ママが育児で孤独を感じないためのアイデア集

この記事は2019年6月5日に更新されたもので、内容が古い可能性がありますのでご注意ください。

初めての赤ちゃんのお世話に戸惑ったり、里帰り出産先の実家から自宅に戻ったあと急に寂しくなったり……。赤ちゃんとママ、二人きりで過ごす時間のある新しい生活に孤独を感じている方はたくさんいます。パパも仕事が忙しく、実家や義実家からも距離があるとますます不安ですね。今回はそんなママたちに向け、孤独な育児にならないためにママ友の探し方や、地域の育児サポートを受けられる場所を見つけるアイデアをご紹介したいと思います!

 

目次

ママが孤独を感じる原因とは?

ママが育児をしていて孤独だと感じる理由はさまざまです。最近よく耳にする「ワンオペ育児」もその原因だと言われています。孤独を少しでも解消するために、まずはご自身の原因を探ってみることがポイントとなります。

原因1 気軽に相談できる人がいない

嫁ぎ先や夫の転勤などの理由で身近にママ自身の友人や知り合いがおらず、なかなか心を許して相談できる相手がいない場合が挙げられます。また、両親や義両親と同居していても、両親世代流の子育ての仕方などを押し付けられたりして孤独を感じることもあります。

原因2 夫が育児や家事にあまり参加しない

夫の激務などが原因で育児を始め家事に協力できない場合、どうしてもママが担う形になり、いわゆる「ワンオペ育児」と呼ばれる状態になります。不規則な生活に加え家事も出産前と同じように負担することになるのでストレスが溜まりやすいです。また、忙しい夫に家事や育児を頼むのは申し訳ないと思い、頑張りすぎてしまうママも。

原因3 自分の自由な時間が確保できない

24時間赤ちゃんや子どもの世話に追われていたり、少しの間預かってもらったりする人も近くにいないと、少しのことでも我慢しなければいけなかったり、諦めなくてはいけなかったりの繰り返しです。その積み重ねがストレスとなり、「誰も分かってくれない」と孤独感をいっそう募らせる原因となることもあります。

原因4 まとまった睡眠や休息が取れていない

生まれて間もない赤ちゃんがいる家庭はもちろん、小学生と乳児がきょうだいなど、生活スタイルの全く違う子どもたちと過ごすことによってママのまとまった休息時間や睡眠時間が取りづらくなります。疲れていると外出の気力もなくなり、毎日同じ事の繰り返しばかりに目が行き孤独を感じてしまうことも。

原因5 産前と現在のギャップが大きい

初めての赤ちゃんのお世話をしている中で、「こんなはずではなかった」と誰しもが一度は思ったことがあると思います。予想外のことばかりで夫や周りの家族につらく当たってしまうこともしばしば。苦しみをそばで分かち合う人が居らず、一人で悩んでいるママも多いのではないでしょうか。

 

孤独な育児にならないためにママができること

前述の通り、ママが感じる孤独の原因は一つだけではなく複雑に絡み合っています。
一つひとつに向き合い、解消の糸口となるアイデアをまとめてみました。

アイデア1 地元の子育てサークルに参加してみる

アプリやウェブサイト上で情報を集めることが普通になってきている現代ですが、お住まいの場所が地方や少子化が進んでいる地域である場合、小規模で行っている支援やサークルをウェブ上から見つけることは、情報量自体が少なく難しいこともあります。地元に根付いたサポートを受けたり、同じ地区に住んでいるママ友を見つけたりするには、市や自治体から配布される広報に目を通してみるのがポイントです! 育児相談も受け付けている児童館で定期的に親子遊びが行われていたり、赤ちゃん連れOKなママ向けハンドメイドサークルの情報が載っていたりと、意外にもママ向けの情報がたくさん載っているので要チェックです!

アイデア2 公園デビューしてみる

すぐにでも始められるアイデアとして、よく耳にする公園デビューをおすすめします。ポイントは、公園に訪れる時間帯を工夫することです。平日は15時すぎくらいになると幼稚園や小学校帰りの子どもたちでいっぱいになることが多いので、赤ちゃんを連れ出しやすい午前中にお出かけしてみましょう! 同じ月齢の赤ちゃん連れの親子を見つけたら、声をかけられるのを待つのではなく、自分から挨拶をしてみるなど積極的な行動がママ友作りの基本です。

 

アイデア3 SNSでママ友を見つける

サークルの参加や公園デビューはまだちょっと勇気がいるな……というママにとって強い味方がSNSです。インスタグラムなどのSNSでできるハッシュタグ検索で、赤ちゃん同士の誕生日や月齢が同じママを探してみてフォローしてみましょう。気になった投稿にコメントを残すなどして、徐々に交流を深めていけるところが魅力ですね。地元のママ友は公園の名前などで検索してみると見つかる場合もあります! 筆者の体験談ですが、夫の都合で娘が生後3か月の時に海外へ移住した経験があり、移住先で日本人ママを見つけるためにインスタグラムを活用しました。4年が経ち帰国しましたが、そのとき知り合ったママ友たちは現在に至るまでよき関係が続いています。

アイデア4 家事の手抜き

孤独を感じる原因として、前述の通りさまざまな理由が挙げられますが、中でもワンオペ育児の苦しみで共通するのが、知らないうちに「あれもこれも私が全てやらなければいけない」という考えにとらわれていること。赤ちゃんのために部屋を清潔にすることは大切ですが、洗濯や食事の支度など、普段より手抜きをしてみてください。ワンオペという現状はすぐには変えられるものではないので、その中で「手抜き」ができることを見つけて、心のゆとりを持てる時間を徐々に増やしていきましょう!

アイデア5 地域や自治体の育児フォロー団体を活用してみる

自治体の広報や区市町村のホームページなどで育児に悩むママのためのフォロー制度や団体が見つかる場合もあります。育児における悩み事や相談事を聞いてくれるという機会を設けているところもたくさんあり、話すだけでスッキリする場合も!

アイデア6 家族に向けて子どもの成長を発信

家庭外でママ友や知り合いを見つけることも大切ですが、子どもや孫の成長を心の底から喜んでくれるのは家族です。遠く離れている家族には赤ちゃんの写真を送ったり、近況を報告したりするだけで喜ばれることも。その際に赤ちゃんのことだけではなくママ自身の悩みや孤独を打ち明けることで、家族は無条件で受け入れ心の支えになってくれるものです。また、忙しくて赤ちゃんや子どもの寝顔しか見れない、というパパのために、写真共有アプリなどで赤ちゃんの様子を載せていくこともおすすめします! 寝返りができた、初めて食べた離乳食など子どもの成長記録にもなり、また夫婦のコミュニケーションに一役買うことでしょう!

 

まとめ

初めての子育てで孤独を感じ、それを打ち破ることは容易ではありません。しかし、ママ自身が動き出すことによって状況は少しずつよい方向に変えることもできます。子どもの赤ちゃん時代は必ず終わりがきます。いつか微笑んで懐かしめるような時間を過ごしていきたいですね!

The following two tabs change content below.

ナノマム編集部

こんにちは!ナノマム編集部です。この記事はナノマム編集部が書きました。他にも気になる、知りたい情報などがあれば、お気軽にメッセージくださいね!お待ちしております!

最新記事 by ナノマム編集部 (全て見る)

ナノマム弁当
ライカラ電子書籍
present
健康
お金
届出