱などで園からお迎えコールが入り、仕事を中断させなければいけないことも出てくるかと思います。生活リズムが整い、園生活に慣れるまでは余裕を持って行動をしたり、職場には一言断りを入れるなどの対応をしましょう。

 

帰宅後の子どもの様子を観察する

慣らし保育では、ママも子どもも戸惑いでいっぱいの期間です。嫌がりもせず、大人しく園生活に馴染んでいるように見えていても、実は子どもの中で我慢していたり、子どもなりに寂しさをごまかしている…なんてことも。
そのような気持ちが急に家庭で爆発して大泣きしたり、わがままを連発してしまうことは自然なことなので、怒ったりせずにママやパパが優しく抱きしめて子どもの気持ちを理解してあげてください。帰宅後、お風呂などリラックスしている状態で子どもの話に耳を傾けたり、うまく表現できない場合は代弁して消化させてあげることもポイントです!

 

慣らし保育中の心配事と解決法

慣らし保育中は、どのママにとっても始めてわが子と離れる不安や心配でいっぱいでしょう。この期間中によく耳にする心配事をまとめ、解決法をご紹介します!

 

心配事1 一人ぼっちで遊んでいるのが心配!

子どものお迎えに行くと、いつも一人ぼっちで遊んでいて、その小さな背中がとても寂しそうに感じた…という体験をしたママは意外と多いようです。お友達がいなくてかわいそう、もしかして仲間はずれにされてしまったのかな?など、心配はつきませんね。しかしあまり深く悩まなくても大丈夫だと専門家は説いています。子どもは3歳ごろまでは「平行遊び」と言って、周りに同じ年齢の子どもがいても交わらず、自分の興味を持ったことで独自のルールで遊ぶことの方が多いのです。その後、徐々に心の成長過程でお友達の遊ぶ様子を観察し、一緒に遊ぶことを始めます。しかし子どもの性格も関係性がないとは言えないので、もしママが気になるようであれば園の先生に一声かけておくと安心です。

 

心配事2 一人ひとりに目が行き届いているのか心配!

まだおむつが外れていない子どもの慣らし保育でよくあるのが、帰宅後におむつを確認したらおしっこでパンパンだった!という出来事。このような事例は毎回となると、おむつの交換だけでなく食事もちゃんと与えてもらえてる? 実は一日中ほったらかしなのでは?など、子ども一人ひとりにちゃんと目が行き届いているのか心配になりますよね。そのような心配事が起きる前に普段から心がけたいことが、保育士さんとのコミュニケーションです。ママやパパも園に求めるだけではなく、園の規模や保育体制を理解しておくことがポイントです。また、「一回の尿の量が多い」、「食事は短時間で多くの量を食べられない」など、自分の子どもの普段の様子を詳しく伝えておくこともコツです。

 

 

まとめ

ママにとっても子どもにとっても初めての試練とも言える「慣らし保育」ですが、焦らずゆっくりと進めましょう。子どもの成長は早く、あっというまに環境に慣れてしまいます。子どもが頑張っている間にママ自身も生活リズムを整え、毎日楽しく乗り切りましょう!

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ナノマム編集部

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