入園をスムーズにするポイント

この記事は2019年3月6日に更新されたもので、内容が古い可能性がありますのでご注意ください。

親子共に待ち遠しい入園ですが、今まで家庭という限られた環境で育ってきたわが子が、いきなり集団生活でやっていけるの? と、どのご家庭のママもパパも不安に思うでしょう。入園するまでに家庭でできるいくつかの「習慣」をつけておくと、入園後も比較的スムーズに活動できるかと思います。今回は、岐阜県の幼稚園の資料をもとに、具体的なポイントを場面ごとにご紹介しますので、参考にしてくださいね!

目次

朝の習慣

ポイント1 決まった時間に起床する

夜更かしをする習慣がついていて朝が苦手であったり、遅くまでぐっすり寝ている習慣がついている子どもを、入園当日からいきなり決まった時間に起床させるのはなかなか難しい課題です。園バスや公共機関を利用する予定であれば、毎回の遅刻はママもなおさら大変! 登園時間に間に合うように起床する習慣を早くからつけておきましょう。

ポイント2 着替えの練習

園生活が始まると、保育活動やプール、おもらしや園庭で遊んで泥だらけになってしまった・・・・・・などと、着替えの機会がたくさんあります。1~2歳の小さな子どもが一人でお着替えするのは難しいですが、3年、2年保育で入園する子は靴下を履く、ズボンの上げ下げや上着のボタンを留めるなど、簡単な練習をしておくと園生活がスムーズにいくでしょう。普段からパジャマから服へのお着替え、制服が手元にあれば実際に着てみて練習してみるなどチャレンジしたいですね!

ポイント3 起床後トイレにいく習慣をつける

起床したら排泄をする習慣をつけておくと登園の際に安心です。特に、朝に大便をする習慣がある場合は、登園までの時間に排泄できるよう起床時間なども考えておきたいですね。

 

食事

ポイント1 決まった時間に食事をする

園生活が始まると、好きなときに好きなものを食べたり飲んだりできなくなります。朝、昼、夕となるべく規則正しく食事をする習慣を身につけておきましょう。

ポイント2 好き嫌いを減らす

給食が出る園でも、手作りのお弁当の場合でも、健康的な成長のためにバランスよく食べてほしいところ。園での給食が子どもにとって過度なストレスにならないよう、普段からなるべく好き嫌いをなくしていく努力をしたいです。

ポイント3 スプーンやフォーク、茶碗の正しい持ち方の練習

スプーンやフォークを使える子は、正しい持ち方の練習を入園前にしておくと安心です。家庭での食事の際も、「給食何が出るのかな? 楽しみだね!」などと園生活を交えた会話ができると子どもの期待もふくらむことでしょう。

ポイント4 間食は時間と量を決めて

園によっておやつが出るところと出ないところがあるかと思いますが、出る場合は昼食と同じく時間が決まっています。家庭でだらだらとお菓子を食べる習慣があれば、徐々に時間と量を決めて食べるように心がけましょう。

登園、帰宅

ポイント1 毎日の持ち物を一緒に準備、確認

これは入園後からの習慣づけになりますが、お手ふきタオルや食器セットなど、毎日固定の持ち物がある場合は、できるだけママと一緒に準備するようにしましょう。特に小さな子どもは曜日や時間の感覚がはっきりと分からず、新生活ではママと離れる時間に対して不安に思うこともあります。「明日も幼稚園だから一緒に準備しようね。先生とお友達に早く会いたいね」などとコミュニケーションを取りながら、明日への意欲を共有していきましょう。

ポイント2 手をつなぐ習慣

園生活が始まると、毎朝の登園や帰宅などで外出の機会が増えます。また、園の活動でお散歩に出かけることも。道路で飛び出しや急に走り出すなど、危険なことは入園前に教えておくことがポイントです。外ではママや先生、お友達と手をつなぐことを言い聞かせ、習慣としましょう。

 

清潔

ポイント1 トイレトレーニングはゆったりと

多くのママが入園前に不安を感じるのはトイレトレーニングではないでしょうか。自宅ではおむつはずれが完了しているのに、外では怖がってトイレに行けないなど、さまざまな悩みがあるでしょう。ママが一人で焦ってしまったり、失敗したときに叱ってしまうなど、子どもにとってマイナスになるのでゆったりした気持ちでトレーニングすることをおすすめします。筆者の娘が通う園では、入園式にクラスの約4分の1の子がトイレトレーニング中で、おむつをつけていました。「万が一入園に間に合わなくても、お友達がトイレに行っているのを見てそのうち取れる」とおおらかな気持ちで日々取り組みましょう。

ポイント2 手洗いの習慣

園では集団感染などを防ぐため、こまめな手洗いやうがいを徹底しているところがほとんどです。食事の前やトイレの後、帰宅後など、家庭で手洗いの習慣をつけておくと園で戸惑いなく生活できるでしょう。

 

就寝

ポイント1 寝る直前に飲食をしない

寝る直前に飲食をすると内臓に負担がかかってしまったり、翌日の朝食が食べられなかったりして子どもの体調にマイナスです。夕食後の飲食はなるべく避ける習慣をつけましょう。

ポイント2 夜更かしをしない

夜更かしをする習慣がついてしまっていると、当然ですが朝起き辛くなってしまいます。園生活が始まったら毎朝決まった時間に起こすのに大変であったり、登園を嫌がったりなどする場合が考えられるので、入園前から早寝早起きの習慣をつけておきましょう。

 

ママがやっておきたいこと

園生活のイメージを伝える

言葉が理解できる子には、保育園や幼稚園での活動イメージが伝わる絵本を読み聞かせたり、一緒にDVDを鑑賞したりするのもおすすめです。その際のコツとして、「先生やお友達がいて楽しそうだね」、「お歌を歌ったり、絵を描いたりするんだね」など声かけをして、具体的なイメージを子どもに伝えていきましょう。

病児保育施設などの登録

働くママが多い中、保育園や幼稚園に預けるとどうしても病気になりがちで仕事を休むことも増えるでしょう。どうしても仕事が休めないなどの事情で子どもを預けなければいけないときのために、入園前から病児保育施設などをあらかじめ調べ、登録しておくと安心です。各施設によって毎日の定員が決まっているので、定員オーバーを予想して2~3件調べておきましょう。

まとめ

入園後はこれまでの生活が一変し、最初は子どもも親も慣れていくことに大変ですが、スムーズに入園し、園生活を満喫するために入園前に家庭での基本的な生活習慣の見直しが大切ですね。

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ナノマム編集部

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