ママのための抱っこ紐の選び方

この記事は2018年4月13日に更新されたもので、内容が古い可能性がありますのでご注意ください。

こんにちは。
ついつい、前抱き抱っこ紐のママやママの姿勢を観察してしまう看護師の林 沙由理です。
岐阜市を中心に産後指導士として産後ケアを届けています。

目次

みなさんが抱っこ紐やおんぶ紐をを選ぶ基準ってなんですか?

オシャレ~とか、みんな使っているからとか、人に勧められて便利だと思い選んでいませんか?
いざ、抱っこやおんぶをする時正しい使い方がわからず使いこなせていないママが多いようです。

そもそも抱っこ紐もおんぶ紐も使う目的が違います。
抱っこ紐とおんぶ紐の種類はベビーウェアリング(babywearing)・ベビーキャリ(babycarrier)と呼んで区別することができます。

ベビーウェアリング(babywearing)とは

スリングや日本の伝統的なおんぶひものような赤ちゃんと密着して、赤ちゃんを身にまとって抱っこやおんぶすることをいいます。

ベビーキャリー(babycarrier)とは

赤ちゃんを連れて歩くといっても運ぶことを目的としていて、リュック式の抱っこ紐やおんぶひも、ベビーカーをいいます。

抱っこ紐やおんぶ紐の選び方のポイントは?

『ママと赤ちゃんが心地よく抱っこやおんぶができること』『ママの身体へ負担の少ない製品を選ぶこと』です。抱っこ紐を選ぶ前に赤ちゃんの体つきや特徴を正しく理解するのは当然ですが今回は以外と見落とされがちなママへフォーカスします。

ママの体型に合わない抱っこ紐の場合、肩や腰に紐が食い込んで苦痛になる製品もあります。長時間抱っこしていると体への負担がきつくなりママの姿勢そのものが崩れ、猫背や反り腰となり体の不調や気分の変調を引き起こす恐れがあります。少しでも負担が和らぐよう欧米人向けの海外モデルより日本人の体型に合った製品がオススメの場合もあります。本来なら赤ちゃんの成長や時期、用途にあった製品を選ぶ方が使い勝手もよくなります。それぞれの製品の選択に優劣をつけることはできません。
抱っこ紐やおんぶ紐は子育てママの必需品だからこそママと赤ちゃんにとって心地よくいられるような抱っこ紐やおんぶ紐を選びたいですね。

次回は『間違った抱っこ紐のつけ方がママの身体や心へ負担になっていること』についてお話ししますね。

(講師紹介)
林 沙由理 宮崎県出身 看護師 2男1女のママ(4人目は流産も経験)
独身の頃に世界一周30カ国を旅する。
帰国後は独立行政法人名古屋医療センター・岐阜市民病院へ勤務。自身の出産育児、看護師としての経験から出産後ママへのケアが抜け落ちていることを感じ産後ケアインストラクターとなる。
子育て支援センターやNPO主催のママ向けセミナーでの講師。雑誌、新聞、ラジオ、ハピママ等各種イベントへ出演。
2017年~岐阜県理学療法士会岐阜支部とミナモダンスをバランスボールバージョンを共同考案。
若年層へのロコモ啓発、調査研究にも尽力している。
また産後ママに限らず子供から高齢者に至る幅広い世代に体力メンテナンスする必要性を指導している。

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林沙由理

看護師 3児のママ。 自身の出産育児・看護師の経験から産後ママへのケアが抜け落ちていると感じ、 一般社団法人体力メンテナンス協会 認定 産後指導士・体力指導士・ 産後ケアインストラクター バランスボールインストラクター資格を取得。 ママ向けの産前・産後教室、産後バランスボールを開催。 また子どもから高齢者に至る幅広い世代へ予防・体力メンテナンスの講座の開催、 各種イベントにも出演しています。

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