ツライ夜泣き・・・赤ちゃんの夜泣き対策

この記事は2019年12月18日に更新されたもので、内容が古い可能性がありますのでご注意ください。

赤ちゃんが生後半年ごろからようやく夜間にまとめて眠ってくれるようになった…と、ホッとしたママに訪れる、突然の夜泣き!話を聞けば、夜泣きを全くしない赤ちゃんもいれば、毎晩原因も分からず泣いて大変という赤ちゃんまで、千差万別。今回は、夜泣きの原因とママの気持ちを少しだけ楽にする対策法をご紹介します。

 

目次

夜泣きの始まりは6か月ごろから

夜泣きはいつから始まりいつおさまるの?どうして始まるのだろう?と疑問に思うママも少なくありません。生まれたばかりの赤ちゃんは体内時計のサイクルがまだ整っていないため、昼夜を問わず眠ったり起きたりを繰り返しています。ところが生後3か月ごろになると、徐々に昼と夜の区別がついてくるようになります。赤ちゃんの個性によって様々ですが、6か月ごろから徐々にお昼寝も少しして、夜にまとめて眠るようなサイクルになり、睡眠リズムができあがってきます。やっと、ママもパパも夜はぐっすりまとめて眠れるようになってきたかな……と思うのもつかの間、夜泣きが始まって眠れないという状態に。生後6か月ごろから始まる夜泣きは、新生児のように授乳をすれば収まるという単純なものではないので、悩むママもたくさんいます。

 

夜泣きの原因と対策法

なぜ赤ちゃんが夜泣きをするのか、ハッキリとした原因はわかっていないのが現状です。夜泣きを引き起こすきっかけと考えられる原因をいくつかご紹介します。

 

1.生理的な原因

おむつが汚れて気持ち悪かったり、おなかが空いた、暑くて寝苦しいなど生理的なことが原因で夜泣きすることも。

★対策法:まずは赤ちゃんの様子を確認

生後間もないころと同じく、生理的な原因で泣いてママに訴えることもあるので、夜泣きをし始めたらまずは赤ちゃんの様子を一通り確認してみましょう。おむつは汚れていないか、おなかが空いている様子はあるか、汗をかいていないかなどをチェックし、赤ちゃんが気持ちよく眠れる環境を整えましょう。いろいろ世話を焼いているうちに、意外とすんなり泣き止んでくれることも。

 

 

2.眠りが浅い

乳児期の夜泣きの主な原因とされているのが、赤ちゃんの眠りが浅くなったときにママを求めて泣くことです。大人でも、深い眠りと浅い眠りを繰り返したリズムで睡眠を取っていますが、赤ちゃんは睡眠リズムが整っておらず、ふとした瞬間に目が覚めてママのぬくもりを探すことも。

★対策法:安心感を与える

ママの存在が確かめられず、不安になって泣いている場合は、優しく声をかけながら抱っこしてあげましょう。背中をさすってあげたり、いつも聞いている子守唄などを歌ってあげて、安心感を与えます。添い寝であれば背中をトントンと優しく叩いたり、ママの心音を聞かせてあげたり、安全に気を配りながら包み込んであげるといいでしょう。

 

3.昼間の興奮

その日の昼間に赤ちゃんにとって刺激的なことがあった場合は、その体験が影響しているのかもしれません。例えば、普段はママと二人きりで過ごすことが多いのに大勢の人に囲まれて長時間同じ空間で過ごしたり、花火など突然大きな音を聞いてびっくりした、などが挙げられます。帰省先や旅行先での夜泣きが多いのは、赤ちゃんの神経が刺激されて興奮状態ということも考えられているそうです。

★対策法:赤ちゃんのパターンを覚えておく

昼間の興奮が原因で夜泣きしている場合、すぐに泣き止んでくれることは少ないそう。ママが思い当たる節があれば、赤ちゃんを刺激した体験について「今日はたくさんお友達と会って疲れちゃったね。」、「花火はきれいだったけど、大きな音でびっくりしちゃったね」など優しく語りかけ、赤ちゃんの気持ちを消化してあげましょう。そして、この経験は次回の夜泣き対策としてしっかりメモを。赤ちゃんの興奮のきっかけとなる出来事をママや家族は覚えておきましょう。

 

4.突発性発疹

赤ちゃんの初めての病気になることが多いとされている突発性発疹が、夜泣きの原因となる場合があります。突発性発疹は、38度以上の高熱が突然出て、全身に発疹がみられる病気です。乳幼児特有の病気で、2歳くらいまでは気をつけましょう。

★対策法:高熱が出たら小児科へ

夜泣きをするな、と思ったら高熱が出ていた! なんてことも珍しくありません。初めての病気の場合ママもパパも慌ててしまいますが、初めての熱だから突発性発疹と独断せずに、高熱が出れば小児科にかかり正しい診断を受けましょう。突発性発疹であれば2~3日高熱が続き、その間は夜泣きも続くことも。しかし起きている間は機嫌がよかったり、食欲もあるという症状が一般的なので、心配しすぎないようにしましょう。

 

 

頻繁な夜泣きと付き合うための心構え

夜泣きの時期は赤ちゃんの性格や体質にもよりますが、生後6か月ごろから1歳ごろまでと一般的にはいわれています。同じ家庭環境で育ったきょうだいでも、全く夜泣きをしない子もいれば、毎晩のように夜泣きをするという子も。また睡眠リズムが整ってくると、徐々に夜間に深く眠れるようになり、夜泣きの頻度も落ち着いてくるので安心してください。とはいえ、毎晩ママばかりが夜泣きに付き合っていたら大変!心も体も限界が来て、爆発してしまう前に以下の心構えを意識してみてください。

 

1.ママ一人で背負わない、背負わせない!

赤ちゃんが泣きだすと、どうしてもママが率先して頑張ってしまうことがほとんどではないでしょうか?夜泣きの時期をママ一人で乗り越えることは大変なことで、パパや家族の協力が不可欠です。パパが翌日お休みの夜は一晩赤ちゃんに付き添ったり、夜中に協力できないのであれば昼間にママがゆっくりできるような時間を作るなど、各ご家庭のさまざまな事情に合った環境を整えられるといいですね!

 

2.赤ちゃんは泣くもの

赤ちゃんが泣き出すと、すぐにあやしたり世話を焼いてどうにか泣き止ませようとするのは普通のことです。それは、赤ちゃんのことを気にかけるママ自身が持つ母性のひとつですが、現代社会においては「ママと赤ちゃんが取り囲む周囲の環境」が強い要因となっていることも。外出先や公共機関では周りに迷惑をかけないよう、どんな手を使ってでも泣き止ませようとするママもたくさん見かけます。夜泣きにおいては、ご近所に迷惑がかからないよう気を使いすぎてどっと気疲れしてしまうことも。そんなときは「赤ちゃんは泣くもの」とママ自身がどっしりと構えましょう。事前にご近所さんや住まいの隣、上下階の方にあいさつをして理解を得ることがポイントとなります。

 

夜泣きした後は昼まで寝かせた方がいい?

たくさん夜泣きをした後は、赤ちゃんもママも疲れてぐっすり深い眠りに落ちるかと思います。ママも疲れているし、赤ちゃんの寝不足も心配だし昼近くまでたっぷり寝かせた方がいいのでは?という意見もネット上で見かけます。しかし、乳児期の赤ちゃんは日中昼寝をするので、寝不足になることはありません。連日の夜泣きで疲れているママには辛いですが、赤ちゃんの体内時計のサイクルを正常に保つため、朝は決まった時間にカーテンを開け、太陽の光を寝室に取り入れましょう。この先の生活リズムは、乳幼児期の早寝早起きの習慣が基礎となります。

 

まとめ

夜泣きは永遠に続くことではありません。病気ではなく、とても自然なことなので心配はいりませんが乗り越えるにはパパや家族の協力、さらにママ自身が周囲を気にしすぎないことがポイントです。いろいろな方法を試してみて、赤ちゃんに合った対策法を見つけましょう!

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ナノマム編集部

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