ナノマム編集部が人気幼稚園に潜入!森の中の幼稚園 のびのびと育つ“こころ”と“からだ”

この記事は2018年7月4日に更新されたもので、内容が古い可能性がありますのでご注意ください。

目次

 

森の中でのびのびと遊ぶ子どもたち

広々とした園庭には木々が生い茂り、葉の揺れる音が爽やかな風に乗って耳に届く、森の中の幼稚園。小川が流れ、可愛い花や虫たちが顔を出してくれます。

ここは、山奥にある幼稚園ではありません。JR岐阜駅からわずか2.5km、車で8分の場所にある、ママたちに人気の「こばと幼稚園」です。岐阜中心市街地とは思えないほど、広々と大きな“森”が佇む環境。この恵まれた環境も、人気の理由のひとつです。

木々の中に遊具や砂場があり、思い切り鬼ごっこができそうな広い園庭。ここが第1園庭です。そこから木のトンネルをくぐると、小川が流れるビオトープへ抜けることができます。そしてその奥には、サッカーやドッヂボールなどができる、広々とした第2園庭が広がっています。

園を見守るケヤキの大木

こばと幼稚園の園庭「こばとの森」のシンボルは、樹齢100年以上のケヤキの大木。どっしりと、子どもたちの成長を見守っています。

海外製の有名遊具

デンマークの遊具メーカー「コンパン社」の遊具を導入。子どもたちも遊具で遊ぶのが大好き!

川が流れるビオトープ

数十種類の木々が生い茂るビオトープには、メダカがたくさん泳ぐ小さな川が流れています。子どもたちが自然に触れ、感性を育む場所です。

第2園庭「なかよし広場」

園児たちがサッカーやドッヂボールなど自由に楽しむことができる、広い第2園庭もあります。それぞれの園庭で、様々な遊びが楽しめます。

 

いつも自然の隣で、遊びながら学ぶ

桜が咲き誇る春に入園・進級を迎えた子どもたちは、新緑に包まれた園庭で汗を流しながら元気いっぱいに遊びます。木々が色づく秋になると、葉っぱのじゅうたんに飛び込んで葉っぱ遊びをしたり、どんぐり拾いに夢中になったり…。冬の北風にも負けず「外でもっともっと遊びたい!」と、寒い中でも元気いっぱいに走り回って遊んでいます。春夏秋冬、いつもこの大自然と隣り合わせだからこそ、育まれる感性や、学ぶことがたくさんあるのでしょう。

幼児期は、人間形成の基礎をつくる大切な時期。こばと幼稚園は、自然の中での遊びを通して、心豊かに、心優しく育つための環境が整っています。

図鑑を手に森を探索

「あの花はなに?」「この虫見たことないね」と1人1冊ずつ持っている図鑑を手に、森の中を探索する子どもたち。探究心を掻き立てます。

いろいろな虫を発見!

子どもたちが大好きな虫。虫さんたちも、自然豊かな「こばとの森」が大好き!つかまえたり、そっと観察をしたりと、自由に楽しんでいます。

木の実や果物を観察

ビオトープには、みかん、キウイ、ベリーやイチヂク、柿、梅など、様々な果樹が植えてあります。果物の成長について学ぶことができます。

水の大切さを体感

汲み上げ式の井戸や水琴窟など、昔の人の智恵が光る道具に触れられる環境。蛇口をひねるだけではわからない、水の大切さを体感します。

どんぐりの木だけでも10種類以上!

園庭やビオトープには、様々な種類の木が植えてあります。子どもたちの一番人気は「どんぐり」。秋になるとどんぐりの争奪戦が繰り広げられます。丸いもの、細長いもの、大きいもの…と、なんとどんぐりだけでも10種類以上の木があるというから驚き。子どもたちの探究心を掻き立てる“しかけ”が、森のあちこちに隠れています。

 

木のぬくもりあふれる、明るい園舎

昭和29年に本堂の一室を保育室にしたのが、こばと幼稚園のはじまり。創立65年を迎える、歴史ある園です。こばと幼稚園は仏教園として、仏教を中心としたバランスの教育で、感謝の心や命の大切さを育んでいます。豊かな環境の中で、先生たちが一人ひとりと向き合いながら「思いやりの心」を大切に育てています。

木のぬくもりあふれる教室は、とても広くて明るい空間。1階は、教室の大きな窓からそのままフラットに廊下へ、そして園庭へとつながっていく、開放感あふれる設計です。

全面ガラスの明るい教室

教室で活動をしているときでも、大きな窓から園庭の自然やケヤキの大木が目に入る環境。外からの光が燦々と差し込む、明るい教室です。

裸足が気持ち良い木製デッキ

素足で歩きたくなる、広々とした木製デッキ。靴を履いたらすぐに園庭に出ることができるので、子どもたちは外遊びが大好きです。

午前中は、約1時間の外あそび(自由遊び)のあと、各教室に戻ります。朝のお参りをしたあとに、先生から「朝のおはなし」を聞きます。
こばと幼稚園が教育の中で特に大切にしているのが「聞く力」。行動を起こしたり、自分の思いを話したりするためには、きちんと聞くこと、聞いて理解することが大切です。毎日の習慣の中で、子どもたちの「聞く力」を楽しみながら学んでいます。

こばとの給食は「こばとキッズキッチン」で

給食は、園併設の給食室で、栄養バランスを考えた給食を作っています。国産の食材を中心に、季節の食材をふんだんに使用。旬を感じられるようなメニュー構成を心がけているそうです。
丁寧に取った出汁の味がベースの優しい味わいの給食は、子どもたちにも大人気です!

栄養士の先生からひとこと

味の主張の強い野菜は、切り方や味付けに一工夫。無理なくおいしく食べられるようにと調理員さんが心をこめて作ってくれています。
子どもたちは「いただきます!」と元気に手を合わせて、ペロリと完食してしまいますよ。

 

たくさんの笑顔溢れるこばと幼稚園

広々とした園庭で走り回る子どもたち。花や木に水をあげたり、虫に興味を示したり、どんぐりを拾ってコレクションしたり…。自然の中だからこそ体験できることが、こばと幼稚園にはたくさんありました。
四季の移り変わりを肌で感じながら、穏やかな心でのびのびと過ごせるからこそ、人の話を聞いたり、お友達への思いやりの心を持ったりと、子どもたちはぐんぐんといろいろなことを学び、吸収していけるのでしょう。
子どもたちの笑顔を見ていると、心豊かに過ごせる環境がとても大切だということがわかりました。

また、今回は紹介しきれませんでしたが、こばと幼稚園には8500冊を超える大きな絵本館があったり、英語や音楽、体育などの教育にも力を入れていたり、大規模なイベントがあったり…と、まだまだ魅力がたくさん。それは次回、詳しくご紹介します。お楽しみに!

「遠くてもここに通いたい!」と遠方から通う子も多いというこばと幼稚園。次回は、こばと幼稚園の人気の秘密と、ママたちが「ここに決めた!」という、その“決め手”に迫ります!

園の見学は予約制になります。お気軽にご連絡ください。

こばと幼稚園

住所 〒500-8317 岐阜県岐阜市島田西町85
電話 058-251-0011
園長名 加納 顕
HP http://www.kano.ednet.jp/kobato1/

 

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ナノマム編集部

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