英語に親しむ環境づくり ~お家でできること~

この記事は2018年6月1日に更新されたもので、内容が古い可能性がありますのでご注意ください。

小学校教育の場でも、幼児教育の場でも、英語教育が盛んになっています。英語の重要性を物語っていますね。英語はこれからますます必要とされる言語です。英語を身近なものと感じ、無理なく親しんでいく環境をつくっていけるといいですね。お家でもできる英語環境についてご紹介します。

目次

英語がある生活

テクノロジーの発達によって、いろいろな文化に触れることができる時代です。インターネットを使って世界中の情報を一瞬にして得ることができますよね。動画サイトを使えば、いろいろな言語を耳にすることができます。テレビでも外国の番組を観ることができるし、日本の番組でも音声切り替えを使えば英語で聞くこともできますよね。
こんな風に、普通の生活の中にも英語に触れる機会はたくさんあります。子どもが英語を特別なものとしてとらえず、ごく普通に身近なものとして感じることができれば、「英語の勉強」として構えて臨むことは必要ではなくなります。
普段からできることとして、英語が聞こえてくる生活を心がけてみませんか?「聞きとる」ことを必死にがんばる必要はありません。決して特別で難しい言葉ではないことが伝われば、親しみがわいて、少しずつ理解できるようになるはずです。

楽しんで遊ぶことが大切

0~1歳はインプットの時期

まだ言葉を話さない0~1歳の子どもは、周りにいる人の声を聞き、たくさんのことをインプットしています。この時期は、「聞く」環境を整えてあげましょう。
ママやパパの語りかけは、赤ちゃんを落ち着かせることができます。人の温かみを感じることができますね。近くにいてくれることを感じ、安心感も得られます。日本語ではもちろん、時には英語で、赤ちゃんに優しく語りかけてみてはいかがでしょう?
英語はちょっと……と苦手意識を持っている人もいますよね。おそらくたくさんいます。決して「逃げ」の姿勢に入ることはありません。我が子と一緒に英語を始めればいいのです。
英語で話しかけるのは無理というママやパパは、身近にあるものを使って英語環境を整えてみてもいいでしょう。テレビの子ども向け英語番組や、YouTubeを活用する方法もあります。CDやDVDも、お手頃な価格で販売されています。
少し本格的に始めたい、でも、幼児英会話教室に通つもりは今のところないなぁというお家は、幼児英語教材を使って自宅に英語環境をつくることもできます。
0歳児は特に、成長・発達上の理由から、テレビやDVDなどを視聴することがあまり勧められていないので、流れてくる音だけを耳に入るようにするといいかもしれません。子ども向けの番組に限らず、「英語」の放送をバックグラウンドとして流すだけでも、耳からはいる「英語環境」です。耳から英語に慣れることを意識してみましょう。

2~3歳は歌や手遊びを楽しもう♪

動きを見て、まねをすることができるようになる2~3歳児は、歌やダンスを楽しむようになります。足腰がしっかりとしてきて、走ったり跳んだりと自分の体をコントロールできるようになるので、動くことが楽しい時期のようです。
言葉がぐんと増えて会話を楽しむことができるようにもなります。この時期の、聞いて覚える能力はすばらしいですよね。歌を聞いていつの間にか覚えてしまい、アニメソングを熱唱することなどもできるのです。
活発で楽しいことが大好きな2~3歳の子どもには、英語で歌や手遊びを楽しむことをオススメします。子ども向け英語番組でも、英語の歌がたくさん流れてきますよね。歌は親しみやすい優れた「教材」でもあります。

子どもにオススメ英語の歌

ABC song

英語ソング定番の、ABC song。「A B C D E F G・・・・・・♪」とアルファベットが順に続いていくこの歌は、子どもから大人までたくさんの人に親しまれていますね。アルファベットの順番が分からないとき、思わず口ずさんで確認したりはしませんか?覚えやすいメロディで、子どもはあっという間に覚えてしまいます。最後の部分の英語の歌詞も、それなりに聞き取って、それなりの真似をするようになるでしょう。

Low Low Low Your boat

とっても短い歌詞なのですぐにでも覚えられますね。ボートをこぐジェスチャーをしながら歌うとさらに楽しいです。子どもは「動き付き」の歌が大好きです。

Head Shoulders Knees and Toes

英語を勉強する小学生や中学生も楽しむ定番ソングの一つです。2~3歳児は、とにかく真似をしてやってみようとします。ゲーム感覚で楽しむことができます。英語に親しむには、「楽しむこと」がとても大切です。

If You Are Happy and Know It

「しあわせなら手をたたこう」の英語版です。知っている歌ならより親しみがわきますね。まねること、動くことの楽しみと同時に、英語に親しむことができるのが、この英語ソングの特徴です。

4~5歳は絵本やゲームがオススメ!

4~5歳になると、日本語にも他の言語の存在があることが分かるようになります。色や数字、動物の種類などを英語で言うことができる子どももいます。
幼稚園や保育園で、他の文化に親しむ機会が出てくるこの時期にはぜひ、英語を体験する機会をたくさんつくってあげたいですね。
英語で絵本の読み聞かせするのもよいでしょう。簡単な内容のもの、イラストをみてイメージしやすいもの、日本語版があるものなどは、抵抗なく子どもに受け入れられます。
読み聞かせる以外にも、子どもが絵本を手に取ることで英語に親しむことができます。絵を見て楽しむ他に、英語を実際に目にすることでも、身近なものとして感じるよい機会になるでしょう。

オススメの英語絵本

・The Hungry Caterpillar  Eric Carle(著)
・I spy  Jean Marzollo (著),‎ Walter Wick (イラスト)
・Dear Zoo  Rod Campbell (著, イラスト)

アルファベット表

ナノマムのダウンロードコンテンツに、新しく「アルファベット表」が登場しました!
これをプリントアウトしてトイレの壁やドアに貼ったり、ABCsongを聞きながら指差してみたり、ぜひお子さまの英語に親しむ環境づくりに活用してみてくださいね!


まとめ

生活の中に英語を含むようなほんの少しの工夫をすることで、自然と英語に親しめるようになります。脳がとても柔軟な子どもたちは、さまざまなことを吸収する素晴らしい能力を持っています。好奇心や挑戦しようとする姿勢も後押ししてくれるでしょう。
まずは英語に親しむことから始めましょう。英語がある環境づくりをつくってみてはいかがですか?

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