妊活中も妊娠中も産後のママも・・・知っておきたい卵巣・子宮のトラブル

この記事は2020年1月8日に更新されたもので、内容が古い可能性がありますのでご注意ください。

誰でも自分の体調は自分が一番よく知っているつもりですが、実は自覚症状がなかったり、わずかな症状を見過ごしている可能性も!妊活を始めてから出産までは自分ひとりの体ではありません。早期発見を目標に、今回は妊娠前~産後にスポットライトを当て、よくみられる卵巣と子宮のトラブルの一部分をご紹介します。

 

目次

妊活中に発見されやすいトラブル

そろそろ赤ちゃんがほしいな、とこれから妊活を考える方から、妊活中の方にぜひ知っていただきたい卵巣や子宮のトラブル。毎月きちんと生理も来ているし、自分には関係ないと思う方もたくさんいらっしゃるかと思いますが、自覚症状がないうちに病気が進行し、時には妊活を中断しなければいけないといったケースも。妊娠前の婦人科系の検査は進んで受けるようにしましょう!

 

1.卵巣腫瘍

卵巣腫瘍とは、卵巣にできたのう胞に水や粘液が溜まり腫れあがる病気です。腫瘍が小さいうちはほとんど自覚症状がないため、妊活の際に受けた超音波検査などで発見される場合が多いそう。発見される腫瘍のほとんどが良性の場合が多いですが、まれに悪性の卵巣がんと診断されることもあるので注意が必要となります。

 

2.卵巣機能不全

もともと生理不順であったり、無月経の症状がある場合に考えられる病気です。卵巣腫瘍や子宮筋腫といった別の病気でも似たような症状が現れる場合があるので超音波検査で原因を調べますが、その結果、卵巣機能不全と診断されることが多いです。原因はストレスやいきすぎたダイエット、または卵巣がんが原因で引き起こされたり、持病で服用している薬が卵巣の機能を低下させる作用があります。妊活中に症状の原因が分かり卵巣機能不全と診断されたら、ホルモン補充療法や排卵誘発剤といった治療が必要となります。もともと生理不順であり、それが日常になっている方は、他の病気が隠れていることもあるので一度受診されることをおすすめします!

 

3.子宮筋腫

子宮筋腫とは子宮の筋肉の一部にできる良性の腫瘍のことです。かなり小さいものも腫瘍の一つとして含めると、生理が来る女性の三人に一人は筋腫持ちといわれています。小さなものはほとんど症状が現れませんが、大きくなったり筋腫ができる場所によっては生理痛や出血量が多くなる過多月経といった症状が現れます。時には妊娠にも影響を及ぼす可能性があるので、心当たりがあれば受診をしましょう。

 

4.子宮内膜症

子宮内膜症とは、子宮以外の場所に内膜が発生する病気です。子宮筋腫とともに増えている病気で、生理が来る女性の十人に一人が内膜症に悩んでいるともいわれています。子宮以外の場所に内膜が発生すると、生理のたびに内膜がはがれ落ち、子宮内と同じように出血するので激しい痛みを伴います。早期発見により、他の臓器や組織と炎症や癒着を起こすのを未然に防ぎ、悪化させない治療を始めましょう。

 

 

妊娠中に起こりやすいトラブルとは?

持病を持っていなくても、妊娠することにより体内のホルモンのバランスが妊娠前に比べガラリと変わり、トラブルを引き起こしてしまうことも。特に卵巣はホルモンの影響を受けやすく、注意が必要です。

 

1.黄体のう胞

ホルモンの影響で妊娠初期によくみられる卵巣トラブルが黄体のう胞です。妊娠の維持のために必要なホルモンを分泌するため、卵巣の黄体部分が大きくなり腫れますが、胎盤からホルモンが分泌されるようになれば徐々に腫れは収まってくるとされています。治療が必要か、または経過観察かは医師が症状で判断します。

 

2.ルテインのう胞

黄体のう胞の他に、妊娠初期にみられるトラブルとしてルテインのう胞が挙げられます。ルテインのう胞も黄体のう胞と同じく、妊娠によるホルモンの急激な変化によって卵巣が刺激を受け腫大します。ほとんどが妊娠12週には小さくなり始め、16~20週前後にはなくなり症状が落ちつくとされているので、経過観察の場合が一般的です。妊娠初期に腹痛など症状があれば早めに受診しましょう!

 

 

産後のママの気をつけるべき症状をチェック!

産後の月経の様子で分かる子宮トラブルはいくつかあります。心身ともに元気で赤ちゃんと毎日が送れるように、少しでも心配する症状がある場合は医師に相談を!

 

1.生理再開は産後半年ごろ、または授乳をやめて3か月ごろが目安

赤ちゃんを産んだあと、どれくらい経ったら生理が戻るの?という疑問を持つママも多いと思います。妊娠中では卵巣機能は自然にストップしていましたが、産後ゆっくりと働き始め、女性ホルモンが分泌され始めると生理が再開するようになっています。その間、赤ちゃんに授乳されていると排卵を抑制する作用を持つホルモンの一種、「プロラクチン」も分泌されるので、産後半年ごろまでは再開しなくても不思議ではありません。しかし産後半年、または授乳をやめて3か月経ったころまでに再開しない場合は、一度受診をすることをおすすめします。

完全母乳育児のママで、1年間の授乳期間中は生理が来なかった、というケースも耳にしたことがあります。そのママさんは授乳をやめて1か月経ったころには生理が始まったとのことで、完全母乳育児のママは授乳期間を目安に判断してもよいとされています。

 

2.出血量が不安定な場合

産後の生理が再開しても、月経周期が乱れたり、出血が少量であったり、いきなり大量に出たりと不安定である場合もよく心配されます。再開2~3か月であれば無排卵月経が原因であったり、子宮口の開き具合が原因の場合が多いのであまり心配はいりませんが、毎回同じような状態が続いたり、出血量が増え辛くなってくる場合は他に原因があることが多いのですみやかに受診しましょう。もともと月経不順だったママも、産後は体の異変に敏感になることがポイントです!

 

3.出血量が多く、生理痛が重い場合

産後の生理再開直後に起こった子宮トラブルは、「子どもを産んだ後だから当然」と見過ごされ、ママの思考の中でどうしても子宮筋腫や子宮内膜症といった病気に結びつかないことが多いそうです。妊娠前より生理痛が重い、出血が多い、または大量の場合は子宮筋腫や子宮内膜症が原因の場合もあります。産後に生理痛が激しくなった場合や、違和感を感じたらすぐに受診をおすすめします。前述の通り、他の臓器や組織との癒着を起こすなど、が早期発見がポイントとなります。次の妊娠を考えているママは、特に自分の体調管理に気を使いましょう!

 

 

まとめ

卵巣や子宮の初期のトラブルは自覚症状がないことが多く、発見までに時間がかかるといわれています。自分の体調の変化に敏感になることで早期発見できる病気ばかりなので、妊活中から産後まで赤ちゃんと自分をいたわるように心がけたいですね。

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ナノマム編集部

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