赤ちゃんのストロー飲みはいつから?

この記事は2020年9月23日に更新されたもので、内容が古い可能性がありますのでご注意ください。

赤ちゃんの離乳食が始まると、同時にどうやって飲み物を与えたらいいのか気になりませんか?すでにコップで飲むことができる赤ちゃんでも、ストローの練習はいつ始めたらいいのかな?メリットは?など、知りたいことがたくさんありますね。

今回は、ストロー飲みが上達するようになるトレーニング法をご紹介します!

 

目次

ストローで飲めるとこんなに便利!

普段、私たちが何気なく使っているストローですが、赤ちゃんがストローで水やお茶などの飲み物を飲めるようになると、こんなにも便利!という発見がいくつかあることをご存知でしょうか?

 

体調不良時の水分補給に便利!

赤ちゃんは、生後半年を過ぎたころからママからもらった免疫がだんだんと減り始め、高熱を出したり、下痢やミルクを吐いてしまうなど体調不良になることも。そのようなとき、ミルク以外での水分補給として麦茶などを飲ませるときに、ストローを使えるようになっているとすばやく補給することができるので、とても便利で安心です。

 

ミルク以外の水分補給は、むし歯予防にもつながる

離乳食が始まると心配なのは赤ちゃんのむし歯。毎食後の歯磨きは、赤ちゃんが嫌がったり、ママも手一杯でなかなか毎回歯磨きまで手が回らないのが現状ではないでしょうか?離乳食後の水や麦茶の水分補給は、口の中の食べ残しを洗い流してむし歯予防にもつながります。ストローで飲めるようになるとスムーズに水分補給ができ、歯磨きする時間がない!という場合でもひとまずむし歯予防だけは済ませることができます。

 

掃除がラク

哺乳瓶ではなくコップを使って麦茶やベビー用ドリンクを飲ませている方は、ぜひストロー飲みのトレーニングも平行してチャレンジしてほしいです!その理由は、万が一のときの掃除がとってもラクになる点にあります。赤ちゃんがコップをひっくり返してしまい、机やカーペット、ソファーにこぼしてしまって後処理が面倒…という経験はありませんか?ストロー付きの容器であれば、万が一倒れたとしてもドリンクが派手にこぼれる心配はないですし、性能のいいストローマグであれば、逆さまにしても中からこぼれることはありません。

 

外出時も安心

哺乳瓶やコップで水分補給をしているとなると、お出かけには哺乳瓶のセットや水筒、コップなどかさ張る荷物が増えて重い…。そのような時にストローで飲めるようになっていると、ストロー一本で出掛けられるのでかなりラクになります。特に、ペットボトルのキャップ部分に装着できるストロー付きキャップはとっても便利!100円ショップなどで手軽に購入できるので、ママバッグに忍ばせておきたいですね。

 

災害時に衛生面をカバー

災害時にライフラインが断絶してしまうと、赤ちゃんが使う哺乳瓶やコップが不衛生になり使用が心配です。そのような場面で赤ちゃんが事前にストローで飲めるようになっていると、液体ミルクを缶からストローを使って飲むこともできます。災害用持ち出し袋に使い捨てのストローを多めに入れておくと安心です!

 

 

いつから始める?

具体的に、赤ちゃんはいつからストローで飲み始めることができるの?と疑問に思うママもいるかもしれません。個人差が大きく、何か月からという明確な答えはありません。ストロー飲みのトレーニングを始める目安としては、離乳食が始まる6~7か月ごろから、上下の唇で食べ物をはさめるようになる9か月ごろとされています。始めは上手く飲めない赤ちゃんが多いですが、コツをつかめばすぐに慣れるので、周りと比べず焦らずにトレーニングを進めましょう!

 

ストロー飲みのトレーニング法

ストローをくわえたら、どんな赤ちゃんでもすぐコツをつかんで飲めるようになる、と言うものではありません。吸うと飲み物が出てくると分かるまでなかなか進まないのが普通で、ママやパパの手助けが必要となります。焦らずチャレンジしていきましょう!

 

ママがお手本を見せる

普段何気なくママやパパが使っているストローですが、赤ちゃんにとっては当然ですが何のための道具か分かりませんね。ストロー飲みのトレーニングの第一歩は、赤ちゃんにストローというものに慣れさせ、使い方を見せるところから始めます。コップにお茶や飲み物を入れて、ママがおいしそうにストローで飲むところを見せてあげましょう。赤ちゃんが興味を持つように、「麦茶おいしい~!」などと声をかけながら飲むのもコツの一つです!ポイントは、飲み物がストローを通って口に入っていくのが分かるように透明のストローを使います。ストローを通して飲み物が吸い上げられている様子を指差しながら見せるといいかもしれませんね。

 

紙パックの飲み物で練習

次のステップは、赤ちゃん用の紙パック入りの麦茶や飲み物を使って、ストローから出てくる感覚を体験させましょう。赤ちゃんがストローをくわえたら、ゆっくりと優しく紙パックの側面部分を押します。力強く押してしまうと大量に赤ちゃんの口の中に流れ込んでしまい大変危険なので、慎重に行います。飲み物が口の中に入ってきて、始めはびっくりしてむせたり咳き込んでしまうかもしれませんので、必ず声をかけながら行うのがポイントです。ストローを通して口に入るという感覚に赤ちゃんが慣れるまで、繰り返し行いましょう。

 

また、赤ちゃんが自分で紙パックを持ちたがる場合は力加減が分からず中身が飛び出してしまうことも。そうなる前に、紙パックの専用ケースを準備しておくと便利かもしれません。100円ショップで購入できるので、ぜひ探してみて下さい。その他、吸うと音が鳴るラッパなどのおもちゃなどを使って、空気を吸う練習を遊びながら覚えていくこともできますね。

 

ストローマグで本格的に吸う練習を

紙パックの飲み物が吸えるようになったら、更に吸う力をつけるためにストローマグで練習を始めましょう。なかには、始めて見るストローマグを嫌がる慎重派の赤ちゃんもいるかと思いますが、「お茶が入っているよ」など優しく声をかけながら慣れさせましょう。興味を持たない始めのうちは、赤ちゃん用のジュースなどを入れて楽しみながらトレーニングを進めてもいいかもしれませんね。

 

ストロー飲みトレーニングの心構え

ストローで飲めるようになるとたくさんのメリットがあり、一日も早く成功してほしい!という気持ちや、周りの赤ちゃんの成長と比べて必要以上に焦ってしまうママもいるかと思います。しかし、何に関してもそうですが、赤ちゃんの成長やできることには個人差があります。ママもゆったりとした気持ちで赤ちゃんと向き合い、成長を楽しみましょう。そして上手くできなくてもいいところを見つけ褒めてあげることで、赤ちゃんにとっても大きな自信となります。コミュニケーションを大切に、トレーニングを進めたいですね!

 

まとめ

ストローで飲めると、普段の生活から災害時の衛生面までケアできることもあり、ストロー飲みのトレーニングを早い段階から始めるママさんもたくさんいます。しかし大切なことは、赤ちゃんのペースに合わせて焦らずトレーニングすることです。リラックスして楽しみながら進められるといいですね!

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ナノマム編集部

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