子どもの感性を育てる秋の遊び方

この記事は2020年9月16日に更新されたもので、内容が古い可能性がありますのでご注意ください。

熱中症が心配な夏も終わりに近づき、いよいよお外遊びが心地よい秋がやってきます。特に秋は、最も子どもの感性を育てる遊びをするのにぴったりな季節ですね!秋でしかできない五感を十分に使った遊びを親子で楽しむために、さっそくお子さんと一緒にお出かけしましょう!

 

目次

具体的に感性とは?

「感性」と言われても、具体的な意味が分からない方が多いのではないでしょうか?感性とは、視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚の五感を通して直接的に受ける情報に反応する、心の能力のことを指します。簡単に表現すると、五感の健やかな発達が、豊かな感性につながると言えますね。では、赤ちゃんや子どもの五感はいつから発達し始めるの?と疑問に思うママもいるかと思いますが、実は赤ちゃんがママのおなかの中にいるころから五感の機能は鍛え始められると言われているので、驚きですね!

おなかの中から外の世界の音を聞いたり、指をしゃぶったり、おなかを蹴ったり…。生まれる前から赤ちゃんが体験する全てのことが脳へ伝わり、赤ちゃんの脳を育てているのです。赤ちゃんの人生をより豊かにする感性を育てるには、乳幼児期の五感を使った体験や遊びがポイントになります!

 

五感を使った遊び5選

秋におすすめの、感性を育てる遊びをご紹介します。室内、室内両方で楽しめる遊びのアイデア集です。ぜひ参考にしてください!

 

大自然レストラン

おうちからフライパンやお皿、ヨーグルトのカップなどのおままごとセットを持って、公園に出発!拾い集めたどんぐりや松ぼっくりを使った、大自然レストランのオープンです!短い木の枝と赤い落ち葉を集めて切り株の上に即席コンロを設置したり、落ち葉を粉々にしてドリンクに見立てたり…。子どもの発想を見守るのも一つですが、ママや家族のアイデアもどんどん採用して、世界に浸ってみましょう。小さな子から小学生低学年のお子さんまで夢中になって遊べる秋の定番遊びの一つですが、ママの声かけの方法によっては、感性を育てる助けになります。

 

「落ち葉の色って、どうして赤色に変身するんだろう?」、「松ぼっくりの大きさや形が違うのはなぜだろう?」など、素朴な疑問を子どもに投げかけてみて。目で見て、触って確かめて、音を聞いてにおいを嗅いでみて…。五感をフルに使うことで子どもなりの答えを導き出し、遊びに気づきを取り入れていきましょう!遊び終わったカップなどは、忘れず楽しい思い出と共に自宅に持ち帰りましょう。

 

落ち葉でカラフルマント作り

秋に公園や広場に行くと、たくさん落ち葉が落ちていて楽しい季節ですね。一つとして同じ色味がない落ち葉は、そのまま踏んで音を楽しんでもいいですし、くしゃくしゃと手のひらで丸めて粉々にして触感を楽しんだり…。遊び方は無限大ですが、綺麗な落ち葉を集めてカラフルなマントを作ってみるのはいかがでしょうか!?

 

大きめのビニール袋が一枚になるように切込みを入れ、セロハンテープや両面テープでしっかりと子どもが集めた落ち葉をたくさん貼り付けます。一面に貼り付けてもいいですし、子どもならではの視覚を使い、デザイナーになりきり張る箇所を決めながら製作するのもおもしろいですね!出来上がったらふわりと肩にかけ、オリジナル落ち葉マントの完成!遊びの延長で忍者ごっこなどもできるので、一つあれば遊びの幅が広がる優れもの。こちらも、遊び終わったら必ず家庭で処分するようにしましょう。

 

 

秋のちびっこ音楽隊 ♪

子どもにとって、自分で拾ったり集めたどんぐりや落ち葉などは、ずっと眺めていても飽きないものです。そのまま宝物にするのもいいですが、ペットボトルや空き箱を使って、オリジナルの楽器を作ってみましょう!

どんぐりをペットボトルに入れマラカスにしたり、お菓子の空き箱を木の枝で叩いてたいこにしたりなど、ママと子どものアイデアでいろんな楽器が誕生します!ポイントは、楽器を作る前にどんな音が鳴るのか想像してみる点にあります。木の枝同士をこすったら、どんな音が鳴るかな?ビニール袋に落ち葉を入れて振ると、何の音に似ているかな?など、一つひとつに意味を持たせてみてください。きょうだいやお友達でそれぞれ楽器を作って秋の音楽隊を結成するのもおもしろいですね!

 

秋の味覚ではんこ作り

風も冷たくなってきたし、お外で長い時間遊ぶのはちょっと…というママは、秋ならではの味覚を使ったはんこ作りはいかがでしょうか?柿や栗といった果物はもちろん、秋を求めて子どもと一緒にスーパーへお出かけしてみるのもいいかもしれませんね。果物だけではなくさつまいもやカブなどの野菜もはんこにピッタリ。はんこにする前に子どもに触らせたり、においを嗅がせたり、切った断面を観察したり、同じ種類の野菜でも、色が違うものを揃えたり…。五感を十分に使って感性を鍛えていきましょう。普段食べるものとして認識しているものを観察することは、五感を育てるだけではなく食育にもつながる嬉しい遊びです。

 

よ~く観察できたら、いよいよママが果物や野菜を子どもが持ちやすいように工夫して切り分け、色を付けてあげましょう!スタンプ台でもいいですが、カラフルな絵の具を代用してもOK。残った食材はサラダにしたり、おやつに出してみましょう。「この柿は、さっきはんこにした柿だよ!甘くておいしいね。」などと、味覚を使った子どもとの会話を楽しみましょう!

 

 

秋の虫を調べよう!

3歳くらいから子どもは、虫に興味を持ち始めます。夏に飼っていたカブトムシもかっこよかったけど、秋の虫ってどんな虫がいるんだろう?とママやパパがヒントを与えてみて、きっかけを作ってあげるといいかもしれませんね。図書館へ行き、図鑑で調べて実際に鳴き声を聞いてみたり、お友達が飼っているスズムシを見せてもらったり…。なぜ綺麗な音を出せるの?冬になるとどうなるの?など、子ども目線で一緒に考えてあげると会話が弾みますね!

 

 

秋に関する歌や絵本を親子で楽しむ

秋という季節を遊びを通して直接肌で感じることはもちろん重要ですが、子どもと一緒に遊ぶママやパパに新たなひらめきを与えてくれる、秋にまつわる歌や絵本も欠かせません。歌や絵本には、秋ならではの自然や動物の習性、食べ物などが登場し、子どもの興味を引いたり、想像力を膨らませます。「季節」に興味を持つきっかけともなるので、季節に合ったお気に入りの歌や絵本を親子で見つけることもポイントです!

歌であればカサカサ、パチパチなどの擬音語が入ったものが赤ちゃんや小さな子どもには分かりやすいでしょう。絵本であれば、そのまま読むのではなく「もうすぐ冬だから、動物たちはたくさんご飯を食べて冬眠用意をするんだね。」など、ママが分かりやすく説明を交えながらお話を進めましょう。

 

 

まとめ

子どもの五感を磨き、豊かな感性を育てるヒントがいっぱいの秋の遊び。外だけではなく、おうちでも長く楽しめる遊びもご紹介しましたので、ママもパパも童心に帰って一緒に新しい秋の楽しみ方を見つけてみては!?

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ナノマム編集部

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