胎教について知りたい!

この記事は2019年11月13日に更新されたもので、内容が古い可能性がありますのでご注意ください。

おなかの中にいる赤ちゃんのために胎教を、とよく耳にするけれど、具体的に何をやったらよいのか、いつから始めたらよいのか分からない・・・というママもたくさんいるかと思います。そもそも胎教について、本来の意味を知らないママも意外と多いそう!そこで、胎教について詳しくまとめてみました。今すぐにでも始められるものばかりなので、ぜひ参考にしてくださいね!

 

目次

胎教の本来の目的とは?

今日から胎教を始めよう!と思ったママさんたちがまず思いつくのは、クラシックやオルゴール調の音楽を聴いたり、絵本を読み聞かせたり・・・ということではないでしょうか。その他に胎教として挙げられることは?と聞かれると、うーんと考え込んでしまうことも。実は、胎教の本来の目的は、おなかの中の赤ちゃんに何か教育したり、感性を育てることではなく、「妊娠期間中を心穏やかに過ごすため」の方法なのです。おなかの中の赤ちゃんは、母体であるママの体調や精神状態から影響を受けやすいといわれています。妊娠期間中はなるべくママ自身がストレスを抱え込まないで、心穏やかに過ごすことによって胎内環境もよくなると考えられています。

 

胎教は、家族のコミュニケーションのひとつ

上述にもあったように、ママ自身が心穏やかに過ごすために胎教をすることが基本ですが、ママだけではなく周りの家族もぜひ胎教に参加してください。赤ちゃんを囲んだ「家族のコミュニケーション」を取ることにより、母子だけではなく家族の絆や信頼関係も深まるとされています。一説では、よりよい胎内環境で育った赤ちゃんは夜泣きの頻度が少なかったり、表情や感性が豊かに育つ傾向があるそう。ママはもちろん、家族ぐるみで胎教をおすすめする理由がここにあります。

 

胎教を始めるタイミングは?

ママの健康で穏やかな心身づくりが胎教の基本とありますので、妊娠が分かったらいつでも始めてOK!手始めに、ママがなるべく心地よく生活できるように好きな音楽を聴いたりするところから始めてみましょう。おなかの膨らみも目立たず、胎動も感じない妊娠初期のころは、赤ちゃんを意識して「おはよう」「おやすみ」などの声かけをしてみるのもいいかもしれませんね!絵本を読んだり、歌を歌ってあげたりする具体的な胎教は、妊娠4~5か月ごろの胎動を感じ始めてから始めてみるのがおすすめです。妊娠5ヶ月ほどからは、赤ちゃんの脳や五感が勢いよく発達するころなので、ママは意識的にストレスをためこまない生活を送るようにしましょう!

 

おすすめの胎教プログラム

胎教によいとされていることは、音楽を聴いたり絵本の読み聞かせが挙げられますが、「ママが心穏やかになり、赤ちゃんを迎える準備がイメージできる」ことならなんでも胎教になります。

 

ママが好きな音楽を聴く

胎教の定番、クラシックなど伝統的で壮大な音楽を聴いたほうが、赤ちゃんの感性によい影響を与えるのでは?と思われますが、実はママが好きな音楽を聴くほうが十分胎教に効果あり。ママの気分がよくなることによってストレスから開放され、知らず知らずのうちにかかっている子宮への負担も軽減する役割も。でも、あまりに激しい音楽を大音量で聴いて、ママも思わず飛んだり跳ねたりしちゃうのは、思わぬ事故に繋がりかねないのでNG!ママ自身も赤ちゃんが聴いても心地よくなるだろうな、と想像しながら曲選びをしてみてください。

 

名前で呼びかける

おなかの中の赤ちゃんの名前が決まっていなくても、なにか愛称をつけておなかに呼びかけることも胎教の一つです。おなかの中にいるときから急いで名前を付けなくてもよいので、なにか愛称をつけてあげることがポイントです!その愛称はママだけが認識できる名前ではなく、ぜひ家族みんなで呼べる愛称をつけてみてください。より赤ちゃんのイメージがリアルになり、ママやパパになる心の準備になったり、きょうだいがいるご家庭では家族が増える意識も高まります。

 

食事の後は軽いお散歩

おいしくて健康的な食事を摂ることは妊娠中でも大切です。朝と晩はなるべくパパや家族と食卓を囲んで会話をしながら食事をすることもポイントですね!食後は赤ちゃんの血糖値も上がるので、よく動くと言われています。ママの体調がよければ、運動不足の解消に軽いお散歩にでかけるものおすすめです。赤ちゃんはまだ風景を直接見ることはできませんが、公園や町の様子を声に出して赤ちゃんに聞かせながら散歩することもいいでしょう。

 

胎動にお返事

赤ちゃんがおなかを蹴ったり押したりする胎動を感じたら、ママは赤ちゃんにおなかをトントンとつついたり優しく叩いたりして、お返事を返してあげましょう。赤ちゃんはおなかにいるころから触覚があり、おなかの外からの刺激も感知するといわれています。一般的には「キックゲーム」と呼ばれているそうですが、繰り返すことによって赤ちゃんが学習することもあるという説も。しかしあまりネットや雑誌の情報にとらわれすぎず、慣れるまではルールなど気にせず気軽に始めてみて下さい。まだ見ぬわが子とのよいコミュニケーションのひとつとなり、ママも愛情にあふれ、リラックスした気持ちでいられることでしょう!

 

パパや家族におなかをなでてもらう

おなかの中にいる赤ちゃんにできる愛情表現の一つとして、なでてあげることが挙げられます。赤ちゃんの触覚も妊娠後期に入るとかなり発達してきているので、パパやきょうだいの手のひらの暖かさを感じることができるかもしれません。さらに、愛情ホルモンと呼ばれる「オキシトシン」が分泌され、赤ちゃんだけではなくママと家族の絆も深まるメリットも!

 

絵本の読み聞かせや、話しかけ

絵本の読み聞かせをする場合は、ママが心穏やかになる題材を選ぶことがポイントです。また、ママ自身が小さいころに読んだことのある絵本でもいいですし、赤ちゃんが生まれてから読んであげたい絵本を準備してもいいでしょう。しかし中には、「誰もいない部屋で、おなかの中の赤ちゃんに向かって絵本の読み聞かせってなんだか気恥ずかしい・・・」と思うママもいると思います。そんなときは無理せずに、読み聞かせの代わりにおなかの中の赤ちゃんへ一日何度か話しかけてみるといいかもしれません。「今日は○○ちゃんのおじいちゃんとおばあちゃんが会いに来てくれるよ。楽しみだね。」、「今日はパパの帰りが遅いんだって。寂しいなあ。」など、ママの気持ちを素直に声に出すことで、ママ自身の気分も落ち着く効果も。

 

まとめ

ママが心身ともに健康で、なるべくストレスを感じないことによって胎内環境がよくなり、結果としてすべてが胎教となります。ママだけではなく、パパや赤ちゃんのきょうだいといった家族ぐるみでおなかの中の赤ちゃんとのコミュニケーションを取り、赤ちゃんの誕生を待ちたいですね!

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ナノマム編集部

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